介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第1783号 ニュータウンの高齢化

2008-11-01 13:30:13 | 経済
ダイヤニュース Dia News第55号が届きました。
(ダイヤ高齢社会研究財団、2008年10月25日。写真は、その表紙)

大谷信介(関西学院大学教授)執筆の小論文
「ニュータウン高齢化の特徴と問題点」pp.3-6
が、関西の団地の高齢化を分析しています。
→クリックすると、全文をpdf.でダウンロードできます。

これが目に留まったのは、
研究のための覚書。の10月31日付の記事(10月30日付産経新聞配信)で、
枚方・香里団地の入居開始50年記念の写真展の話を読んだ直後だったからですね。

私も大学3年の頃、両親が北陸から引っ越して
千葉県松戸市の有名な常盤平団地の片隅の社宅に住んだことがあるので
団地住民の高齢化には関心をもってきました。
*両親は、その後、この団地の近くの一戸建てに越して、今も母92歳はここに一人で住む。

大谷先生の分析の詳細(関西の8つの大規模団地住民へのアンケート)は紹介しませんが、
結論部分:
・夫婦のみの家庭では、82.6%が、いまの団地に「一生住み続けるだろう」
           17.4%が、「転居するだろう」
と答えており、
・何よりも、全回答者(1685人)の93.1%が「ニュータウンが好きである」と答えている。     
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2 コメント

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アンケートの結果。 (はるむん。)
2008-11-01 21:29:42
最後の一文、アンケートの結果がとても興味深いですね。
大分の団地は、戸建ての団地なので、アンケートのとり方も若干違いますが、団地に住み続けたいと答えている世帯(おそらく夫婦ふたりが多い)は、7割ちょっとだったように記憶しています。
そういう意味では、団地に対する愛着というか、団地のアイデンティティがないのかなと思っていたので、他の団地のことを伺うとおもしろいなと思います。
希望 (bonn1979)
2008-11-02 08:00:37
はるむん。さん
コメントありがとうございます。

大谷先生は
この高い率から
入居者のニュータウンへの愛着を知り
今後の課題も入居者自身によって解決する方向を示唆されていました。

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