介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

学生の自発性をはぐくむ

2007-10-11 13:23:55 | 社会福祉
今朝
第3講(社会福祉概論Ⅱ)

・最初に
前回の復習をかねて
写真ー名前ー業績
の表を配り、簡単なコメント。
(横山源之助の写真ー名前ー『日本の下層社会』のように)

・今日のプログラム案を配る
前半に基礎知識と過去問、後半にグループに分かれて討論
というパターンを定着させるために
ていねいに説明。

・社会福祉原論と他の12科目との関係を
最近の国家試験問題を例に説明。
(4年次まで、この科目は学び続ける というメッセージ)

・パワーポイントによって
孝橋正一、大河内一男、岡村重夫、竹内愛二
の簡単な説明。
この問題は、過去、第9回、14回、15回、19回と出されている。
今日の説明は、この過去4回の出題が解けるように
気をつけながら解説する。

・1分30秒で解く。解答用紙を配る。回収する。
事実関係を知ってているかどうかのほかに、試験技術的なこと
も要求される。
正解は、3名。
「難しかった」とするものが12名と半数を占める。
やはり、孝橋先生や大河内先生の日本語は現在では理解できない。
具体的には、今日は第15回(2003年)の問題を使ったが
「A○ B○ C○ D○」というものが正解だったのでとまどったようだ。

・5分休憩
この間に、学生の間を歩いておしゃべり。

・休憩後、討論に入る前に
第5講(次々回)に、「パワーポイントを用いて3分間の
発表をするものはいないか?」と聞いたところ、
Y君、A君から手が挙がる。学生自身が発表しながら考えていく
という趣旨が少し浸透し始めたようだ。
(パワーポイントの実際について、院生のC さんの作ったものを紹介する。
私の講義で彼が発表したもの。中国の写真やグラフも入ったもの)

・討論は
「自分の身の回りの福祉職」というものだったが
島にいるおじさんが子どもたちに声をかけている
・・そういうことも広い意味で福祉活動ではないか?
とか、身内にいる福祉職の様子が発表された。
グループは毎回替わる。くじによって4人ずつの6チーム。
発表は、各チーム1分 という段取りも定型化してきた。

・講義と発表のバランス
・学生に当てるのと教師が解説する場面
・配布資料の多寡
・院生の役割
など、少しずつパターンが固まり
学生も安心してきた様子。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3講は日本の社会福祉学理論 | トップ | 湿度41% »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会福祉」カテゴリの最新記事