【YAHOO知恵袋への質問と回答】
2008.1.31 09:35:57 質問あり
「アメリカの福祉が進んでいる理由を教えて」
回答 5件あり その要点:
・進んでいない。自己責任の国。
・カリフォルニア州の「支援付就労」は進んでいた。これは例外かも。
・日本のほうがマシ
・アメリカの福祉は進んでいません。
・ホームレスはアメリカが日本よりはるかに多い。
解決 2008.2.15 06:38:12 とあり
この質問の閲覧数は、172
【日本にはアメリカが19世紀末経験したものがない】
伊部英男(元厚生省社会局長)とマーサ・オザワ(ワシントン大学)の共著論文では、日米を比較研究した。日本には、アメリカのソーシャルワークが19世紀末から20世紀にかけて経験したものがない(地域で人々を守る)。戦後、国家が与えるものが福祉と思ってしまった。
*『世界の社会政策』(ミネルバ書房、1992年)p248-p274
【NASWのニュースから】
NASW(アメリカ・ソーシャルワーカー協会)のホームページから
↓
News Information
↓
Social Work Blog
↓
Social Work in the News, March 27,2008
↓
Letter
とクリックしてください。
Letter:Social workers help people in all stages of life
という手紙が載っています。
フロリダにある民間組織のJackie Pakonies という方の手紙です。
【アメリカのソーシャルワーカーは頑張っている】
他の専門職に比較して、まだどんな仕事か市民に十分理解されていないとした上で、次の6点をあげている。
1ソーシャルワーカー(以下、SW)は、学部・修士・博士までの専門教育・実習を得ている専門職で、人々の自立を援助する。
2 SWは、人生のあらゆる段階(子どもから老人まで)、養子やホスピスまで援助している。
3 SWは、病院、警察、精神病院、軍、会社で働いている。
4 精神保健で言うと、心理臨床家、精神科医師、精神科看護師のすべてを合計した数よりも、SWが一番多く勤務している。
5 SWは、連邦、各州その他の公務員になっている。上院議員2人。
6 アメリカ雇用庁の推計では、SWのニーズは、他の職業の2倍の速度で伸びる。特に、高齢者サービス、薬の依存症、学校などの部門で伸びると見込まれる。
【アメリカの鵜呑みはいけないが】
かねてお話している通り、健康保険制度もないアメリカは社会政策の上では反面教師です。(学ぶところはなく、あのようになってはいけない、の意味)
ですが、SWがどの程度社会に受け入れられているか、
といえば、アメリカの方ががんばっていますね。
問題は、アメリカのテキストを鵜呑みにしてきた日本の先生たちにあるのでは?
(日本でも、すぐれた実践は行われている)
*写真は、昨年春のものでごめんなさい。
2008.1.31 09:35:57 質問あり
「アメリカの福祉が進んでいる理由を教えて」
回答 5件あり その要点:
・進んでいない。自己責任の国。
・カリフォルニア州の「支援付就労」は進んでいた。これは例外かも。
・日本のほうがマシ
・アメリカの福祉は進んでいません。
・ホームレスはアメリカが日本よりはるかに多い。
解決 2008.2.15 06:38:12 とあり
この質問の閲覧数は、172
【日本にはアメリカが19世紀末経験したものがない】
伊部英男(元厚生省社会局長)とマーサ・オザワ(ワシントン大学)の共著論文では、日米を比較研究した。日本には、アメリカのソーシャルワークが19世紀末から20世紀にかけて経験したものがない(地域で人々を守る)。戦後、国家が与えるものが福祉と思ってしまった。
*『世界の社会政策』(ミネルバ書房、1992年)p248-p274
【NASWのニュースから】
NASW(アメリカ・ソーシャルワーカー協会)のホームページから
↓
News Information
↓
Social Work Blog
↓
Social Work in the News, March 27,2008
↓
Letter
とクリックしてください。
Letter:Social workers help people in all stages of life
という手紙が載っています。
フロリダにある民間組織のJackie Pakonies という方の手紙です。
【アメリカのソーシャルワーカーは頑張っている】
他の専門職に比較して、まだどんな仕事か市民に十分理解されていないとした上で、次の6点をあげている。
1ソーシャルワーカー(以下、SW)は、学部・修士・博士までの専門教育・実習を得ている専門職で、人々の自立を援助する。
2 SWは、人生のあらゆる段階(子どもから老人まで)、養子やホスピスまで援助している。
3 SWは、病院、警察、精神病院、軍、会社で働いている。
4 精神保健で言うと、心理臨床家、精神科医師、精神科看護師のすべてを合計した数よりも、SWが一番多く勤務している。
5 SWは、連邦、各州その他の公務員になっている。上院議員2人。
6 アメリカ雇用庁の推計では、SWのニーズは、他の職業の2倍の速度で伸びる。特に、高齢者サービス、薬の依存症、学校などの部門で伸びると見込まれる。
【アメリカの鵜呑みはいけないが】
かねてお話している通り、健康保険制度もないアメリカは社会政策の上では反面教師です。(学ぶところはなく、あのようになってはいけない、の意味)
ですが、SWがどの程度社会に受け入れられているか、
といえば、アメリカの方ががんばっていますね。
問題は、アメリカのテキストを鵜呑みにしてきた日本の先生たちにあるのでは?
(日本でも、すぐれた実践は行われている)
*写真は、昨年春のものでごめんなさい。