【Nigel Parton 教授】
写真は、
British Journal of Social Work
*イギリス・ソーシャルワーカー協会が発行する学術誌。(隔月刊)
の2008年2月号に掲載された
Changes in the Form of Knowledge in Social Work:
"Social" to the "Informational" ?
「ソーシャルワークの知識形態の変化:
”ソーシャル”から”情報”へ?」
の部分のコピー冒頭部分です。
第38巻 第2号 p253-p269
著者のNigel Parton は、イギリス Hudderesfield 大学教授。児童福祉関係の専門。
*大学図書館から、昨日午後借りました。図書館の入手日は4月17日の印がしてありました。
ウェブサイトでは、最新号(4月号)の目次と各論文の要約を見ることができます。 バックナンバーについても同様です。
要約だけなら、無料で、今すぐ見れる。(フルテキストは有料)
British Journal of Social Work
http://www.bjsw.oxfordjournals.org
無料で、各論文のフルテキストを入手するには、私の場合、図書館のオリジナルを借りることで対応できる。
【論文の内容】
今日は、
こんな雑誌がありますよ、
その入手方法はこうですよ
というご案内が主たる目的です・・・
以下、論文の要点をあげます。
○ インフォメーション技術の進展(日本で言う「情報化」)で、ソーシャルワークの現場が変わった。
*この「ソーシャルワーク」にぴたり対応する日本語はないですね。
一応「社会福祉援助技術」という官製訳語はあります。
○ そのことが、ソーシャルワークの理論の検証をも必要としているのではないか。
○ これまでソーシャルワークの対象となること(利用者とか)へ寄せてきた関係が薄くなり、情報という離れた関係になってしまっているのではないか。
*この論文では、このテーマに関する沢山の論文を引用しています。ウェブサイトもあげられている。
*雑誌の編集者の冒頭コメントでは、本論文は、イギリスだけではなく、世界的に当てはまる課題を提示している、といっています。
*この雑誌は、日本でも有名で、社会福祉関係の専門家が目を通していますからどこかで紹介済みかもしれませんね。
【感想】
今日は、このブログで、
「社会福祉学」の基本に関するテーマの部分では
これからどういった記事を掲載していくか?
を考えた時、内外の専門雑誌で論じられているもののうち、(日本の現状からして)紹介する意味のあるものを挙げていくのはどうかな
と考えたのです。
これまでも散発的に紹介してきましたが、これからは、図書館のデータベースとオリジナル雑誌からある程度の頻度でとりあげます。
*今日の論文で言えば、最近の日本の社会福祉の現場で起きている「情報化」は結構イギリスと共通するものがあるように感じました。
写真は、
British Journal of Social Work
*イギリス・ソーシャルワーカー協会が発行する学術誌。(隔月刊)
の2008年2月号に掲載された
Changes in the Form of Knowledge in Social Work:
"Social" to the "Informational" ?
「ソーシャルワークの知識形態の変化:
”ソーシャル”から”情報”へ?」
の部分のコピー冒頭部分です。
第38巻 第2号 p253-p269
著者のNigel Parton は、イギリス Hudderesfield 大学教授。児童福祉関係の専門。
*大学図書館から、昨日午後借りました。図書館の入手日は4月17日の印がしてありました。
ウェブサイトでは、最新号(4月号)の目次と各論文の要約を見ることができます。 バックナンバーについても同様です。
要約だけなら、無料で、今すぐ見れる。(フルテキストは有料)
British Journal of Social Work
http://www.bjsw.oxfordjournals.org
無料で、各論文のフルテキストを入手するには、私の場合、図書館のオリジナルを借りることで対応できる。
【論文の内容】
今日は、
こんな雑誌がありますよ、
その入手方法はこうですよ
というご案内が主たる目的です・・・
以下、論文の要点をあげます。
○ インフォメーション技術の進展(日本で言う「情報化」)で、ソーシャルワークの現場が変わった。
*この「ソーシャルワーク」にぴたり対応する日本語はないですね。
一応「社会福祉援助技術」という官製訳語はあります。
○ そのことが、ソーシャルワークの理論の検証をも必要としているのではないか。
○ これまでソーシャルワークの対象となること(利用者とか)へ寄せてきた関係が薄くなり、情報という離れた関係になってしまっているのではないか。
*この論文では、このテーマに関する沢山の論文を引用しています。ウェブサイトもあげられている。
*雑誌の編集者の冒頭コメントでは、本論文は、イギリスだけではなく、世界的に当てはまる課題を提示している、といっています。
*この雑誌は、日本でも有名で、社会福祉関係の専門家が目を通していますからどこかで紹介済みかもしれませんね。
【感想】
今日は、このブログで、
「社会福祉学」の基本に関するテーマの部分では
これからどういった記事を掲載していくか?
を考えた時、内外の専門雑誌で論じられているもののうち、(日本の現状からして)紹介する意味のあるものを挙げていくのはどうかな
と考えたのです。
これまでも散発的に紹介してきましたが、これからは、図書館のデータベースとオリジナル雑誌からある程度の頻度でとりあげます。
*今日の論文で言えば、最近の日本の社会福祉の現場で起きている「情報化」は結構イギリスと共通するものがあるように感じました。