介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第3540号 「約束の時間」まで何日残っているのか?

2010-03-02 01:26:31 | 鹿児島
3月一杯は春休みですが、歯医者さんが最終段階なので遠出はしない。
会議や儀式(卒業式とか)は残っていますが、授業はないのでいろいろ考える季節ですね。

夕方、歯医者さんのあと、本屋へ寄り
新書の新刊を4冊買いました。(写真。赤いのは愛用のWEBSTERの辞書)
*改めて各冊について書きます。


義母の介護の関係で大隅半島で1泊して帰った妻が
倒れるようにベッドへ向かったすぐあとに
私も歯科で口をあけたまま2時間近くいたので疲れたので
9時前には寝たのです。
それで、さきほど起きています。

「一億年の記憶」というブログから、次の文章を読みました。

約束の時間

《人間の約束された時間はいつまでなんだろう。
自分の約束された時間はいつまでなんだろう。 》

1984年
43歳のときに公務員を辞めた。

そのときのポストは
いまはもうないのですが「厚生省社会局老人福祉課長」でした。
1年だけのポストでしたが、それまで18年間の公務員の仕事すべてを
ひっくり返すような大きな体験を1年でしました。

あてがあったわけではなかったが、そのとき考えたことがおぼろげに
その道に向かってるな
と実感できたのは
じつにこの半年のことですね。

そして
4月の誕生日には69歳となり
教室での仕事も
いよいよあと2年間となりました。

社会で働くという意味での「約束の時間」は
あと2年ということに。

この半年
ブログでの知り合いである
岩清水、どりーむ、遥香、又佐、JUNKO さんたち
また、ブログでの知り合いですが、その後鹿児島にてお会いしている
genesislife、Maa-chan、y-burn さんたち
さらに、大昔、私の大学院の講義を聞いていた
さはらさはら さんのブログ

テレビや新聞などのメディアや
書物などの知識ではなく
これらの皆さんの世界の一端をブログで知り
その多くの情報の中から
この半年
学生たちにブログを通して学ぶことの意義を話してきたことが
共有できてきた
と感じられるようになりました。

日曜の夜の
突然のパーティに参加してくれた介護福祉コース1年の皆さん
ハーモニカやバイクの話をしていて
とくに「介護福祉」を語り合ったわけではないけど
このブログのコメントから始まったことが
終わってからもコメントをいただいて
不思議な嬉しさで一杯です。

1月の末に1年間の講義が終わってから1ヶ月たつのですが
実習を終えて皆さんが知的にたくましくなっていると感じました。

23人のうち
1人ではありましたが
「普通の授業をして」という意見をいただいて
4月からのことを
迷っていましたが
皆さんと再会して
これまでの自分のラインを仕上げよう
と決めました。

そして
26年前に
あてもなくしかし(歯医者さんへも行かず)教育と研究の世界を
さまよったすえに
自分にふさわしいすわり場所がみつかった
安堵感がありますね。

「残り2年」は少ない。
でも道は見えているのだから
十分な残り時間です。
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4 コメント

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Unknown (JUNKO)
2010-03-02 23:58:54
とても羨ましく思います。
私は上の人が謙虚で包容力のある職場、下の人がやんちゃで野望を持ち元気一派の職場、そんな職場で働きたいです。
時間が限られているのは、短い一生のどこの場面でも同じ。一期一会を胸に、時間を大事にして生きていきたい。
若い人たちに慕われている先生を見ると、私もそうなりたい、と本当に強くそう思います。
一期一会のえにし (bonn1979)
2010-03-03 06:47:03
JUNKOさん

コメントありがとうございます。

JUNKOさんは
コメント一つも全力投球。
その集中力に
引き寄せられて
多くの人が集まります。
その先へ (又佐)
2010-03-03 23:21:32
力ない自分を考えるとき
けれど、こんなにいいスタッフがいる

だからいろんな意味での責任をしょっていこう
と思います。

介護の仕事をしたいと思い選んだ仕事、それだけでもすばらしいこと。

その先の向こうへ一緒にいこうじゃないか。

そんな気持ちを感じました。
人生の根幹に触れそうな (bonn1979)
2010-03-04 22:33:23
又佐さん

コメント有難うございました。
自分自身が年齢を重ね
身近に年をとる精神的な苦しみをみて

さらに
若い人たちに接すること

貴ブログはじめ
第一線で展開されている

毎日の実践と
「その先を」
見ている多くの人たち。

ぼんやりとですが
すこうし「先を見た」ことです。

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