輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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Norah Jones / Pick Me Off The Floor

2020-05-01 | Jazz
<発売日> 2020/6/12

<JAN(規格番号)> 0602508914263

<内 容>
★ノラ・ジョーンズ7枚目のスタジオ・アルバムの限定盤デラックス・エディションが登場。                                                    ■スタンダード盤の収録内容+ボーナス・トラック “Street Strangers” + “Tryin’ To Keep It Together”2曲収録。 ■7”紙ジャケ仕様 ■“I’m Alive”, “Flame Twin”,“Hurts To Be Alone”3曲の楽譜付き。                                                                                                                                   彼女の歌は、深く、切なく、美しい―。
ジャズに縁どられた優しいピアノに励ましの詩を乗せ、
「これまでで一番クリエイティヴ」と本人が語るノラ・ジョーンズ、7枚目のスタジオ・アルバムがついに完成。                                                                                             ●2016年の『デイ・ブレイクス』以降、フル・アルバムをリリースするつもりなど微塵もなく、しばらく「アルバムを作る」というルーティンワークから遠ざかっていた。しかし、セッションで試したものや書き溜めていたに楽曲たちが、気が付かないうちにバラバラなものを寄せ集めたコラージュではなく、ピアノ・トリオのグルーヴと失望から希望へと向かう歌詞で、つなぎ止められていることに気が付く。そこで、アルバムで音楽を発表するということを再解釈し、自ら遠ざかろうとしていた「アルバム」に再度向き合うことを決意。
●ノラは「ラフミックスを携帯にいれ、犬の散歩をするときに聴いていた。そしたら、いつしか頭から離れなくなっていた。で、気づいたの。どの曲にも不思議な一貫した特色があるんじゃないかって。まるで神と悪魔と心と国と地球と私の間のどこかで起きている夢の中、熱病に うなされている感覚だった」と語った。
●「たまたまそういうゾーンに入っていたのか、それともさまざまなセッションからその気になったのか、わからない。でも去年の私は、これまでで一番クリエイティヴな気分だった。」そう語るノラは今年に入り、ストリングスやハーモニーなどアルバムの最終仕上げにとりかかった。音楽の作り方に対する考え方を根底から変えることで、新しいインスピレーションの源をみつけ、数曲、共同執筆者を迎えているものもあるが、作詞作曲はすべてノラ自身の手で行った。また、収録されている11曲中、9曲のプロデュースもノラ本人が担当。その他の2曲(「アイム・アライヴ」、「ヘヴン・アバヴ」)に関しては、90年代からUSインディ・ロックを牽引し続けてきたウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーがプロデュースを務め、また、ジェフはその2曲の作詞作曲もノラと共に行った。ジェフとはこれまでも、「#songofthemoment」などのプロジェクトでタッグを組んでいる。
●アルバムの核となる部分に関しては、制作初期の段階で彼女と親交が深いドラマーのブライアン・ブレイドとのセッションで完成していたが、アルバムを通して固定のバンド・メンバーは置かず、ジョン・パティトゥッチ(b)、ネイト・スミス(ds)など、総勢20名以上の実力派アーティストが立ち代わり登場する。

※限定

NADINE SHAH / KITCHEN SINK

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/6/5予定

<JAN(規格番号)> 4050538600926

<内 容>
女性だからこそ歌える歌がある。 インディー・ロックやジャズ、ポスト・パンクやフォーク・ロックなど様々な要素を取り入れたその音楽性だけでなく歌に込められた強いメッセージ性で注目を集める英国のシンガー・ソングライター、Nadine Shah。同世代の女性たちをテーマにした最新作『KITCHEN SINK』、完成!

■ イギリス出身の女性シンガー・ソングライター、Nadine Shah。パキスタンとノルウェーの血を引く彼女は、2013年にファースト・アルバムをリリースし、インディー・ロックやジャズ、ポスト・パンクやフォーク・ロックなど様々な要素を取り入れたその音楽性だけでなく歌に込められた強いメッセージ性で注目を集めた。2015年にセカンド・アルバムをリリースした彼女は、2016年、デビュー・アルバムからともに仕事をしているプロデューサー、Ben Hillier(Depeche Mode、Blue、Doves、Elbowなど)とともに、英国のNorthern Stageが手掛けた舞台『狙撃者/Get Carter』の音楽を担当した。

■ 2017年にリリースされた3rdアルバム『HOLIDAY DESTINATION』が英国のマーキュリー・プライズにノミネートされ、高い評価を集めた彼女が、それに続く4作目のアルバム『KITCHEN SINK』を完成させた。アルバムからは、今年2月に先行シングルとして「Ladies For Babies (Goats For Love)」がリリースされている。昔兄が描いた絵に添えてあったフレーズをタイトルにしたこの曲は、Nadine本人曰く性差別をテーマにした曲であり、またAce Of Baseの「All That She Wants」への直接的な返答であるという。彼女は、「All That She Wants」の中に登場する人物の性別を入れ替え、「自分の子供を産み、夫にこびへつらう、若くて美しい妻」の役割を妻に押し付けず、ただの配偶者であること以上を求めない、そんな夫をからかう歌を作り上げた。

■ かつてインタビューの中で、「メンタルヘルスは自分にとって大きなテーマである」と語る彼女。本作『KITCHEN SINK』では、彼女と同世代である30代~40代の女性たちに寄せられている社会的期待をテーマにしているという。収録曲には、自分自身が実際に体験したことだけでなく、同世代の女性の友人たちと話、彼女たちから聞いた話も反映されているという。
「基本的に私は、自分の大好きな女性たちについて曲を作っている」そう彼女は語る。「新しく母になった人、ロックスター、悩みを抱え、支援を必要としている人、病と闘いながらも言葉で言い表せないような強さを見せる人。女性がどう生きるべきか、ずっと昔に決められた伝統みたいものはあるけど、それらもいまではすっかり変わっている。自分が女性であること、そして自分たちよりもはるかに素晴らしい女性たちに囲まれていることを誇りに思っている」

■ 自分のキャリアを追求するか否か、結婚するか否か、子供を産むか否か――様々な人生のシナリオを選べる現代を生きる女性の、さまざまな選択、そして生き方を当事者目線で描くNadine Shah。英国のワーキング・クラスの現代社会への幻滅などを描いた文化運動”キッチンシンク・リアリズム“からタイトルをとった彼女の最新アルバム『KITCHEN SINK』。そこには、彼女の鋭くも優しいまなざしが描かれているのだ。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCL8Nh2fvZTO5zt2u8yFcxOQ

THE CHOIR / LAST CALL: LIVE AT THE MUSIC BOX (LIVE)

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/5/29予定

<JAN(規格番号)> 0816651018789

<内 容>
ポップなメロディ・ラインと力強いギター・サウンドが特徴的なパワー・ポップ…、その代表的バンドでもあるラズベリーズのメンバーを輩出したことでも知られる、60年代の伝説的パワー・ポップ/ガレージ・ロック・バンド、ザ・クワイアー! 活動期はシングルのみのリリースだったにも関わらず圧倒的な支持を得る彼らが、2019年に50周年を記念して開催、その興奮の再結成ライヴの模様をたっぷり2枚のCDに詰め込んだ、まさかの最新ライヴ・アルバムがここに登場!

"「私たちがティーンエイジャーだった頃に、高い希望と大きな期待を胸にこのバンドを始めたんだ。以降私たちは別々の道を歩み、何年もの間様々な違った経験をそれぞれしてきたんだけど、一つだけ変わらないものがあった。それは、友情っていうものさ。この友情は、半世紀以上も変わらず続いたのさ!」 ─ ジム・ボンファンティ

◆1960年代半ばのクリーヴランド。当時アメリカ中を席巻していたブリティッシュ・インヴェイジョンに影響を受けた10代の若者達による一つのバンドが誕生した。結成当初はザ・モッズと名乗り、敬愛するビートルズやザ・フー、ストーンズやゾンビーズなどのカヴァーからスタート、その後オリジナル楽曲を発表していき、今もなお鮮烈な輝きを放つパワー・ポップ伝説の名曲「It's Cold Outside」がスマッシュ・ヒットを記録、その後ヒット・シングルを発表しながらも、アルバムを発表することなく70年に解散した伝説的パワー・ポップ/ガレージ・ロック・バンド、それがこのザ・クワイアーだ。

◆バンド解散後、在籍メンバーの3人はエリック・カルメンと共に元祖パワー・ポップ・バンド、ラズベリーズを結成したり、ジェームズ・ギャングの一員となったりと、その後のアメリカン・ミュージック・シーンにその遺伝子を遺し、バンド解散後も様々なコンピレーションに楽曲が収録され、まさに「伝説的」存在となったザ・クワイアーだが、2018年、解散前夜ともいえる1969年に彼らがレコーディングしていた幻のアルバム音源『ARTIFACT: THE UNRELEASED ALBUM』が公式音源として正式にリリースされ、彼らの名が再び全世界のパワー・ポップ・ファンの間で熱く語られるようになっていったのだ。

◆50年以上の時を超え、再び注目を集める存在となった彼らは、60年代に抱いていたヴィジョンを現代に復活させるべく、重大な決心をする。それは、ロックンロールの聖地であり彼らを生んだ町、クリーヴランドで再結成ライヴを行う、ということだった!

◆そしてここに、2019年9月20日にクリーヴランドにあるMusic Boxという会場で開催された50周年記念パフォーマンスの模様を収録したライヴ・アルバム『LAST CALL: LIVE AT THE MUSIC BOX』がリリースされることになった。この夜、彼らはパワー・ポップも代名詞ともいえる「It's Cold Outside」はもちろんのこと、60年代の彼らの楽曲を見事に現代に蘇らせただけではなく、彼らに大きな影響を与えた楽曲の数々も披露している。プロコル・ハルムやビリー・プレストン、スプーキー・トゥースやザ・キンクス、ボブ・シーガーといったアーティスト達の楽曲が、ダイナミックなヴァージョンとなって演奏されているのだ。ジミー・ウェブの堂々たるエピック曲「MacArthur Park」などは鳥肌モノの演奏だ。

◆創立メンバーでありその後ラズベリーズでも活躍するジム・ボンファンティ(dr)を中心に、ケン・マーゴリス(key)、フィル・ジャロンバルド(organ)、ランディ・クロウン(g)そしてデニー・カールトン(b)というラインナップで現代のステージにたったザ・クワイアー、その奇跡のパフォーマンスの模様をたっぷりCD2枚に収録したこの『LAST CALL: LIVE AT THE MUSIC BOX』にはメンバーの写真や2019年のライヴ写真などをふんだんに掲載したブックレットが封入されている。


THE STAPLES / PASS IT ON

2020-05-01 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
<発売日> 2020/6/5予定

<JAN(規格番号)> 0816651018932

<内 容>
1950年代から第一線で活躍してきたステイプル・シンガーズが、ザ・ステイプルズと名を改め、カーティス・メイフィールドのプロデュースのもと作り上げたモダン・ソウルの傑作が、最新リマスター音源で蘇る!しかもシングル・エディットを収録したボーナス・トラック入り!

■ 1950年代から第一線で活躍してきたステイプル・シンガーズ。ゴスペルから始まり、ソウル・フォーク、そしてメインストリームのソウル/R&Bへとその音楽性を広げていったレジェンドである彼らは、60年代の公民権運動の盛り上がりと共にメッセージ性の強い歌を世に送り出していった。60年代、Vee-Jay、Riverside、Epicなどのレーベルから作品を発表していた彼らは、1968年、Staxへ。全米No.1となった「I’ll Take You There」や全米9位の「If You’re Ready」などのヒット曲で一躍ソウル・ミュージック・スーパースターに。そして70年代、全米ポップ・チャートに13曲、R&Bチャートに20曲ものヒット・シングルを送り出し、ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』にも出演した彼らは1975年、Staxの倒産を機にカーティス・メイフィールドのCurtomへ移籍する。レーベル第一弾となったのは、カーティス・メイフィールドが音楽、プロデュースを手掛けたシドニー・ポワチエ監督・主演映画『LET’S DO IT AGAIN / シドニー・ポワチエ/ 一発大逆転』のサウンドトラック。タイトル・トラックがポップとR&Bの両チャートで1位に輝いたそのアルバムは、全米ポップ・アルバム・チャートの20位、そしてR&Bアルバム・チャートの5位を獲得した。

■ そのカーティス・メイフィールドのプロデュースによる第2作目となるが、1976年にワーナーからグループ名をザ・ステイプルズと変え、リリースした『PASS IT ON』である。彼がプロデュースだけでなく、リード・ギターも務め、レコーディングもシカゴのカートム・スタジオで行われた。バック・ミュージシャンには、リード・ギターにPhil UpchurchとGary Thompson、ベースにJoseph ‘Lucky’ Scott、パーカッションにMaster Henry 3 Gibson、ドラムスにQuinton JosephとDonelle Hagen、そしてキーボードとアレンジにRich Tufoと、カーティスのハウス・バンドが名を連ねている。結果完成したアルバムは、メイヴィス・ステイプルズの迫力の歌声がカーティス独自のファンク&ソウルと絶妙な相性を見せた作品となった。アルバムからは、「Love Me, Love Me, Love Me」が全米R&Bチャート11位を獲得するヒットとなった。

■ モダン・ソウルの傑作とも呼べる『PASS IT ON』が、待望の最新リマスター音源で復刻となる。しかもアルバムからのシングルのシングル・エディットを追加したボーナス・トラック入り!プロデュースを手掛けるのは、数々のリイシューで高く評価され、グラミー賞も受賞しているCheryl Pawelski、そしてリマスターはOmnivoreのリマスター作品ではおなじみのMichael Gravesが手掛けている。

■ メロウでグルーヴィーなカーティス・メイフィールド・サウンドのサウンドとザ・ステイプルズのパワフルでソウルフル、そしてコーラスが絶妙に合わさった意欲作――今改めて聴きたい1枚である。

トレイラー映像
https://youtu.be/It5zPTCfFcU

THE STAPLE SINGERS / LET'S DO IT AGAIN: ORIGINAL SOUNDTRACK

2020-05-01 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
<発売日> 2020/6/5予定

<JAN(規格番号)> 0816651018925

<内 容>
ステイプル・シンガーズが、カーティス・メイフィールドの音楽・プロデュースでリリースしたシドニー・ポワチエ監督・主演映画『LET’S DO IT AGAIN / シドニー・ポワチエ/ 一発大逆転』のサウンドトラックが最新リマスター音源で蘇る!全米No.1ヒットのタイトル・トラックをはじめ「New Orleans」や「I Want To Thank You」など、ソウルフルでグルーヴィーな楽曲を多数フィーチャーしたCurtom移籍第一弾!

■ 1950年代から第一線で活躍してきたステイプル・シンガーズ。ゴスペルから始まり、ソウル・フォーク、そしてメインストリームのソウル/R&Bへとその音楽性を広げていったレジェンドである彼らは、60年代の公民権運動の盛り上がりと共にメッセージ性の強い歌を世に送り出していった。60年代、Vee-Jay、Riverside、Epicなどのレーベルから作品を発表していた彼らは、1968年、Staxへ。全米No.1となった「I’ll Take You There」や全米9位の「If You’re Ready」などのヒット曲で一躍ソウル・ミュージック・スーパースターに。そして70年代、全米ポップ・チャートに13曲、R&Bチャートに20曲ものヒット・シングルを送り出し、ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』にも出演した彼らは1975年、Staxの倒産を機にカーティス・メイフィールドのCurtomへ移籍する。

■ そのCurtom移籍第一弾となるアルバムが、シドニー・ボワチエ監督・主演の映画『LET’S DO IT AGAIN / シドニー・ポワチエ/ 一発大逆転』のサウンドトラックだ。音楽、プロデュースを手掛けたのはもちろん、カーティス・メイフィールドである。アルバムからのファースト・シングルでもあったタイトル・トラックは、ポップとR&Bの両チャートで1位を獲得した。そのアルバムが、最新リマスター音源で蘇る。しかもアルバムからのシングルのシングル・エディットを追加したボーナス・トラック入り!プロデュースを手掛けるのは、数々のリイシューで高く評価され、グラミー賞も受賞しているCheryl Pawelski、そしてリマスターはOmnivoreのリマスター作品ではおなじみのMichael Gravesが手掛けている。

■ 音楽評論家、Rob Bowmanはアルバムのライナー・ノーツで本作について以下のように語っている:「サウンドトラックというものは、それ自体が一つのジャンルだ。素晴らしいテーマ・ソングを収録しているものもあるが、一般的に収録されている音源の大部分は、何度も繰り返し聞かれる楽曲というよりも、映画のシーンに合わせて制作されたインストゥルメンタル作品を引き延ばしたものである。しかし『LET’S DO IT AGAIN』に関しては、タイトル・トラックをはじめ、「New Orleans」や「I Want To Thank You」などのメロディーやグルーヴを聴けば、これがステイプル・シンガーズの全作品の中でも重要なアルバムだと分かるだろう。実際、このアルバムは全米ポップ・アルバム・チャートの20位、そしてR&Bアルバム・チャートの5位を獲得している」

■ カーティス・メイフィールドとステイプル・シンガーズによる、シドニー・ポワチエ主演・監督映画のサウンドトラック。ステイプル・シンガーズの歴史だけでなく、70年代ブラック・カルチャーを知る上でも重要な作品が、最新リマスター音源で蘇る!

トレイラー映像
https://youtu.be/It5zPTCfFcU

MAKE THEM SUFFER / HOW TO SURVIVE A FUNERAL

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/6/5予定

<JAN(規格番号)> 4050538605235

<内 容>
漆黒の闇を思わせるようなダーク・ヘヴィネスが獰猛さと荘厳さを身にまとい、新たなヘヴィ・スタイルとなって今世界に鳴り響く…。 シンフォニック・デスコア・サウンドとも言うべき圧巻の音像を吐き出す、オーストラリア出身のヘヴィ・アクト、メイク・ゼム・サファーが、前作より約3年振りとなる通算4作目の最新作を完成させた! 男女混成のヴォーカル・ワークがたとえようもない緊張感に満ちた戦慄を生み出す、全ヘヴィ・ミュージック・ファン必聴のアルバムが今、世界に産み落とされるのだ…!

◆漆黒の闇を思わせるようなダーク・ヘヴィネスと、牙をむき襲いかかる獰猛なハードコア・サウンド、そしてゴシックかつシンフォニックな響き、その要素を融合させ、圧巻のヘヴィさがありながらも浮遊感と荘厳さすら感じさせてくれる、オーストラリアはパース出身のヘヴィ・アクト、メイク・ゼム・サファー。2010年にアルバム『NEVERBLOOM』でデビューを果たし、その独自に深化させたヘヴィ・サウンドで大きな注目を集めた彼らが、さらに間口の広いヘヴィ・サウンドを貪欲に取り入れながらも確固たる独自のスタイルを展開させる、前作より約3年振りとなる、通算4作目のスタジオ・アルバム『HOW TO SURVIVE A FUNERAL』を完成させた…!

◆有無を言わせぬ邪悪なデスコア・サウンドを基盤に、そこにシンフォニックな要素を持ち込むことで独自のヘヴィ・スタイルを構築してきたこのメイク・ゼム・サファー。Rise Records移籍第一弾となった前作『WORLDS APART』では、自らのサウンドのコアな部分はそのままに、さらにそこにモダン・ヘヴィネスの要素を持ち込むことで、獰猛さと荘厳さが溢れる唯一無二の音像を展開していたのだが、この最新作ではさらにその間口の広いヘヴィネスを貪欲に取り入れ、一曲の中にしっかりとした物語性を感じさせるような圧巻の展開を持ち込んだ、進化版シンフォニック・デスコアを堂々と聴かせてくれている。

◆メイク・ゼム・サファーが結成時から持ち続ける信念は、常に成長し続けること、そして常に前に進み続けること。この確固たる信念のもとに活動を続けてきた彼らだからこそ、世界の中でも一番離れた場所にある都市としても知られるオーストラリアのパースから、世界へその名を知られる存在へとその歩みを進めてこれたのだろう。貪欲に様々なスタイルを取り込み、デスコアからメロディック・デス、メタルコアからモダン・ヘヴィネスといったジャンルを縦横無尽に行き交いながら歩み続ける彼らは、単に「創造性」というレベルを超えた進化を遂げ続けている。

◆前作でメタルコア然としたサウンドを取り入れた彼らだが、今作におけるその進化の度合いは、現在公開されている新曲を聴けば明らかだろう。アルバムの発売情報と共に公開された「Erase Me」では、これぞメロディック・デス的なキーボードのイントロから獰猛なギター・リフが炸裂、鋭角的なスクリーム/グロウルで煽っていくかと思えば、コーラス・パートでは美麗な女性ヴォーカルによるメロディ・ラインが展開していく、圧巻の音像を聴かせてくれている。また先日公開された「Drown With Me」は、ミドル・テンポな重量級ヘヴィ・グルーヴが幕を開け、そこから徐々に獰猛なる牙をむき出しながら、コーラス・パートではまるで天からの歌声かのようなメロディが突如として表れ、その荘厳さと獰猛さが交互に押し寄せてくる、凄まじい楽曲となっている。

◆メイク・ゼム・サファーというバンドが持つ様々な要素をより輪郭をはっきりとさせながら融合させていったこの最新作は、まさに「見事」の一言に尽きる。今作ではモーション・レス・イン・ホワイトやブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン、そしてリル・ウェインまでも手掛けるDrew Fulk(WZRDBLDとしても知られる)をプロデューサーに起用、彼が所有するLAにあるスタジオでじっくりと作り上げられいった。バンドのキャリアにおいても、ここまでプロデューサーとじっくり取り組んだ作品は初めてのことだったというが、そのバンドとプロデューサーが生み出した成果/凄まじさは、この最新作を聴けば一目瞭然だろう。

◆『HOW TO SURVIVE A FUNERAL』、このアルバムは、メイク・ゼム・サファーというバンドの過去から現在までに至るすべての要素からインスピレーションを受け、その全てを融合させながら一枚の作品として構築した作品だ。圧巻のクリエイティヴィティが有無を言わさぬ説得力を持つ「音」となって吐き出される、全ヘヴィ・ミュージック・ファン必聴の作品であることは、間違いない。


JOSHUA REDMAN, BRAD MEHLDAU, CHRISTIAN MCBRIDE & BRIAN BLADE / ROUNDAGAIN

2020-05-01 | Jazz
<発売日> 2020/7/10予定

<JAN(規格番号)> 0075597921069

<内 容>
――アヴェンジャーズと一緒に演奏しているようなものだよ。 現代ジャズ・シーンを牽引する気鋭が、26年ぶりにカルテットとして集う! ジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、ブライアン・ブレイドが1994年の『MOODSWING』以来約26年ぶりとなるニュー・アルバム『ROUNDAGAIN』発表!!

■ 現在ジャズ・シーンを牽引するサックス奏者のジョシュア・レッドマン、ピアニストのブラッド・メルドー、ベーシストのクリスチャン・マクブライド、ドラマーのブライアン・ブレイド。ジョシュア・レッドマン・カルテットのオリジナル・メンバーでもある面々が1994年の『MOODSWING』以来約26年ぶりに集結!ニュー・アルバム『ROUNDAGAIN』をリリースする。

■ ジョシュア・レッドマンにとって、初めてバンドリーダーを務めたこのカルテットだったが、活動期間はわずか1年半ほどだった。「このバンドは長い間一緒に出来ないってすぐに気づいたんだ。彼らは間違いなく、自分たちの世代の中で、それぞれの楽器で最も卓越し、革新的なプレイヤーだったから。その当時すでに引っ張りだこだったんだ、みんなが彼らと一緒にやりたがっていたんだ!しかも3人とも強力でカリスマ的な音楽性をもっていたからーーいずれは自分たちの音楽的ヴィジョンを探求していくだろうとも感じていた。たとえ短い間だったとしても、彼らと一緒にバンドをやれた自分がどんなにラッキーだったか、誰よりもわかっているつもりだよ」彼は、カルテットについてそう語る。

■ しかしレッドマンを始めとする4人は、この20数年間、音楽的交流が無かったわけではない。さまざまな形で、そしていろいろな機会において、4人のうち2人、または3人が一緒に演奏することはあったが、全員がカルテットとして揃ったことはなかったという。レッドマンはこのことについてこう語る。「実現するとは思っていた、ただいつになるかが分からなかった。俺たち全員とても忙しかったし、スケジュールの面でもクリエイティヴ面でもそれなりの時間が必要だったからね」

■ そして2020年。ついにその時が来たのだった。4人が再び集い制作された本作『ROUNDAGAIN』には、レッドマン3曲、メルドー2曲、マクブライド1曲、ブレイド1曲のオリジナルからなる7曲を収録。その中からレッドマン作曲の「Right Back Round Again」のライヴ映像が公開されている。

■ 26年前はまだニューヨーク・ジャズ・シーンの若手だった彼らも、今や現代ジャズ・シーンを牽引する存在までに成長した。
「自分だったら、10年前に実現させていたと思うよ」と語るのはブラッド・メルドー。「ジョシュ、クリスチャン、そしてブライアンは俺のヒーローなんだ。アヴェンジャーズと一緒に演奏しているようなものだよ」

FACEBOOK
https://www.facebook.com/JoshuaRedmanMusic/

NEW RIDERS OF THE PURPLE SAGE / FIELD TRIP (LIVE)

2020-05-01 | country,bluegrass,c-pop,USroots,folk
<発売日> 2020/5/15予定

<JAN(規格番号)> 0816651018680

<内 容>
コズミック・カントリー/サイケデリック・フォークを後世に伝え続ける伝道師にして、カントリー・ロックの決定的バンド、ニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セージ。アメリカン・サブカルチャー史における伝説的イベントとしても知られる、1972年8月27日オレゴン州のテンプル・メドウで開催されたベネフィット・コンサート(フィールド・トリップ)出演時の貴重な音源が、オリジナルの16トラック・マスター・テープを使用したCDとなって登場!

◆アメリカの音楽とカルチャーに大きな影響を与え続けてきた、自由と愛と平和に溢れたメッセージを送り続けるバンド、グレイトフル・デッドの中心人物でもあるジェリー・ガルシアが中心となって、デヴィッド・ネルソンやジョン・ドーソンらと共に1969年に始動させた、コズミック・カントリー/サイケデリック・フォークなサイド・プロジェクトが、このニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セージだ。カントリー・ロックをベースに、サイケデリックなサウンドを盛り込み、デッドの弟分として今もなお現役で活動を続ける、伝説的存在のバンドだ。

◆1971年に自らのバンド名を冠した作品でデビューを果たし、その後デッドでの活動に専念するためバンドを去ったジェリー・ガルシアに代わり、新たにペダル・スティール奏者としてバディ・ケイジをバンドに迎え入れ、72年にセカンド『POWERGLIDE』を発表、全米チャート33位を記録し、クラシックなアメリカン・フォークに、カントリーやブルー・グラス、ロックやソウルといったスタイルを貪欲に取り入れた独自のアメリカン・ミュージック・サウンドは大きな評価を受けていく。また、グレイトフル・デッドのサポート・アクトとしても数多くのステージに立つ他、単独ツアーでも全米の会場を観客で埋め尽くすなど、ライヴ・バンドとしても大きな評価を受けていた彼らにとって、この72年はまさに飛躍の年ともいえるほど重要な年だったといえるだろう。

◆その72年の8月27日、アメリカのサブカルチャー史にとって伝説的ともいえるイベントが開催された。サイケデリック集団メリー・プランクスターズのアイコンであり、小説家としても知られるケン・キージーの兄弟、チャック・キージーが主催した、オレゴン州べネタにて開催されたベネフィット・コンサートだ。のちに「フィールド・トリップ」として知られるようになるこのベネフィット・コンサートに、グレイトフル・デッドと共にこのニュー・ライダーズ・オブ・パープル・セージも出演、勢いに乗るバンドそのままの素晴らしいパフォーマンスを大観衆に披露し、その熱気は口コミと共に全米中に広まり、コンサートそのものが歴史的な出来事として語られていくようになっていく。

◆この時のライヴの模様を、オリジナルの16トラック・マスター・テープを使用した公式音源となって届けられることとなった。エネルギーに満ちたそのパフォーマンスと熱気のこもったそのサウンド…、この伝説的な一日の雰囲気をまるでタイム・カプセルに封じ込めて、今そのカプセルを開けたかのような生々しさがきらきらと光る、そんな素晴らしい音源がこうして正式に世に出ることとなったのだ。「Groupie」や「Whiskey」、「Linda」といった楽曲の初期ヴァージョンや、激しさに満ちた「Watcha Gonna Do」といった楽曲や、レイ・チャールズの「I Don't Need No Doctor」やジョニー・オーティスの「Willie And The Hand Jive」といった曲を収録。まさに充実期ともいえる時期の彼らによる、伝説となった一日のドキュメンタリーが、ここにたっぷりと詰め込まれているのだ。


FACEBOOK
https://www.facebook.com/TheNewRiders/

TOMMY EMMANUEL / THE BEST OF TOMMYSONGS

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/5/15予定

<JAN(規格番号)> 0705438723926

<内 容>
アコースティック・ギターの神様として、またフィンガー・ピッキングの達人として、多くの尊敬を集めるオーストラリアのベテラン・アコースティック・ギタリスト、トニー・エマニュエル。彼自身の楽曲を新たにレコーディングしたアンソロジー作品がCD2枚組で登場!

■ アコースティック・ギターの神様として、またフィンガー・ピッキングの達人として、多くの尊敬を集めるオーストラリアのベテラン・アコースティック・ギタリスト、トニー・エマニュエル。その彼がこれまで世に送り出してきた作品を振り返る、アンソロジーがリリースとなる。

■ 本作『THE BEST OF TOMMYSONGS』は、そのトニー・エマニュエルの50年以上に亘るキャリアから彼自らがソングライティングを手掛けた楽曲を集めたCD2枚組コレクションである。収録されている楽曲は、トニー本人が新たにレコーディングしたもの。また5曲の新曲もフィーチャーされている。

■ オーストラリア、ニューサウスウェールズ州出身のトニー・エマニュエル。6歳から、家族からなるファミリー・バンドでオーストラリアをツアーしていた彼は、30歳になる頃には様々なロック・バンドのギタリストとして、スタジアム・クラスの会場でライヴを行うまでになったが、その後はアコースティック・ギタリストとして自身の技を磨き上げていく。2000年に母国で開催されたシドニー・オリンピックの開会式に兄であり同じくギタリストであるフィルとともに出演を果たしているほか、2度グラミー賞にもノミネート、また母国オーストラリアのARIAアウォードも2度受賞している。ここ日本でも昨年来日を果たし、その超絶技巧アコースティック・パフォーマンスで、ファンを魅了したのも記憶に新しい。

■ マール・トラヴィス/チェット・アトキンズのフィンガー・ピックング・スタイルに影響を受けているという彼だが、そのチェット・アトキンズに「間違いなく、この地球上で最高のギタリストのひとり」と絶賛された彼の円熟味溢れる神業を堪能できるベスト・コレクション。彼のファンから、まだ彼に遭遇していないアコースティック・ギター・ファンまで幅広く聴いてほしい作品だ。


YouTube
https://www.youtube.com/user/tommyemmanueltv

NRBQ / HIGH NOON - A 50-YEAR RETROSPECTIVE (5-CD BOXED SET)

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/5/15予定

<JAN(規格番号)> 0816651018772

<内 容>
ロック一筋50年(とちょっと)!今でも現役でバリバリ活躍中!史上最強最高のライブ・ロックンロール・バンド、NRBQのヒストリーがここに!!結成以来”ライヴ至上主義”をストイックなまでに貫いている彼らのヒット曲、代表曲、人気曲を完全網羅した5枚組CDボックスが復活登場!

■ ここ日本では知る人ぞ知る、知らない人はまったく知らない最強最高のライヴ・ロックンロール・バンド、それがNRBQ!キャリア半世紀を誇る彼らは、結成以来”ライヴ至上主義”をストイックなまでに貫き、メンバー・チェンジを幾度か重ねながらも、ネバー・エンディング・ツアーを続けてきたのだった。

■ NRBQこと、New Rhythm And Blues Quintentが結成されたのは、今から50年以上前の1966年の事。ちなみに結成当時はQuintent(5人組)だったが、現在は、不動の創設メンバー、Terry Adams(ヴォーカル/キーボード)と2011年から中心メンバーとして活躍しているScott Ligon(ギター/ヴォーカル)、そしてCasey McDonough(ベース、ヴォーカル)、John Perrin(ドラム氏)からなる4人組として活動している。ロック、ポップス、ジャズにブルースを始めとするアメリカのポピュラー・ミュージックの全てをごった煮にしたゴキゲンなロックンロール・サウンド、そして”楽しくなければロックにあらず”的なエンターテイナー精神あふれるクレイジーなステージで、広く人気を集めた彼らは、キース・リチャーズ、ボブ・ディランから、エルヴィス・コステロ、R.E.M.、ウィルコまで多くのミュージシャンたちもフェイヴァリットに挙げる、まさに愛すべきロックンロール馬鹿たちである。ちなみにファンからは親愛を込めて”Q""と呼ばれてもいる。

■ 昭和から平成、そして令和と時代が移ろっても、NRBQはいまだ健在!その彼らの結成50周年を祝って2016年にリリースされた5枚組ボックス・セットが復活した!本BOX『HIGH NOON: A 50-YEAR RETROSPECTIVE』は、半世紀に及ぶ彼らの歴史を深く、広く探求した、まさに“NRBQ図鑑”。CD1は2005–2016年、CD2は1966–1970年、CD3は1971–1978、CD4は1977–1990年、CD5は1989–2004年と年代別で区切られたコレクションには、「Me And The Boys」、「RC Cola And A Moon Pie」、「Howard Johnson’s Got His Ho-Jo Workin’」、「Ridin’ In My Car」などをはじめとする彼らのヒット曲や代表曲、ライヴでの人気曲を完全網羅!さらに「Heartbraker」のホーム・レコーディング・ヴァージョンや、「Get That Gasoline Blues」のアンエディテッド・シングル・ヴァージョンなどといったアルバム未収録ヴァージョンや“最強最高のライヴバンド”ならではのライヴ・ヴァージョンも多数収録!!またボックスには、バンドの歩みを辿る貴重な写真も多数フィーチャーした36ページのブックレットも!多くのミュージシャンやファンに愛され続けている彼らの魅力がたっぷり詰まったボックス・セットとなっている。全世界のロックンロール・ファン要チェック、愛すべき“ロックンロール・バカ一代”の歴史がここにある!!


トレイラー
https://youtu.be/9E_cltUB7Ow

WHITESNAKE / THE ROCK ALBUM

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/5/15予定

<JAN(規格番号)> 0190295273255

<内 容>
偉大なるロック・シンガー、デイヴィッド・カヴァデール率いるホワイトスネイク。 「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」から「ラヴ・エイント・ノー・ストレンジャー」、そして未発表の最新楽曲「オールウェイズ・ザ・セイム」まで…、輝かしい彼らのキャリアの中から厳選された最高のロック・トラックばかり全16曲を収録した新編成のベスト・アルバム、その名も『ザ・ロック・アルバム』が、ここに堂々登場!

◆数々のマルチ・プラチナム・ディスクを獲得してきた、最高峰のロック・ヴォーカリスト、デイヴィッド・カヴァデール率いるホワイトスネイク。彼らの輝かしきキャリアの中から最高のロック・トラックばかりを厳選した、新編成のベスト・アルバム『ザ・ロック・アルバム』がここに登場する! このアルバムには、リマスターやリミックスが施された音源に加え、新たなアレンジとともに生まれ変わった音源などが収録されている。

◆この『ザ・ロック・アルバム』は、「レッド・ホワイト・アンド・ブルース・トリロジー」と名付けられた、これからシリーズとして発売が予定されている新編成ベスト・アルバム三部作の第一弾作品、という位置づけになっている。この三部作にはそれぞれ、『ラヴ・ソングズ』(レッド)、『ザ・ロック・アルバム』(ホワイト)、そして『ザ・ブルース・アルバム』(ブルー)というタイトルがつけられ、各テーマに沿った楽曲ばかりを収録した三部作ベスト・アルバム・シリーズとなる予定。

◆『ザ・ロック・アルバム』は、ホワイトスネイクが1984年から2011年の間にリリースした6枚のアルバムからの楽曲が収録されている。1つの例外が、デイヴィッドが2000年のソロ名義で発表したアルバム、『イントゥ・ザ・ライト』に収録されていた、「シー・ギヴ・ミー」だ。

◆80年代のホワイトスネイクからは、1984年発表の作品『スライド・イット・イン』収録の「ラヴ・エイント・ノー・ストレンジャー」や、1989年発表作品『スリップ・オブ・ザ・タング』収録の「ジャッジメント・デイ」、そして、80年代の音楽史を代表する作品であり、世界各国でマルチ・プラチナム・ディスクを獲得する1987年発表のアルバム『白蛇の紋章~サーペンス・アルバス』収録の「スティル・オブ・ザ・ナイト」や「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴ」、そしてNo. 1ヒット曲「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」といった楽曲が収録されている。

◆90年代以降の楽曲としては、1997年発表の『レストレス・ハート』から「キャント・ストップ・ナウ」を含む4曲が収録されているほか、2008年発表の『グッド・トゥ・ビー・バッド』から「ベスト・イヤーズ」と「キャン・ユー・ヒア・ザ・ウィンド・ブロウ」が、そして2011年発表の『フォーエヴァーモア』からはタイトル・トラックとなる「フォーエヴァーモア」が収録されている。

◆他のハイライトとしては、オリジナル・マルチ・トラック・テープから採用された新たなギター音源をフィーチャーした「オール・オア・ナッシング」(オリジナルはアルバム『スライド・イット・イン』に収録)や、オルタネイト・アレンジが施された「テル・ミー・ハウ」(オリジナルはアルバム『フォーエヴァーモア』に収録)といった楽曲だ。さらに特筆すべきは、今作には未発表の新曲「オールウェイズ・ザ・セイム」も収録されている、というポイントだ。この楽曲は2019年発表の最新作、『フレッシュ&ブラッド』セッション時にレコーディングされていた音源。

◆今作にはホワイトスネイクの創始者でありリード・シンガーでもあるデイヴィッド・カヴァデールによるセルフ・ライナーノーツが掲載されており、そこで彼は今作に関してこうコメントしている。
「ここに収録されている曲は全て、新たなアレンジが施されたり、リミックスされたり、リマスターされたものになっている。共同プロデューサーでもあるマイケル・マッキンタイアーや、新たなミキサー、クリストファー・コリアー、そして私自身が、それぞれの楽曲をより最高なものにするために必要だと感じた箇所があり、そこを音楽的に磨き上げていったのだ」


https://www.youtube.com/watch?v=EKZjTzKjoAI&feature=youtu.be

YouTube
https://www.youtube.com/user/WhitesnakeTV



JOHN STEWART / OLD FORGOTTEN ALTARS: THE 1960S DEMOS

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/05/08予定

<JAN(規格番号)> 0816651018642

<内 容>
1960年代から約40年以上もの間、アメリカ音楽界に大きな影響を与えてきたカリフォルニアはサンディエゴ出身のシンガー・ソングライター、ジョン・スチュワート創作の原点がここに!彼のキャリアの初期デモ音源を発掘した『OLD FORGOTTEN ALTARS: THE 1960S DEMOS』、発売!

■ 1960年代から約40年以上もの間、アメリカ音楽界に大きな影響を与えてきたカリフォルニアはサンディエゴ出身のシンガー・ソングライター、ジョン・スチュワート。サウス・カリフォルニアのガレージ・バンドから始まり、ザ・カンバーランド・スリーやキングストン・トリオといったフォーク・グループで広く活躍し、またソロ・アーティストとしても成功を掴んだ。そのキャリア中、40枚以上のアルバム、そして600曲以上を音楽シーンに送り出した彼だが、ソングライターとしても様々なアーティストにヒット曲を提供している。その中で最も知られているのは、モンキーズの世界的大ヒット「デイドリーム・ビリーヴァ―」と1979年に全米No.5ヒットとなったリンジー・バッキンガムの「Gold」、そしてアポロ11号が地球に帰還する際艦内で演奏されていたという「Mother Country」だろう。この他にも、彼の楽曲は、ナンシー・グリフィス(「Sweet Dreams Will Come」)、ロザンヌ・キャッシュ(「Runaway Train」、「Dance with the Tiger」)、そしてジョーン・バエズ(「Strange Rivers」)などのアーティストたちによって取り上げられた。

■ そのジョン・スチュワートの貴重な初期デモ音源が発掘され、アルバム『OLD FORGOTTEN ALTARS: THE 1960S DEMOS』としてリリースされる。その収録曲の中には、「The Spinnin’ Of The World」など、後にキングストン・トリオの1966年のアルバム『Children of The Morning』に収録される4曲のデモ音源も含まれており、他にも妻であるBuffy Ford Stewartとのデュエットとなるデモ音源も3曲収録されているが、これらの楽曲は1968年にリリースされた夫妻のデュエット・アルバム『SIGNALS THROUGH THE GLASS』へのヒントを思わせる。また本作には、名盤であるヒット・アルバム『CALIFORNIA BLOODLINES』に収録されることになる楽曲も5曲収録されている。さらに『OLD FORGOTTEN ALTARS』には、今作が初出となる「July, You’re A Woman」、そして「Mother Country」、「The Pirates Of Stone County Road」のデモ音源もフィーチャーされている。

■ アメリカ音楽に重要な役割を果たしたジョン・スチュワート。『OLD FORGOTTEN ALTARS: THE 1960S DEMOS』は、その彼の歩みを知ることができる貴重なデモ集であると言えるだろう。

アルバムトレイラー
https://youtu.be/8b3MgxYGZ9Q

MIKE LEPOND'S SILENT ASSASSINS / WHORE OF BABYLON

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/05/29予定

<JAN(規格番号)> 0190296853111

<内 容>
ヘヴィ・メタルの強大なる世界観に古代の歴史を融合させたこの静かなる暗殺者は、今何を語るのか… 技巧派ネオクラシカル・ヘヴィ・メタル・バンド、シンフォニーXのベーシスト、マイク・レポンドが自身の創造性を自由に羽ばたかせるソロ・プロジェクト、マイク・レポンドズ・サイレント・アサシンズによる最新作、堂々完成! 真のヘヴィ・メタル・ミッションを遂行すべく、マイク・レポンドはオールド・スクール・メタルが意味するものが何たるかを、この作品で世界に提示するのだ…!

◆KISSのジーン・シモンズやラッシュのゲディ・リーに大きな影響を受け、力強くも温かみに満ちたテクニカルなベース・プレイで絶大な人気を誇る名ベーシスト、マイク・レポンド。技巧派ネオクラシカル・ヘヴィ・メタル・バンド、シンフォニーXに、バンドを去ったトーマス・ミラーの後任として1998年に加入、2000年に発表したアルバム『V: The New Mythology Suite』以降その素晴らしいテクニックでバンドのボトムを支え続ける彼が、自らのヘヴィ・メタルへの愛を自由に羽ばたかせるために始動させたソロ・プロジェクトが、このサイレント・アサシンズだ。

◆2014年に初のソロ・アルバム『SILENT ASSASINS』を発表、2018年にはセカンド・アルバム『PAWN AND PROPHECY』を発表し、シンフォニーXとは違うストレートなUSヘヴィ・メタル・サウンドを奏でてきた彼が、今ここに最新作『WHORE OF BABYLON』を完成させた!

◆シンフォニーXとしてのツアーの合間を使い、メンバーのマイケル・ロメオが所有するホーム・スタジオにてアルバムをレコーディングしていったというこの最新作『WHORE OF BABYLON』には、ヘヴィ・メタルというジャンルが持つ強大な世界観と、古代の歴史を融合し、すべての制限を取り払い、まるで決闘に向かう騎士のように手袋を相手に投げつけるかのような硬い意思のもと放たれる強靭なサウンドがぎっしりと詰め込まれた、まさにヘヴィ・メタル・ミッションを胸に突き進む彼の姿をそのままとらえた作品となっている。

◆ベースに加え、リズム・ギターもレポンド本人が担当し、前作でもその素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたランス・バーニューオールドとロッド・リヴェラをリード・ギターに迎え、全編で素晴らしいパワフル・ハイトーン・ヴォーカルを聴かせてくれるアラン・テッチオをフロントに擁したコア・ラインナップでレコーディングされたこの『WHORE OF BABYLON』。シンフォニーXの盟友でもあるマイケル・ロメオやマイク・ピネラも参加した今作で、レポンドはオールド・スクールなメタルヘッド達が夢みた世界観を見事に描きあげている。ヘヴィ・メタルのサウンドに乗せて、古代史を彩る魅力的なキャラクター達の物語を語っているのだ。

◆この作品に関して、マイク・レポンドはこうコメントを残している。
「数年前から、俺はヒストリー・チャンネルをよく観るようになった。そこで何かが俺の頭の中でひらめいたんだ。ホットな女の子やそういった内容の曲を書くつもりなんてさらさらなかったし、もっと歴史を掘り下げて学んでいくようにした。歴史上の出来事や人物をオールド・スクールなメタル・リフとを融合させたら、絶対に強力なエピックになるってわかってたからね。前2作も同じスタンスで取り組んできたけど、今回のアルバムでさらにその歩みを進めたような感じだ。ヴラド三世(ドラキュラ公)やエリザベート・バソリー…、なんて壮大な歴史的物語なんだ! 「The Whore of Babylon」っていう曲で語ってるのは、人を誘惑し地獄へといざない、そして魂を抜き去る悪魔的な女性を俺なりに表現した物語なんだ。これこそこのヘヴィ・メタルというサウンドと完璧にマッチするのさ! このアルバムを聴いた人がそれぞれの人物に興味をもって、自分でどんどん調べて行ってくれたらうれしいね。壮大な物語は、壮大なメタルとともに語り継がれるのさ」

◆ドラキュラ公をテーマにした「Dracul Son」、古代の闘いのような「Ironborn」、ジュリアス・シーザーを題材にした「Ides of March」、エリザベート・バソリーを題材にした「Lady Bathory」など、魅力的な歴史上の出来事や人物をオールド・スクールなメタル・サウンドとともに語っていくこの『WHORE OF BABYLON』。レポンドが掲げるヘヴィ・メタル・ミッション、その真意は、今作に詰め込まれている強靭なサウンドと魅惑的な世界観を体験すれば、はっきりと見えてくるだろう。


YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCvrftkp2_HQ1ssDDbBi_O_g

THE MAGNETIC FIELDS / QUICKIES

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/05/29予定

<JAN(規格番号)> 0075597920567

<内 容>
鬼才ステフィン・メリット率いるTHE MAGNETIC FIELDSが描き出す28曲の掌編音楽。 機知に富んだ豊かな言葉と痛々しいほどの鋭い観察が絶妙のバランスで表現される3分未満のサウンドコラージュで綴られる心象風景。ユニークで愛すべきニュー・アルバム『QUICKIES』が7インチ・アナログ・シングル・ボックスでも登場!

■ 90年代のアメリカに現れ、生楽器とチープな電子楽器をとりまぜたアイデア満載の曲にのせて、アルバム毎に様々な顔を見せながら活動を続ける、鬼才ステフィン・メリット率いるTHE MAGNETIC FIELDS。宅録ならではの暖かみに満ちたインディ・ポップ・サウンドと抜群のメロディ・センスは勿論の事、何よりこのTHE MAGNETIC FIELDSを特異な存在としているのが、メイン・メンバーのステフィンによる、機知に富んだ豊かな言葉と痛々しいほどの鋭い観察を絶妙のバランスで表現する彼の作詞家としての才能だ。

■ 奇抜で実験的なテーマも自由に作品へと作り上げていくステフィン・メリット。本作『QUICKIES』のコンセプトについて、彼はこう説明する。「ここのところ掌編小説をたくさん読んでいて、自分自身、“101 Two-Letter Words”という、スクラブルで使うような短い単語の詩集を出している。それからフランスのバロック期のハープシコード音楽も数多く聴いていた。でもハープシコードは、気だるさとはあまり縁がなさそうだ。そこで私は、一つの楽器について考え、1分ほど演奏して、手を止める、それを繰り返しながら、数行しかない歌詞を考えていた」

■ そうして完成したのが、本作『QUICKIES』だ。収録されているのは、いずれも3分未満の超短編作が28曲。中には1分ちょっと、また1分未満のものもある。まるでサウンドクリップとでも呼べそうな掌編音楽が収録されている。ステフィンのユーモアと皮肉が混じった鋭い観察眼から生まれた楽曲は、彼の今の心象風景を捉えた音楽的コラージュでもある。すでに公開されている楽曲のタイトル「The Day The Politicians Died」、「Kraftwerk in a Blackout」などのタイトルもまた興味深い。
「小さなノートをいっぱい使ったよ、ページの最後にたどり着いたとしても、短い文面にしかならない。今は、もう別のアルバムに取り掛かっているから、大きなノートを使うルールを自分に課しているんだ、『QUICKIES』みたいな作品を2作連続で作らないためにもね」

■ さらにアナログは、7インチ・シングル5枚組のボックスで発売。コンセプトである超短編作をより引き立たせるユニークな形態での発売となる。

■ THE MAGNETIC FIELDS以外にも、Neil Gaimanの小説『CORALINE』を舞台化したオフ・ブロードウェイ作品の音楽をはじめとする劇場用音楽や、米公共ラジオ局の番組『THIS AMERICAN LIFE』初の音楽エピソードのBGMを手掛けるなど幅広い活動を行っているステフィン。その彼が生み出した、ユニークで愛すべき作品『QUICKIES』は、再び聴くものを魅了するだろう。


YouTube
https://www.youtube.com/c/MagneticFieldsOfficial

KENNY CHESNEY / HERE AND NOW

2020-05-01 | country,bluegrass,c-pop,USroots,folk
<発売日> 2020/05/01予定

<JAN(規格番号)> 0093624892939

<内 容>
現代カントリー・シーンで圧倒的な人気を誇る、カントリー・キング、ケニー・チェズニーが贈る、今、ここに生きる人たちへの人生応援歌――。ワーナー・レコーズ・ナッシュヴィルからの第2弾アルバムとなる最新作『HERE & NOW』完成!

■ 現代カントリー・シーンで圧倒的な人気を誇る、カントリー・キング、ケニー・チェズニー。アリーナ・ツアーはことごとくソールド・アウト、2000年代に入ってからリリースされたスタジオ・アルバムは、全て全米アルバム・チャートのTOP3に輝いている。2018年ワーナー・レコーズ・ナッシュヴィルへ移籍した彼が、レーベル第2弾となるニュー・アルバム『HERE & NOW』をリリースする。

■ デビュー以来、20年以上にもわたり、カントリー・シーンの最前線に立っているケニー。その間彼は、夏の決定版サウンドや、大人になること、初めての経験や、手放すことなどをテーマにした楽曲をファンに向けて送り出してきた。最初は音楽を通して人生を語ることから始まったが、続けているうちに、やがて聴き手側が彼の歌の中に自分自身の人生を見出していくようなったという。
「自分の歌を聴いた人が、“これ、自分のことだ!”っていうのは、何か変な感じだった。ただ言えるのは、これは自分のことだってこと。でも、そうしたことが続くうちに、栄誉なことだと思うようになった・・・そして気づいたんだ、音楽が俺たちみんなの人生に大事な存在だってことにね。歌は救命ボートであり、声援を送ってくれるコーチのようでもあり、泣きたいときに肩を貸してくれる存在でもある。だからこそ、大切なんだ」

■ そう語るケニーの最新作『HERE & NOW』は、彼にとって大いにパーソナルな作品であり、惨状に向き合い、乗り越えようとする人々を描いた前作『SONGS FOR THE SAINTS』に続くアルバムである。ワーナー・レコーズ・ナッシュヴィルからの第1弾作品を制作するにあたり、彼は自分たちが今生きる世界を描くことが重要だと考えた。
「自分が信じていることを描いてるから、または、ファンが日々、自分に教えてくれたことを捉えているからという理由で、曲をレコーディングしてきた。これらの曲、俺がこの数年の間に録音した十数曲は、駐車場や自分の家、自分の住まいがある島とその周辺、そして友人たちの人生を捉えたポラロイドのようなものだ。アルバムに収録されている曲の中で描かれているのは、自分の知っている人だ、もしかすると聞いている人も知っている人かも知れない――いずれにしても今言えるのは、友人たちこそ、自分たちにとって最も大切なものなんだ」

■ サウンドにおいても、アルバム『HERE & NOW』に収録されている楽曲は、ロックから王道のカントリー、舟歌やドラムマシーンを使ったものまで、実に幅広い。しかしどの曲にも温もりがあり、自らの弱さを認めながらも、人生を肯定し、時には想い出に浸りながら、ゆっくりいこうよと聴くものに呼びかけているのだ。今、この場所で生きる人たちへ贈る人生の応援歌――ケニー・チェズニーの最新作『HERE & NOW』はまさにそんなアルバムなのだ。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCB1W3WXbDmsEG_hQLxYALgg