介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

ブログによって閑散期を「蓄積期」に

2007-12-09 11:42:49 | ネットの世界
【繁閑のある仕事】
大学で講義を持つ仕事には
季節的な繁閑があります。
講義のある時期は、その準備が生活の中心ですが、
講義のない時期には、(入試業務などはありますが)
自分で生活のサイクルを工夫しなくてはなりません。

【閑散とした時期】
「閑散」というのは、学生がキャンパスに来ない時期
ということです。若いときならば、海外に出かけるとか
集中的に研究や執筆をするなどに当てる時期でしょう。

【IT活用の基礎技法の充電】
2007年度の講義は、これまでに比べてITというかPCの
恩恵に浴してきました。
・講義のプレゼンは、パワーポイントで行う。
・講義の予告や補充はブログで行う。
・体系的な知識の提供はホームページで行う。
この3つを連動させる。
これから、3月までの閑散期には、PCの活用に関する
基礎的な技法の習得に時間を割きたい。

【直接的な情報には限界】
鹿児島に来て、社会福祉の現場に関する情報を得ようとある程度
やってみましたが、学部の実習を担当していないこと、
情報センター的なものがないことなどから
院生からの情報程度しか接してきませんでした。
公共交通の少ない地域で車という移動手段のない生活も関係しているでしょう。
(東京・北海道・金沢の時代に比較して現場情報の大幅な減少です)
長い間、関係してきた社会福祉法人(水戸、長岡、魚津)なども
鹿児島に来る際に役員を辞めてきたら、アクセスは乏しくなりました。

【体系的な蓄積を】
このブログで区分しているカテゴリは、自分が担当している科目を
基礎に作っていますが、最近シリーズでお伝えしているように、経済学を手始めに
基礎的な先行研究としっかり取り組もうと考えています。
今のところ、グリーンスパン、京極高宣、二木立などの本を
読みながら、このブログにコメントすることで自分の受けとめ方を
まとめていこうとしています。
*法律学、社会福祉学の分野で、格闘すべき先行研究を探していますが
なかなか発見できません。

【2008年度の講義へ向けて】
・博士課程の中身として、「社会福祉学」の構成を模索してみる。
この際には、社会福祉士による成年後見や園芸療法・音楽療法などの位置づけ
なども包含したものがほしい。
・修士課程の高齢者福祉学では、介護保険制度の運用の実情を
勉強しておく必要があります。
・学部1年の講義では、ITによる双方向ということに芽が出れば
と考えています。(いまのところ、まだ教員側の自己満足の色彩が強い)

【ブログ世界の発見】
ブックマークしているブログからは、いわば座してさまざまな視点を教わっています。
このことが、いまの私の知的閉塞状況を救ってくれています。
閑散期が「蓄積期」になるためにも、ブログは一層重要な役割を担うものとなるでしょう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外国の話だと思っていたら | トップ | 【新刊紹介】『生活支援の社... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ネットの世界」カテゴリの最新記事