介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2195号 経験者からの励まし

2009-02-02 10:39:02 | 認知症
土曜日、1月31日、「やすら木会」の新年会に参加しました。
〈11:00~14:00)

これは、京都に本部がある「認知症の人と家族の会」の鹿児島県支部になります。
〈会員は200人ということでした。当日の出席は、40人弱)

最初に、鹿児島市の担当の方から、虐待の実態についての報告がありました。
全体の動向と、事例による解説で、放置しておくことができないけれども、「打つ手」も乏しいという事例があることを知りました。

親の年金をあてに戻ってきた子どもが、その親を虐待する・・といった経済的な要因によるものが多い。これから、年金保障の弱い世代が増えてくると、一層こういう事例が増えるでしょう。

会員の事例をそれぞれ自己紹介をかねてお聞きしました。
長い期間にわたって自宅で介護されている事例を沢山聞きました。
私の義母の事例など「まだまだ」と励まされ?ました。

介護保険によって改善されたことは間違いないと思われました。
認知症ご本人が出席されて、行政への要望をされていたのが特に印象に残りました。

〈写真は、冒頭の会長挨拶から)
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2 コメント

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怠慢は許されないですね (Maa-chan)
2009-02-02 13:19:19
 高齢者(特に認知症がある方への)や障害者への経済的虐待については,私自身のブログでもふれてきたところで,成年後見制度を利用することで改善か期待される事例もたくさんあると思われます。(私も警察の方から,親族による「経済的虐待」は犯罪にはならないという話を聴いたことがあります)

 しかし,「虐待」をしている家族が成年後見制度の申立をすることはほぼ期待できない以上,市町村長が申立を行うことが望ましいのですが,多くの自治体が行ってきていないのが現状です。(このこともブログでふれました)

 「成年後見制度利用支援事業」をもっと普及させていくことが重要なのですが,各自治体への
①要綱作り
②前例作り
 支援が必要なのかもしれません。・・・なかなか制度化についての必要性を感じている自治体が少ないのが,とても残念ですが。
公的な責任 (bonn1979)
2009-02-02 14:48:33
Maa-chan さん
コメントありがとうございます。

当日、当事者の方も発言されていたのですが
行政は「見守り」に終始している感じですね。

もう少し近隣の関心と協力も必要で
平行して、市町村長申立へとつなげていくことが必須ですね。

これから増加してきそうなだけに
公的な組織の体制整備が緊急です。

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