伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

素直に成りましょう

2008-10-21 18:41:50 | Weblog

読者 :
成長するということは魂に素直に生きることなのかと思いました。
でも、僕の魂の周りには雑念や垢がたくさんあります。これを取らな
いことには、素直に生きることが難しいと思います。この雑念や垢を
取る方法が、当たり前のことに感謝することなんだと感じていました。
でも、なんで感謝することで雑念や垢がなくなるのか、そのはっきり
とした理由はよく分かってませんでした。ですが今日ふと気が付きま
した。
当たり前だと思っていることはすべて根源の息吹から生まれてきたもの。
それに向けて感謝をするということは、生命の根源、自分の生まれ
てきたところを感じる行為
、つまり自分自身を感じる行為なんだと思いました。
感謝をすることで自分の魂を感じることができる。それによって魂が強く光りだし
周りの雑念や垢をとかすことができる。だから感謝をすることで魂に素直に生きる
ことができるんだと思いました。
成長とは、人と比較することではなくて、あくまで自分自身の問題、
いかに自分に素直に生きることができるかということだと感じました。
感想 :
当たり前な事=根源存在の現れです。
「素直に成る」とは、素=根源(神)に成る。です。
自分自身が素直な時は、神に近いかも知れません。
私達が物事に執着して素直に成れない時は、神から離れて
いるとも言えます。
素直な心に成れない時の決断は、後で後悔する結果に成り
易いものです。

先祖供養も、今回の自分が誕生した元の霊線を、感謝の念
により浄化させ、心身共に原点に還る行為です。
実践的、具体的に自らの努力により原点に戻れる秘儀でも
あります。 原点に触れると、全てが再生するものです。
霊的問題が原因である、病気・心の病は、感謝の先祖供養
を実践すれば、早々に改善して行きます。
ただ、霊的問題が原因である場合は、少ないです。
20数年間、人々の悩みを観て来ましたが、全体の2割ぐらい
のものです。 
霊的問題が原因で心が苦しい場合は、感謝の先祖供養を
実践すれば憑き物が落ちるように、早い改善を本人も自覚で
きます。
問題は、自身の衣食住や心掛けから来る病気や心の問題は
改善するには時間が必要です。
闇雲に神仏へ参拝する前に、生き方自体を変える必要が有り
ます。 どこを改善すれば良いのかも、要点がぼやけている
ものです。

例えば、空海さんが残念に思っている事があります。
それは、空海さんが一番伝えたかった本意は、生きる人間が
生きたまま「即身成仏」に成れることを伝えたかったと。
これは今、生きている人間が、そのまま生き生きとした黄金色
に光り輝きながら生きる、み仏の様な尊い存在で既に有る
思い出す方法だったとの事です。
しかし、千年以上も経過すると、人間に一番広め易く求められ
内容は、奇異な事や秘密、得をすると人々が受け取る事ば
かりが誇張されて広まります。
だから、即身仏へ到る為の途中の行法ばかりが誇張され、
学問化されてしまい、本道から離れてしまったとの事です。
だから、現在の密教を一生懸命に追及しても、誰も即身仏に
は成れないと伝えます。
つまり、本来の目的では無い呪文や術法ばかりが研鑽され、
人間性を磨く為の教えが消えてしまったとの事です。
即身仏に成るためには、心の内面の豊かさが拡大して初めて
枝葉である行法が発動し機能するとの事でした。
このあたりの内容は、
十住心論(じゅうじゅうしんろん)でホン
の触りだけ伝えられていますが、奥義は直弟子への口伝の
為に消えています。

学校や職場でも、これは秘密のゴシップだと、誰にも言っては
いけないとする興味を引く話の場合は、早急に逆に広まる
ものです。 人間の卑しい性かも知れません。
宗教も長い年月が経過すれば、開祖が示した本意は消え
去り、目立つ派手な教義のみが肥大化されて、別物に成って
しまいます。

感謝の先祖供養、神仏への感謝想起は、人間の内面を広げ
ます。 心が大きく成れば、色々な応用が出来ます。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (238)
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