介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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行うものは言わず、言うものは行わず(老子)

2007-10-22 12:34:44 | 映画・読書
今朝初めて平熱に戻り
少し食事をした。
さっき病院に行って土曜日の血液検査の結果を
もとに再診。
炎症を示す2つの指標が大変高い。

     基準範囲  10/20結果 単位
CRP    0.3  → 20.4   mg/dl
白血球  35~93 → 143 ×10自乗/mmの三乗

というわけで
秋晴れの続く中だが
帰宅。土曜日は往復タクシー。今日は徒歩片道2分。

今日の料金
再診料 109点(1090円) 投薬・処方箋料 70点(700円)
 合計 1790円 本人窓口負担 ×30%=540円

あと
解熱剤の予備を薬局で。

3日間の投薬が効いたわけだが
感染の程度が強く要注意である。

さて
今日のタイトル
前にも引用しましたが・・
今日は
日本経済新聞に連載中の「私の履歴書」
青木昌彦の第19回
2007年10月20日付け、鹿児島版p40
を読んで紹介しておきたかったのです。

私なども
「講義」や「演習」は担当して碌を食んでいるが
対象となる学問分野での実践家ではないので
いつもこの老子の言葉を思います。

アメリカのハーバード大学経済学部でのこと
助教授のなかでギンタスとボウルズの2人の教授昇格を
教授会が否決した。
この2人は、抜群の人気と能力、人間性を持っていたと青木は言う。
このとき、昇格に賛成したのは、3人だけ。
アロー、レオンチェフ、ガルブレイス。

経済学の知らない私でもこの3人の偉大さは知っている。
このときの1件が遠因となり
3人の教授は、それぞれ他の大学へ移ったという。
(エッセイの、第3段終わりから第5段のはじめまで)

自由と公正を重んずるという
あのアメリカが
最高学府の中で
・・・この記事を読んで
昔勤務した大学での
(これほど刺激的な話ではないが)
事例を想いだし、その後の日本の大学での
日常的な暗部に
気づかせられる。

一事が万事。
新しいことは避けられる。
衆を頼んで現状維持を図る。

自分の責任あるフィールドで
優秀なものを退けるという論理を行うものが
日ごろの言動どうり社会的な行動を取れるだろうか。
世間の普通の人は大学内のことは
よくわからないが
外から中を覗いたものとして
(日本のことは差しさわりが多いので)
青木先生のエッセイを援用したしだいです。


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2 コメント

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Unknown (KEI)
2007-10-22 14:02:39
久しぶりに拝見しましたら…
体調崩されているとのこと、心配しております。

この気候のせいでしょうか?
私も先日高熱発生しました。
体調不良は辛いものですよね…

お体大事にお過ごし下さい。


お互いに気をつけましょう (bonn1979)
2007-10-22 17:42:14
久しぶりのコメント
ありがとうございます。
(というか、KEIさんとしては、初めて?
 失礼があったらごめんなさい)

急な気候の変化と
夏からの疲れですかね。

今度初めて
新住民の
家族の病気のときの
体制を考えさせれました。

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