介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3293号 世間と役所の間

2009-11-09 13:22:11 | 介護福祉
想い・思い・おもい ver2 の今朝2009.11.09の記事:

「第241回 洗濯物を何時に取り込みますか?」

を念頭に昼食後
「これからでは取り入れるのは遅くなる・・」と迷いましたが
鹿児島では、天気のほかに、これからの風向きはどうか、
桜島の灰は大丈夫か?
という判断が加わります。

私の結論:
たまった下着を洗濯する時期である
今日は桜島の風向きは大丈夫だ
明日以降の天気は怪しい
乾ききらないもの(ジーンズのシャツ)は部屋の中で

というわけで
さっきベランダに干してきました。
近所のマンションのベランダを思わず見渡し
自分の判断をOKとしました。
日の沈むのは早いがこれからの2時間の太陽光で
下着類には「お日様の匂い」を残せるのでは?

そうこうして、
いまパソコンに戻ってみると
すでに、
岩清水さんと
syounosukeさんと
からコメントが入っていて私などの出番ではなくなった。
*syounosuke氏は、介護支援専門員です。岩清水さんは、我らがブックマークでお世話になっている方ですね。
→以下は、上記、どりーむさんの記事とコメントをご覧ください。

【都会におけるご近所の限界】
NHKでかって「ご近所で・・」という番組がありましたが
どりーむさんのこんどの記事で
「ご近所にお願いするのも都会ではほどほどの限界がある」
ことが印象に残りました。

一方、役所の方も、財源とか公平性とかの論理で
「どこまでもOK」という基準は立てにくくある程度の制約をいわざるをえない。

ニーズは多様化するのに
サービスは限定される

という構図は、これからも増大し、世間の常識と役所の論理という対立図式を介護支援専門員にだけ解いてもらうことはできないと思います。

【ZD】
ここで
話は飛躍するのですが、
ヨーロッパには「兵役の義務を逃れる方法としての福祉サービスへの従事」
といわれる制度が各国にあります。

坂之上介護福祉研究会 P 2254

日本には、憲法的には「軍隊」「兵役」はないので、このヨーロッパの制度を考えるのは意味がないのですが・・・

ドイツのZD ZivilDienst チビル・ディーンスト
の期間が兵役が9ヶ月から6ヶ月の短縮されるに伴い、福祉現場ではその影響をめぐって議論になっていることを知りました。
現在、このZDは、76,000人いるという。日独の人口比を考えると、10万人の若者が兵役の代わりに(これまでは)9ヶ月の福祉業務に従事する・・というイメージですね。

ドイツの新聞のオンラインでは、
6ヶ月に短縮されるのはやむをえない(というか兵役の短縮自体は歓迎すべきことですね。私がドイツにいた頃の兵役期間は20ヶ月程度でした)が、その後、1年ほどをボランティアとして継続する案などが議論されているという。


*写真は、光の中で の11月9日(今朝)の記事からお借りしました。
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1 コメント

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お国変われば・・・ (どりーむ)
2009-11-10 20:42:44
bonn1979先生、拙ブログへコメントをいただきありがとうございました。

洗濯物を干すのに、
桜島のご機嫌を伺いながら・・・といったことは、
霞ヶ関の方々には想像もできないでしょうね。

地方、地方で、生活も、
様々な条件で、変化しますし、
その条件に合わせ、
生活も工夫されていくのでしょう。

ケアマネがしっかりと生活をマネジメントしていくことで、
その裁量権を適切に行使していけるとよいのですが・・・。

ところで、ドイツでの
「兵役の代わりにの福祉業務を」というのには、びっくりです。

福祉業務といっても幅広いですが、
今、日本でも、介護人材の確保のありようについては、
様々な意見が飛び交っていますが、

ドイツのように「期間限定」でお仕事される方々は、
そして、受け入れられる方々は、
「福祉の仕事につく」ということを
どういうふうにとらえていらっしゃるのでしょうか?

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