介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2867号 修士課程秋卒業予定の「中間報告会」

2009-05-14 22:51:48 | キャンパスの四季
【秋卒業】
秋卒業とは、
9月入学9月卒業のことで
アメリカや中国の大学の学期がそうですね。

今夜、発表された方は1人ですが、私が属する研究科では「秋卒業第1号」となる見込みの方です。

修士1年の頃、私の「高齢者福祉学特講」「国際福祉学特講」を受講されていました。このブログでは、「院生A」のブログネームで登場されていましたので、古い読者はご記憶かも。

学部を卒業後、5年間、児童ディサービスの事業所に勤務し、療育に携わるものの専門性の強化を痛感されての大学院入学だけあって、意欲的な取組です。
ふだんは、「中間発表」は、15分報告、質疑が5分ですが、今夜はお一人ということもあり、質疑・コメントがたくさんあってよかったと思います。

【院生8名+教員4名】
院生8名に教員4名が聞きました。

テーマは、「児童ディサービス(療育)における専門的支援の一考察/職員と保護者の視点から見た児童ディサービスの専門性」です。

鹿児島県内の療育(障害のある児童のケア)の発展と現状を踏まえ、
職員と保護者へのアンケート調査から、専門性の必要性を導こうとするものです。

パワーポイントを駆使しての発表でした。(写真)
「療育」が、保育を基盤に特殊教育や心理臨床を含めた専門性を必要としているという調査結果に導かれそうです。

*修士論文の提出締め切りは、7月10日。
調査の概要は、すでに勤務する大学内の学会誌「ゆうかり」第8号に掲載されています。(pp.10-12) 鹿児島国際大学のHPから読むことができます。

【私の感想】
学外には非公開のものですから、詳しい議論のやりとりは紹介できませんが、私の印象では、
・タイムリーなテーマ
・体系的なまとまり
・豊富な調査結果
などからみて、このまま2ヶ月足らずまとめられれば、十分論文作成は出来るのではと思いました。
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2 コメント

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昨日は・・・ (院生A)
2009-05-15 21:57:25
昨日は本当にご指導を頂きありがとうございました。

性格に似合わず、人前で話しをするのが苦手で本当に緊張しました。


先生のブログにこんなに詳細に載せて頂き光栄です。

今回、さまざまな先生から頂いた良きご指導をラストスパートのエネルギーとさせて頂きます。
専門家のレベル (bonn1979)
2009-05-15 22:07:28
院生Aさん

コメントありがとうございます。

気迫のこもったご発表で、聞くほうも一生懸命でした。
モッと、院生からの質問があればよかったですね。

*T先生から指摘の、「小規模では専門性のレベルは高まらない」は、最近高齢者施設でも論議されていることです。

今日の昼、T先生と偶然お昼をご一緒しましたが、夜遅くまで3Fで作業されているAさんの努力振りを話されていました。
「いい論文を書く人には、体全体から緊張感のようなものが発されている」例として!

第4コーナーの力走を期待しています。
時節柄、ご自愛ください。

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