介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2679号 発言権の格差是正

2009-04-02 06:52:50 | 政治社会
写真は、加計呂麻島で。

奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG の3月31日付記事から。

人口の数が多いのに議員定数が少ないのは憲法違反だという訴訟があります。

話が飛躍するようですが、福祉に関する問題には、仕事をしている量・関係している人の数に比較して、政策決定への発言の機会は少ないと思います。

【合格者の数は】
先日発表のあった、社会福祉関係の3つの資格の合計を見ると、85,000人をこえています。

社会福祉士   13,436人
介護福祉士   67,993人
精神保健福祉士  4,434人

合計:85,863人
*2009.03.31 第2662号

【看護より多い・・】
看護師の国家試験は、今回ですでに第98回という長い伝統があります。社会的な発言力は増大していますね。

その看護師の合格者数は、45,784人ですから、社会福祉の専門職のほうが多いですね。

【発言の機会】
看護の専門職は、国会議員もいますね。
先日の首相官邸での「有識者会議」でも、看護関係の代表の方がいました。
社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士を代表する人には発言の機会はありませんでした。医師が8名もいたのに比較して社会的な不公正だと思います。
*2009.03.21 第2580号

【世間の評価は】
国家資格ということですが、世間の認識が低いことは、経済雑誌の特集でも触れたとおりです。
*2009.03.27 第2641号

【さすがに無視できなくなって】
二木立先生の最近の論文「2009年以降の医療政策と医療経営を考える」を読むと、これからは医療費や介護費用への投資が避けられない・・と感じました。
*2009.03.31 第2664号


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