介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3491号 雪に耐えて梅花麗しく

2010-01-26 07:31:43 | 西郷隆盛
第3474 号 立元幸治『器量と人望 西郷隆盛という磁力』(PHP新書)で紹介していた本です。

当初は、「何度か連載します・・」という触れ込みでしたが
結局、最後まで読んで、簡単な感想を書きます。

1 西郷の漢詩が多数引用・紹介されている。
勤務する大学の校歌に
「雪に耐えて梅花麗しく
霜を経て楓葉丹し」とあるのですがその原典が引用されていた。p.62

2 西郷の人格形成に、2度にわたる南の島での生活が大きく影響した。
特に、無名の島人の生活に多くを学んだとされる。p.108

3 実践を伴わない言葉だけの思想を嫌った
石田梅岩の「文字芸者」という表現が私などにはキリリときますね。p.130

4 西郷ほどの人でも、嫌いな人は嫌い。「ソリの合わない人」というのはありますね。
西郷の場合は、島津久光。久光の側からしても西郷は合わなかった。p.169

5 西郷に関する多くの文献が巻末に挙げられています。私が目を通したものも増えてきました。
・細井平洲 p.141
・菅 実秀 p.83
のことを今度少し知った。

6 これからは、西郷の書いた漢詩(書)を一つでも見て読んでいきたい。夢としては、自分の筆で書いてみたいですね。


写真は、鹿児島市内鴨池の中村公園。1月24日昼。
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2 コメント

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Unknown (kojo shion)
2010-04-15 18:31:43
先生のブログ、すごいですね。感動しました。
何時かゆっくり読みます!
西郷さんの「雪に耐えて梅花麗しく、霜を経て楓葉丹し」詩、大好きですよ(^_^.)
中国と日本の架け橋 (bonn1979)
2010-04-15 18:53:35
kojo shion 先生

コメントありがとうございます。

このあいだ
キャンパスで
バッタリお会いしましたね。

あいかわらずお忙しい毎日をお過ごしのようですね。

学長のエッセイで
中国のテレビ局の取材協力に
先生が力を尽くされたこと知りました。

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