ドカモンモン

ポルシェ356Speedsterのレプリカ(CMC製)の奮闘記です。中身はビートルですから毎日楽しく走りますよ!

文明崩壊 ジャレド・ダイアモンド著 を読んで

2013年02月12日 | ちょっと考えたこと
やっと風邪も治ってきて、また活動出来そうだが、それにしても寒い、今年は特に寒く感じる、齢のせいか!「銃・病原菌・鉄」のピューリツァー賞作家と言うかジャレド・ダイヤモンド教授の「文明崩壊」を読んだ。
一週間かけてじっくり読んだ。


古代マヤ文明、イースター島、北米アナサジ文明の崩壊から、ルアンダ、インドネシア、ニューギニア、オーストラリア、現代中国、その間グリーンランドのバイキング崩壊、ハイチとドミニカの悲劇、最後にアンコールの興亡まで丁寧に説明して、グローバル化した現地球規模の文明崩壊に対する参考に持ってくる。
単なる地域環境保護団体的な視野でなく、中立の立場でサジェスチョンを示されてます。

是非一読を勧めます。

最近中国の空気汚染が日本に影響を与えるというニュースが増えた。
これは中国だけの問題ではなく、日本も当然含めての地球的規模の問題で、あり、統治する中国政府も当然であるが、中国の安い賃金に依存する諸外国も根本的に考え直す時期になっている。

崩壊の根本原因は人口の増加と、再生不能資源の浪費が多い、山林の消滅での土壌の崩壊は、頻繁に洪水をおこし、栄養分の土壌の流失が穀物の不作を招く悪循環に人口増と気候変化と、自己欲求型の浪費消費生活が追い打ちをかける。まさに崩壊の危機その崖っぷちに人類は差し掛かっているように思う。

たぶんこのままなら50年後はひどい状態が一気にくるように思える。
50年後には私はいないが、息子や孫の時代だ、そんなに先ではない。

子供達に少しでも楽をさせようと小銭を残してやっても生活基盤自体が崩壊したらどうしようでもないではないか。

窓から見えるこの空が50年後、100年後きれいであることを望みます。
  

そのためにも、世界のリーダーたちにはこの本を読んでもらいたい。

この小学校で
 
子供たちがいつまでも元気で賑やかに学んで遊んでもらいたいものである。



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