11月6日、鹿児島国際大学介護福祉コース1年への「社会福祉概論」第7講を行いました。
あらかじめアップした今日のプログラム案です。
第7講プログラム案
講義の流れを白板に書きました。最初にこれで説明します。
【スピーチ】
毎回1分間でスピーチしています。
今日のお題は、「自分が好きな言葉」です。「私の信条」とか「私の生きる態度」とかなど言い換えていいと言いました。
・頑張る、勇猛邁進、ベストをすくす という系統
・一期一会、いまを大事に、未来は今の連続
・なし、自由、面白く生きよう など軽く受け流すスタンスのもの
などが印象に残った。
講義開始時に比較すれば、自分の考えをマイクを使って友人の前で話すということに慣れてきた。
私は、最初に、最近読んだガンジーの言葉から、「人生がメッセージだ」というのを紹介した。ことばではなく、生きざまそのものと言う意味に受けとめています。
このテーマを(facebookで)提案した牟田京子さんは、「私の好きなことばは人生の各段階で違うのではないか?」といわれたが、18歳とか19歳の段階で、こんな生き方を目指していたのだなと、後で振り返って欲しいです。
だんだん種切れになってきましたが、こうして16名のクラスメートが、お互いの理解を深めて欲しいです。
【過去問】
社会福祉士国家試験が難しいと言われる。それは、どのように難しく、その問題を学ぶ意味はどこにあるのか?どのように学んでいけばいいのか?
このことを知るには、過去に出題された問題を丹念にフォローするよりないです。
今日は、「国際比較」というテーマで、第25回(2013年1月)の問題27にとりくみました。
進め方は、
1 私から、この問題の意義を話す。「社会福祉の国際比較」「社会福祉の分野での国際化とか国際協力」が、今回のテーマです。
私が自分で言うのも変ですが、(若いころドイツに3年住んだことなどから)この分野は比較的なじみがあるのですが、この問題27を見ると、ただちに解けるものは少ないです。
だから、多くの受験者は苦戦したと思う。4年間の総決算で、このレベルが解けることを目標にしよう・・と、話しました。
2 選択肢をマイクを使って音読してもらう。他の人は、その内容を聞く。文章も難しいので、国語の勉強でもある。
3 16人のメンバーなので、3名~4名の5チームを形成して、各選択肢の○か×か を決めて、報告してもらう。所要時間を10分とします。
4 学生各人の机上にはパソコンがあるので、検索エンジンを活用して調べています。中には、ずばり解答を解説したサイトもある。
10分間では少し足りないが、実践では1問に1分あまりということを考え、10分で打ち切る。この間、私は、各チームを回って様子を聞き、コメントを加える。
内容にはあまり入らずに、「昨日の誕生日おめでとう」などといってまわります。
5 各チームからそれぞれの調べて話し合った内容を報告する。
ずばり説明できたチームもあれば、「なんとなく」×では・・というチームもあります。
今回は、韓国、アメリカ、イギリスの社会保障・社会福祉
国際機関ILOの「ディーセントとワーク」、EPAによるアジアの国の人の介護福祉士受験
がテーマで、内容も、ひっかけというか単純ではない。
1年の段階から難しい問題に立ち向かいながら、4年間他の科目を学ぶ時にも、この授業で身につけた学習方法で臨んでほしいです。
【介護ブログを読む】
教室で読む適当なブログが少ないのですが、鹿児島の介護現場で発信している大平怜也氏の最近の記事(11月2日付)が印象に残っていたので、これを読み、短い感想を書いてもらった。
大平怜也 2013.11.02
教室風景から。
あらかじめアップした今日のプログラム案です。
第7講プログラム案
講義の流れを白板に書きました。最初にこれで説明します。
【スピーチ】
毎回1分間でスピーチしています。
今日のお題は、「自分が好きな言葉」です。「私の信条」とか「私の生きる態度」とかなど言い換えていいと言いました。
・頑張る、勇猛邁進、ベストをすくす という系統
・一期一会、いまを大事に、未来は今の連続
・なし、自由、面白く生きよう など軽く受け流すスタンスのもの
などが印象に残った。
講義開始時に比較すれば、自分の考えをマイクを使って友人の前で話すということに慣れてきた。
私は、最初に、最近読んだガンジーの言葉から、「人生がメッセージだ」というのを紹介した。ことばではなく、生きざまそのものと言う意味に受けとめています。
このテーマを(facebookで)提案した牟田京子さんは、「私の好きなことばは人生の各段階で違うのではないか?」といわれたが、18歳とか19歳の段階で、こんな生き方を目指していたのだなと、後で振り返って欲しいです。
だんだん種切れになってきましたが、こうして16名のクラスメートが、お互いの理解を深めて欲しいです。
【過去問】
社会福祉士国家試験が難しいと言われる。それは、どのように難しく、その問題を学ぶ意味はどこにあるのか?どのように学んでいけばいいのか?
このことを知るには、過去に出題された問題を丹念にフォローするよりないです。
今日は、「国際比較」というテーマで、第25回(2013年1月)の問題27にとりくみました。
進め方は、
1 私から、この問題の意義を話す。「社会福祉の国際比較」「社会福祉の分野での国際化とか国際協力」が、今回のテーマです。
私が自分で言うのも変ですが、(若いころドイツに3年住んだことなどから)この分野は比較的なじみがあるのですが、この問題27を見ると、ただちに解けるものは少ないです。
だから、多くの受験者は苦戦したと思う。4年間の総決算で、このレベルが解けることを目標にしよう・・と、話しました。
2 選択肢をマイクを使って音読してもらう。他の人は、その内容を聞く。文章も難しいので、国語の勉強でもある。
3 16人のメンバーなので、3名~4名の5チームを形成して、各選択肢の○か×か を決めて、報告してもらう。所要時間を10分とします。
4 学生各人の机上にはパソコンがあるので、検索エンジンを活用して調べています。中には、ずばり解答を解説したサイトもある。
10分間では少し足りないが、実践では1問に1分あまりということを考え、10分で打ち切る。この間、私は、各チームを回って様子を聞き、コメントを加える。
内容にはあまり入らずに、「昨日の誕生日おめでとう」などといってまわります。
5 各チームからそれぞれの調べて話し合った内容を報告する。
ずばり説明できたチームもあれば、「なんとなく」×では・・というチームもあります。
今回は、韓国、アメリカ、イギリスの社会保障・社会福祉
国際機関ILOの「ディーセントとワーク」、EPAによるアジアの国の人の介護福祉士受験
がテーマで、内容も、ひっかけというか単純ではない。
1年の段階から難しい問題に立ち向かいながら、4年間他の科目を学ぶ時にも、この授業で身につけた学習方法で臨んでほしいです。
【介護ブログを読む】
教室で読む適当なブログが少ないのですが、鹿児島の介護現場で発信している大平怜也氏の最近の記事(11月2日付)が印象に残っていたので、これを読み、短い感想を書いてもらった。
大平怜也 2013.11.02
教室風景から。