【離島の離島】
奄美大島の中で一番大きい島が奄美本島で
その南部に3つの島がある。
加計呂麻島、請島、与路島の3つです。
これまでの文献では、
・この3つの離島を「離島の離島」と呼ぶ場合(1990年、松浦)
・請島と与路島の2つを「離島の中の離島」と呼ぶ場合(1987年、仲地)
などがあります。
今回、読み始めた『離島の離島における高齢者の自立生活と地域の役割に関する関する研究』
(2006 . . . 本文を読む
【介護保険の評価】
二木 立先生の『医療改革』を読んでいます。
今日で9回目です。
今日は、
第4章の後半
第2節 認知症ケアのビジネスモデルを考える
です。副題に、ー「コムスン処分」の意味にも触れながらー
とあります。もとは、2007年9月に書かれた論文です。
認知症への対応は、介護と医療の両側面があり、この両方の政策を関連付けて考察できる先生は二木先生のほかはあまり見当たらないですね。
. . . 本文を読む
Sさんへ
寒中お見舞い申し上げます。
金沢でお会いして以来ですから
5年ほどになりますか。
テレビで旭川のマイナス20度とかいう話を聞き
Sさんのことを思い出します。
鹿児島も寒いですが
それでも日中は9度とか10度はあります。
気候と食材はいいのですが
2年たっても「飲み友達」はいないです。
家で焼酎のお湯割で晩酌するだけです。
当別(札幌より北へ1時間の大学町)の頃は
毎晩のように飲 . . . 本文を読む
【社会保障と税制】
京極高宣『社会保障と日本経済』(2007、慶応義塾大学出版会)
を読んでいます。
第14章 税制と社会保障
ですが、
この章のメインテーマは、ずばり消費税です。
この本が書かれていた段階では、筆者の基本的なスタンスは、
「消費税の導入には慎重に」
というものです。
→いわゆる玄人の議論に多い。(宮島洋早稲田大学教授。財政学)p322で引用
その後の展開
とくに、
・年金記 . . . 本文を読む
昼は
ここのところ
ガヤ
というレストラン(図書館の4階にあります)
でランチをいただく。
600円。
今日は、鶏のカツと野菜のから揚げ、サラダ、スープ。
料理のできる間のしばらくは
(知り合いの相客もいないので・・)
今日
ブックマークにアップした
ドイツのボンのブログからプリントした記事を読む。
ちょっときざだが
本なんかもっていくよりはいいと思いました。
このブログは
まだ詳しくはわ . . . 本文を読む
【今日で7回目ですが・・】
細川瑞子『知的障害者の成年後見の原理』(信山社、2007)
を読んでいます。
著者の修士論文をベースにしたもの、とのことですが
334ページにわたってがっちりとかかれてあります。
このブログで最初に取り上げたのは暮れの12月21日ですから
だいぶ立ちましたが、この読んでは考え、たちどまる
というのにふさわしい本です。
信山社のホームページに本書の詳しい目次が掲載さ . . . 本文を読む
【回想法】
昨日届いた Dia News 52号
という 財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団
のニュ-スレター (2008.1.25付け)
に、表記の小論文が掲載されている。
(同誌、p3-p7)
野村豊子先生は、現在は東洋大学ライフデザイン学部教授。
「回想法」の日本における第一人者の一人です。
(もう一人は、上智大学教授の黒川由紀子先生)
私自身は、政策系の専門で、臨床経験・現場経験はありま . . . 本文を読む
【休暇中も演習は継続】
今日4時限目
大学院修士1年Q さんと演習。
といっても
先週、Q さんが、宮崎の園芸療法の実際を聞き、専門の先生から
ご指導をいただけた、その概要の報告でした。
【宮崎県に3日間いた院生】
宮崎県には、
・宮崎大学
・九州保健福祉大学
・南九州大学
という園芸療法のカリキュラムをもつ大学が3つ
(鹿児島県にはないのです・・)
先週
月曜日には
NPO法人で通所介護施 . . . 本文を読む
アメリカの前のFRB(日本で言う日本銀行)議長
グリーンスパンの書いた本については
昨年秋以来、原著
The Age of Turbulence を読んだとして
時折、感想としてこのブログで書きました。
その紹介シリーズは終わったのですが
今朝の
日本経済新聞の最後のページ
「私の履歴書」(今日は第28回。毎月、筆者は交代する。正月からグリーンスパンの履歴書を連載している。)
では、日本のことに . . . 本文を読む
アメリカには
日本のように
というか先進諸国のように
「公的な医療保険」というものがない。
医者にかかる際の費用の備えて、民間保険(保険会社)をかけるわけです。
この民間保険にも加入できない人が4500万人、全人口の1/6
もいる
というのがアメリカの凄いところ。
*所得の低い人向けの公的医療として、メディケイド、
高齢者のための公的医療として、メディケアがある。
1935年に「社会保障法」を . . . 本文を読む