介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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イギリスNHS60周年:改革のプランは

2008-07-06 08:20:35 | 地球→ドイツブログ
イギリスの医療は
NHS National Health Service
ということで税負担による国営サービスで知られています。

イギリスを代表する週刊誌

The Economist

は、
7月3日付で
Health-care reform
Keyhole operation
という記事で
この制度の改革について報じています。
というのも、7月5日は、NHSが誕生して60周年になるそうです。

*最初に
This week's print edition がでますので
この中の Britain
を探し、3番目の記事です。

○ ブラウン首相は、Darzi郷にNHSの改革を検討するよう求めていた。
その最終報告が6月30日に提出された。

○ その報告の焦点は、医療の量よりは質を重視する、というものだった。
というのもイギリスでは病院内での感染など医療の質が問われる事態が続いている。

○ 来年から、イギリスの病院は、「医療の質」報告をデータを添えて公表することになる。

○ アメリカの保険会社やMHO(保健管理組織)でも、医療の質を示す指標に重点を置きだした。
EU内でも医療の質の比較が容易にできるような作業が進められている。

我が国では、
かねてイギリスの医療制度を研究・紹介している研究者・実務家が多いのですが、サーチエンジンでの検索から、

近藤克則先生(日本福祉大学教授。医学博士・社会福祉学博士、大学院社会福祉学研究科長)の最近の論考が参考になると思いました。

近藤克則のホームページ

近藤先生は、イギリス医療の問題は、その低医療費政策に起因するとの論文を発表されています。
*2008年4月3日付 メディカル・トリビューン誌掲載記事など。

*写真は、
(イギリスとも、医療とも関係なく)
先週撮った鹿児島市内の市電です。

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