伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

動く字を書いた偉人

2008-10-20 18:30:32 | Weblog

読者 :
「内在神と共に」新刊の表紙は、天照らす空の海・・・まさに空海の
イメージでしょうか?
感想 :
大空の雲海。 地上と太陽の間に広がる雲の海は、とても
幻想的です。
空海さんの幼名には、眞魚(まお)、真の魚とも取れる名前
が使われていました。 空海の魂が金星神界から現実界へ
降りて来る時、現実界に大きな物質的影響を及ぼしていた、
海の龍宮神界が産土神の導きとして介在していました。
この事が、空海の幼名に魚が付けられていた因縁でも有る
と私は感じます。
龍宮神界の加護を受けた魂は、現実界では大きな大成功を
成す事が保証されます。 現実界の富の霊的源泉は、海に
在ります。
だから、空海の「海」は、私の先入観で頭から海洋の海でし
た。今回、読者の指摘を受けて感じたのは、確かに空の雲海
と空海が霊的にも合います。
そして、脳裏に浮かんで来た光景は、高野山奥の院の裏庭
に存在する、空海直筆の書を写した石碑です。
その石碑には、一文字のみが刻まれています。
それは、「空」の一文字です。
この空海直筆の空の文字が非常に変わっているのです。
湯気が空中に立ち上り消え行く様に、字が斜めの書体で書
かれています。 文字の後半が、霧散するように消え行く様
な錯覚を起こさせる、生きている字体です。
素晴らしいキッチリとした楷書を書く空海にしては、崩した文字
が珍しくて、印象深く私には残っていました。

空海さんが誕生する時は、神界と現実界の間の海が関与し
ましたが、成人してからは太陽神の天照太御神と、大地の
象徴としての山脈である国常立太神の間で、思いっ切り大い
に生き切ったと思います。 大空の雲海の様な自由さで・・・。
スサノオが現実界で肉体を持った姿の一つが、空海だったと
も言えます。
空海と荒神との縁起(過去記事参照)
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20070514
も、両者に因縁が有ったと言うことです。

人間は、生まれた限りは、いつか必ず雲の様に霧散します。
今、私達は、天と地の狭間で生きています。
どうせ消えるならば、貴重な今を生き切って行きましょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (226)
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