第3750号 ベルギービールの「オフ会」

麦酒本舗


【twitterで募集されたビヤ・パーティ】

昨日は、鹿児島市内は土砂降りでした。予定されていた甲突川べりでのビヤガーデンは、
ホストの「麦酒本舗」（上荒田）で行われました。
このビヤ・パーティは、ふだんのこの店の常連さんを対象としながらも、twitterで募集されていて、一種の「オフ会」の要素もありますね。

ベルギービールをメインとするこのお店は、たまたま家の近くということもあり、参加しました。

私は、12時の乾杯から17時過ぎまでいましたが、ブログやtwitterによると、その後もかなり遅くまで続いたようです。


【ベルギービール】
私のブログ「上荒田界隈」にもなんどか登場していますが、このベルギービールは、お奨めです。日本のメーカーのビールしか飲んでいない人にはビールの世界の広さを知る機会になりますね。

その一番の特色は、多様性にあります。日本人にわかる表現では「地ビール」に近いでしょうか？

あるひとは、「ベルギービールはワインに近い」といいますが、それはベルギービールの一部にすぎません。比較的狭い国土のベルギーであれほど多様のタイプのビールが作られていることに驚きます。
ドイツのビールも、それぞれの地方で作られたものを呑んでいますね。鹿児島の芋焼酎にしても、全国的に知られた銘柄を高いお金を出して呑んでいる人がいますが、鹿児島に住んで思うのは、おいしい芋焼酎は、地元のものです。流通コストが安く、値段も安いです。高い芋焼酎は、そのブランドの有名税ですね。


【家庭的な雰囲気】
昨日のパーティの参加者は、合計では30名ほどになったでしょうか。
若い夫婦。女性が友人と見えている組。お子様連れ。全体として、家庭的でやわらかい雰囲気ですね。一人で静かに飲んでいてもよい。

鹿児島で飲むときは、職場や同窓会などが「のんかた」といって3時間は続く芋焼酎の会合です。この「のんかた」とはまるで違う雰囲気で、私などのように知り合いが居ない、飲む量は少ない（ベルギービールでは、「お一つどうぞ」と注いだりしません。）というものにはありがたいです。

会費は3000円で、ベルギービールは飲み放題です。参加者は、1品ずつ持参するルールなので家庭的なおつまみが揃います。普段だとハーフで700円から900円というところですからビール好きにはこたえらえませんね。


【ITの世界】

「オフ会」でもある、と書きましたが、私は携帯電話すらもっていませんから、ビールを飲みながら、談笑しながら、iPhoneで入力しあう風景はまるで別世界です。

iPhoneによって、twitterしたり、さらには動画映像を送ったりしています。その送られた映像をノートパソコンで確認して盛り上がったりするのです。

お客さんの中には、発売されたばかりのiPadをもっているひとがいて、よそのお子さんがそれで遊んでいます。子どもは感覚的にiPadの世界を理解しているのか、夢中ですね。その様子を大人たちが歓声をあげてみている風景。


【とりとめのないおしゃべり】

ビジネス系のオフ会とは違って、ここでは名刺交換するような野暮（失礼!）な人はいません。挨拶代わりは、ビールの話題ですが、あとは、とりとめのない話。私には、このとりとめのない話が一番面白かったですね。

Twitterを英語で入力している女性。
漫画本の「ワンピース」の話。
鹿児島で行われる音楽会、イタリア料理の品定め。

はては、ぬいぐるみの登場（写真）。