介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第7講のまとめ【社会福祉概論Ⅰ:介護福祉コース1年】

2008-05-30 18:04:16 | 722教室で
【イギリスの社会福祉】
前半 私のプレゼンは20分かかりました。
教科書『新・社会福祉とは何か』(大久保秀子著。一橋出版、2007)
pp.40-46. の基本的な事項を押さえておこうと考えました。

そのすぐあとで、
2005 2006 2007 2008 の国家試験問題
社会福祉原論のみではなく、社会保障論や公的扶助論の出題の中から、選択文でイギリスの社会福祉の歴史を含む10問をテストしました。
所要時間を3分としました。2分すぐに終わった人もいました。

【結構難しかったのですが・・】
あまりひねった問題は省きましたが、1年生のいまの段階では難しいです。
それと、説明を(あえて)十分にはしていません。

でしたが、結果は、
9点が2人、8点が1人、7点が3人、6点が2人、残る5人が5点でした。
平均点 6.5点。 最初のテストとしては、まずまず合格点です。

答案を回収したのは、皆さんはどの問題で間違いが多かったのか?
を知りたかったからです。つまり、その部分は、私の説明が舌足らずであったということを示すからです。

その結果、問9 問4 問6 の不正解率がとくに高いことがわかりました。

問9(ビバリッジ報告)の「均一保険料・均一給付」の概念の反対の概念である「応能拠出・報酬比例給付」の説明をしなかったことに基づきます。

問4 1601年の救貧法の「働ける者・働けない者・児童」の3区分。理屈の説明が足りなかったです。

問6 1834年の救貧法改正法の「劣等処遇の原則」。これも説明が簡単すぎた。
 *正解した人は、教科書の注を音読しているときに集中できていた。

→次回に、簡単に補足します。また、後期にも一度お話します。
                 【公的扶助論、社会保障論でもやります】

【後半】
4チームの色合いが違いますが、最後の書いていただいた感想メモを拝見すると
・すでに調べ物の分担が決まったチーム
・テーマが決まったチーム
・発表の方法が先に決まったチーム
・テーマはあまり詳しくは決まっていないが、まとまりはできた

と、いろいろのようです。

*写真は、感想用紙のうち、絵を描いたりしたユニークなもの。(特に左側のうえのメモ。犬小屋を加えて書いている。きっと、アイデアのある人ですね。読むほうも楽しいですからこういう「いたずら」は、大歓迎です)
*今日は、すでに昨夜のうちにSさんからコメントをいただきましたし、私も、それを読んでから教室に来ました。準備をしながら、教室でもう一度コメントしました。疑問や提案・意見なんでもブログへコメントしてください。(ブログネームで)
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