今日のガヤレストラン。私は、コーヒーを飲まないので、これで550円です。
OECD経済協力開発機構(本部:パリ)の国際比較データーが豊富なことには定評があります。
List of Health Working Papers.には、医療関係の専門的な報告書がアップされていて、無料で全文ダウンロードできます。
一番上は
No.42 2009年2月にアップされたもので、Healthy Ageingの考察です。
次に、
No.41 は、2008年12月のアップで、医師の報酬を国際比較しています。残念ながら、日本は調査対象になっていません。(14カ国)
新しいものが上になっています。
少し古いのですが、26番目の報告書は、高齢者の介護問題です。日本を含む12カ国の比較データが収載されています。(2007年3月アップ)
【高齢者介護問題の国際比較】
No.26 のタイトルは、
Trends in Severe Disability Among Elderly People:
Assesing the Evidence in 12 OECD Countries and the Future Implications
(私の意訳;重度の要介護高齢者の傾向:OECD12カ国のデータと将来への示唆)
*表紙を入れて、A4で80ページです。
○ 14ページ 表2.2 から
85歳以上の高齢者が総人口に占める割合(%)2030年の場合
カナダ 2.7%
デンマーク 2.5
ドイツ 3.9
フランス 3.8
イタリア 4.7
日本 7.4 →実数で849万人
オランダ 2.3
スウェーデン 3.5
イギリス 3.7
アメリカ 2.6
○ 2050年の推計では・・・・
カナダ 5.1%
デンマーク 3.7
ドイツ 6.5
フランス 7.6
イタリア 7.9
日本 10.2 →実数で972万人
オランダ 3.7
スウェーデン 4.5
イギリス 6.0
アメリカ 5.0
【経済の推計と違って・・】
高齢者人口の将来推計の確度は高いです。
2030年といえば、あと21年ですから、私が元気でいるとして88歳(無理かなぁ)
2050年といえば、今学部の1年生が、60歳直前といったところですね。
85歳以上の数字で見ているのは、85歳以降から、身体の方も認知症の方も要介護の確率が高くなるということからです。
この報告では、国際的な一覧表を提示していますが、
今の若い人たちが60歳前後になった頃には、日本社会は重い介護を要する高齢者のケアで大変な状態になっているだろうことは明らかです。(「何もしなければ」・・)
*2009年の現在でも十分に大変です。諸外国の実情を(呑気に)調べている場合ではないと(登別のmasa氏も先日ブログで書いておられた)
OECD経済協力開発機構(本部:パリ)の国際比較データーが豊富なことには定評があります。
List of Health Working Papers.には、医療関係の専門的な報告書がアップされていて、無料で全文ダウンロードできます。
一番上は
No.42 2009年2月にアップされたもので、Healthy Ageingの考察です。
次に、
No.41 は、2008年12月のアップで、医師の報酬を国際比較しています。残念ながら、日本は調査対象になっていません。(14カ国)
新しいものが上になっています。
少し古いのですが、26番目の報告書は、高齢者の介護問題です。日本を含む12カ国の比較データが収載されています。(2007年3月アップ)
【高齢者介護問題の国際比較】
No.26 のタイトルは、
Trends in Severe Disability Among Elderly People:
Assesing the Evidence in 12 OECD Countries and the Future Implications
(私の意訳;重度の要介護高齢者の傾向:OECD12カ国のデータと将来への示唆)
*表紙を入れて、A4で80ページです。
○ 14ページ 表2.2 から
85歳以上の高齢者が総人口に占める割合(%)2030年の場合
カナダ 2.7%
デンマーク 2.5
ドイツ 3.9
フランス 3.8
イタリア 4.7
日本 7.4 →実数で849万人
オランダ 2.3
スウェーデン 3.5
イギリス 3.7
アメリカ 2.6
○ 2050年の推計では・・・・
カナダ 5.1%
デンマーク 3.7
ドイツ 6.5
フランス 7.6
イタリア 7.9
日本 10.2 →実数で972万人
オランダ 3.7
スウェーデン 4.5
イギリス 6.0
アメリカ 5.0
【経済の推計と違って・・】
高齢者人口の将来推計の確度は高いです。
2030年といえば、あと21年ですから、私が元気でいるとして88歳(無理かなぁ)
2050年といえば、今学部の1年生が、60歳直前といったところですね。
85歳以上の数字で見ているのは、85歳以降から、身体の方も認知症の方も要介護の確率が高くなるということからです。
この報告では、国際的な一覧表を提示していますが、
今の若い人たちが60歳前後になった頃には、日本社会は重い介護を要する高齢者のケアで大変な状態になっているだろうことは明らかです。(「何もしなければ」・・)
*2009年の現在でも十分に大変です。諸外国の実情を(呑気に)調べている場合ではないと(登別のmasa氏も先日ブログで書いておられた)