介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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社会福祉の歴史【吉田久一 その13】

2008-08-24 06:44:24 | 社会福祉
【いわゆる戦後】
いよいよ1945年以降現在まで
これを
第13章 1958年まで
第14章 1980年まで
第15章 現代まで  *吉田久一の本は、2004年刊行された。

戦後の混乱期のテーマは、貧困対策でした。
生活保護法の制定までの動きが重要です。
この頃の特色は、占領下でしたからGHQとの折衝があります。

1956年(昭和31年)『経済白書』は、「もはや戦後ではない」といい
同年版の『厚生白書』は、低所得者が多いこと、社会保障政策は経済政策の付属物ではない・・と反論した。

【立法】
いろんな政策が行われたが、以下は、吉田先生の本にしたがって、キーワード風に。

1946年 民生委員令 1948年 民生委員法案
 民生委員を補助機関から有給専門吏員への協力機関に GHQの意向が反映している

被保護者が200万人を割るのは1948年以降
1948年末から1949初頭 社会保障費削減反対運動 「画期的なソーシャルアクション」p.292

児童養護に注目が集まる

1946年 保健所法の全面改正→医療社会事業が盛んに

1951年 社会福祉事業法・・戦前の「社会事業法」を継承している

【思想】
アメリカからソーシャルワークの理論が導入

日本の社会事業思想は観念的な論争が続く(→今日までもその伝統)

【思い出】
私自身は、富山県で高校までの生活に相当する時期。

自分の家庭もみんなの家庭も大いに貧乏な時代でしたが
妙に(今から考えると)明るい時代でしたね。

塾やゲーム、テレビなどはないので、
もっぱら、すもう、かけっこ、草野球、川遊び、雪合戦
毎日夕方まで外で皆と遊んでいた。

社会的なことは
占領軍のジープを追っかけてチョコレートやチューインガムを貰ったこと以外は
大学入学まで覚えていませんねぇ。

*写真は、2008年2月、開聞岳。

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