介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第3977号 工藤順一『文章術』(中公新書、2010.09.25刊)を読む。

2010-10-06 04:43:47 | 映画・読書
工藤順一『文章術』(中公新書、2010.09.25刊)を読む。
まだ読みかけですが、横浜と鎌倉でお会いした3人の方のブログを思い浮かべていました。


商売柄、たくさんの人の文章を読みます。
文章のスタイルは大体20歳頃に決まってくるように思います。
大学3年生頃ですね。
大学に入ってからの本格的な勉強によって、知識も増え、文章を書く機会が増し、文章について指導を受けることも多くなりますね。


これまで、たくさんの文章に関するハウツーものを読んできましたが、

工藤順一『文章術』(中公新書、2010.09.25刊)

は、一味違った実践的なものです。


印象に残った箇所:

○ 優れた文章には、自分の文章を客観視できる全体像がある。p.12

○ 本物にはかなわない。(あるものを文章で説明する難しさ)p.22

○ カテゴライズの重要性(概念の整理) p.48

○ 発信型教育の重要性 p.139

○ 3つの世界 (第5章)


【3種類の文章】

第4章「型とは何か」が面白いです。p.109

文章は、大きく分けて、次の3つがある。

○ 説明

○ 論証(説明の派生)

○ 物語

この「文章には、3つの種類がある」ことを意識した上で、それぞれの文章に応じた展開方法を考察しています。

基本は、「結論を書き、次いで、その理由を述べる」ということです。


詳しくは、直接、本書をお読みいただくとして、
この「文章の3つの型」を読んで、私は、いつも読んでいる3つの優れたブログを思い浮かべました。

想い・思い・おもいver.2   ←説明

Think Power  ←論証

笑わせてなんぼの介護福祉士  ←物語


舌足らずの紹介ですが、
若い人は、漫然と文章を書かずに、ブログなどで発信する機会を作り、どうすれば自分の思いを伝えられるか?工夫しながら文章を書く習慣をつけたいです。

10月1日、10月3日、この3つのブログの管理者とお会いしています。「文は人なり」を実感して、まだ第5章は読みかけですが、紹介しました。
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