介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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お金の工夫はないのか【最近のエッセイから】

2008-07-18 18:29:51 | 経済
【短い論文ですが・・・】
2つの短い論文・エッセイを読みました。

○ 「家計の豊かさを社会の豊かさに」
 週刊東洋経済 2008.7.19 p9
 齋藤 誠(一橋大学大学院教授。マクロ経済学、金融理論)

○ 「雑感」
 ライフケアだより〈会員のみ) 第330号 2008年7月15日付
 先駆的な在宅医療を続けるライフケアシステムのスタッフが交代で書いている。
 はがきに印刷されています。
 *343世帯 903人が加盟。(東京都水道橋に本部)
 今月号の執筆は、酒井忠昭先生〈医師)

【共通点】
(問題意識)
○ 日本の経済力は大きいのに、なぜ医療・福祉・教育などへの社会資本への投資が進まないのか?
*民間企業が保有する金融・実物資産 1650兆円〈2005年末)
 これに対して、債券市場や株式市場での資産評価は1365兆円
  →285兆円の評価損          (齋藤論文)

(解決策のヒント)
○ 税制の工夫によって、民間資金の流れを変えられないのか?

【具体的には】
○ 齋藤論文では、相続税の控除対象の拡大

○ 酒井忠昭先生のエッセイでは、寄付税制の抜本改正
*イギリスでは、寄付を受ける団体は、政府からの所得税分〈28%)の還元を受ける。


*写真は、奄美大島古仁屋港。夕陽。

徒然なる奄美

の7月17日付け記事から。(たくさんの夕陽の写真)
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