介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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現代に江戸時代を見る

2007-07-05 13:16:07 | 介護福祉
修士1年の
高齢者福祉論
回が進んで
第12回は今週月曜日
6月26日でした。

私のプレゼンは
現在の経済社会を江戸期と重ねあわすことで
見えてくるもの
・・といったテーマでした。

このブログ(6/26)
で養老先生を引きながらお話しましたが
まだ自分の頭は整理されていません。

月曜
教材として配布した
『養生訓』の巻8全文は
現在の高齢者の健康にも多く当てはまります。
貝原益軒がこれを書いたのが1713年というから
300年も前のこと
当時の庶民の生活の知恵をつづったものといわれる。
益軒がこれを書いたのは83歳のときで
出版は翌84歳、そして85歳のときの亡くなったという。
そのことだけでも読む価値がありそうですね。

江戸時代的な社会を念頭に新しい社会保障論を
展開している人に広井良典がある。
(私のHPの新刊書の項で紹介したことがある)

写真は
『ジャパンクールと江戸文化』
奥野卓司(関西学院大学大学院教授。
情報人類学・メディア産業論が専攻とある)

最近、日本の若者などではやっている芸能などは
国際的にも評判がいいが
それは「江戸のとおりやっているからではなく」
江戸時代の精神が現代に復活している・・
といった主張のようだ。

まだ、
読みかけだが、若い頃に金沢で遭遇した江戸時代的なもの
は、鹿児島の日常ではどのように展開しているのだろうか?
(この件、読み終わったらまた書きます)
岩波書店、2007年6月刊。229ページ、2200円+税。
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