【硬いタイトルですが】
おととい、駅の本屋で立ち読み。
「フーコー」のことが出ているので
購入することに。
貫 成人(ぬき・しげと)
『真理の哲学』ちくま新書703
2008年2月10日第1刷、251ページ、740円+税。
著者は、1956年生まれ、専修大学教授。
【三島亜紀子】
この間まで2ヶ月かかって
三島亜紀子『社会福祉学の<科学>性』を読んでいました。
終章にでてくるフーコーですが、
これまで名前を知っている程度で
三島さんの本を読んで初めて社会福祉学との関係があることを知る。
本格的にフーコーを読んだりする気力というか体力もないが・・
三島さん(知らない人になれなれしいですが・・2ヶ月の間読んできたのでつい)
の本の大事な部分を十分理解しないでブログでもっともなことを書いた
という反省があったため
「立ち読み」→「購入」
となったのです。
【<正しさ>は病である】
という新書の帯のせりふにも驚きますね。
(写真)
5つの章からなる。
1 ニーチェ
2 フッサール
3 メルロ=ポンティ
4 フーコー
5 フレーゲからクワインまで
このうち、
ニーチェとフーコーの章はきちんと読み、理解した。
→ブログで要点を紹介するほどは理解できていない。
5のアメリカ分析哲学のことは、読んだが3分の1程度しかわからなかった。
2と3とは、数行ずつ読んだが、あとは読まなかった。(読めなかった)
こうして
→「拾い読み」となったわけです。
【政策・技術・思想】
三島亜紀子の本を読んで気付いたのは自分の教養のなさ。
坂田周一の「政策」の本は、よく理解できるし、それをベースに自分の知識を整理できていく、という実感がある。(始めたばかりですが・・)
三島さんの本は、いわゆる「ソーシャルワーク」という技術体系の背景を知っておきたいという気持ちがあったわけですが、「社会福祉援助技術」についての基礎的な理解がないのと、フーコーなどを読んでいないための悪戦苦闘がありました。
この『真理の哲学』
は、文献解題もわかりやすく、少なくとも、5つの哲学は、従来の「哲学」のイメージを覆す、という意味で一書にまとめられたということがわかった。
*細川瑞子の『成年後見の原理』の文献リストには、フーコーは挙げられていない。
**山脇直司『グローカル公共哲学』(2008、東京大学出版会)の索引には、フーコーが挙げられている。
おととい、駅の本屋で立ち読み。
「フーコー」のことが出ているので
購入することに。
貫 成人(ぬき・しげと)
『真理の哲学』ちくま新書703
2008年2月10日第1刷、251ページ、740円+税。
著者は、1956年生まれ、専修大学教授。
【三島亜紀子】
この間まで2ヶ月かかって
三島亜紀子『社会福祉学の<科学>性』を読んでいました。
終章にでてくるフーコーですが、
これまで名前を知っている程度で
三島さんの本を読んで初めて社会福祉学との関係があることを知る。
本格的にフーコーを読んだりする気力というか体力もないが・・
三島さん(知らない人になれなれしいですが・・2ヶ月の間読んできたのでつい)
の本の大事な部分を十分理解しないでブログでもっともなことを書いた
という反省があったため
「立ち読み」→「購入」
となったのです。
【<正しさ>は病である】
という新書の帯のせりふにも驚きますね。
(写真)
5つの章からなる。
1 ニーチェ
2 フッサール
3 メルロ=ポンティ
4 フーコー
5 フレーゲからクワインまで
このうち、
ニーチェとフーコーの章はきちんと読み、理解した。
→ブログで要点を紹介するほどは理解できていない。
5のアメリカ分析哲学のことは、読んだが3分の1程度しかわからなかった。
2と3とは、数行ずつ読んだが、あとは読まなかった。(読めなかった)
こうして
→「拾い読み」となったわけです。
【政策・技術・思想】
三島亜紀子の本を読んで気付いたのは自分の教養のなさ。
坂田周一の「政策」の本は、よく理解できるし、それをベースに自分の知識を整理できていく、という実感がある。(始めたばかりですが・・)
三島さんの本は、いわゆる「ソーシャルワーク」という技術体系の背景を知っておきたいという気持ちがあったわけですが、「社会福祉援助技術」についての基礎的な理解がないのと、フーコーなどを読んでいないための悪戦苦闘がありました。
この『真理の哲学』
は、文献解題もわかりやすく、少なくとも、5つの哲学は、従来の「哲学」のイメージを覆す、という意味で一書にまとめられたということがわかった。
*細川瑞子の『成年後見の原理』の文献リストには、フーコーは挙げられていない。
**山脇直司『グローカル公共哲学』(2008、東京大学出版会)の索引には、フーコーが挙げられている。