輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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BIFFY CLYRO / THE MYTH OF THE HAPPILY EVER AFTER

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/22予定 

<JAN(規格番号)>0190296615054 

<内 容> 
この時代だからこそ生まれた続きの物語――。 独自のスタジアム・ロック・サウンドとその高い技巧に裏打ちされた圧巻のライヴ・パフォーマンスで、全英を代表するロック・トリオとして確固たる存在感を放つ、UKが生んだモンスター・ロック・アクト、ビッフィ・クライロが、突如新たなアルバムをサプライズ・リリース!前作の全英No.1『A CELEBRATION OF ENDINGS』の対となる最新作『THE MYTH OF THE HAPPILY EVER AFTER』で彼らは新たな扉を開ける――!CD2に『A CELEBRATION OF ENDINGS』の完全再現ライヴも収録したCD2枚組で登場!

■ 独自のスタジアム・ロック・サウンドとその高い技巧に裏打ちされた圧巻のライヴ・パフォーマンスで、全英を代表するロック・トリオとして確固たる存在感を放つ、UKが生んだモンスター・ロック・アクトであるこのビッフィ・クライロ。昨年全英No.1アルバム『A CELEBRATION OF ENDINGS』をリリースした彼らが混沌として世界に向けて新たなアルバムを解き放つ。突如10月22日に発売されることが発表されたニュー・アルバム『THE MYTH OF THE HAPPILY EVER AFTER』。これは昨年リリースした全英No.1アルバム『A CELEBRATION OF ENDINGS』への反響と、この1年世界を覆った混沌と混乱への感情的反応を表現した作品だ。『A CELEBRATION OF ENDINGS』が“陽”であるならば、本作は“陰”であり、また二つの作品はコインの表と裏のような関係でもあり、”ビフォー“と”アフター“の比較でもある。本作は紛れもなく、私たちの人生における奇妙で残酷な時代の産物だが、最終的にはビフィ・クライロを再活性化させるものとなったという。

■ ロックダウンのため、ビフィ・クライロは『A CELEBRATION OF ENDINGS』とは全く違うやり方で『THE MYTH OF THE HAPPILY EVER AFTER』をレコーディングすることとなった。前作がロサンゼルスに何カ月も滞在して制作されたのに対し、今作はメンバーの自宅近くの農家にあるリハーサルルーム(リズムセクションのジェームスとベン・ジョンストン兄弟がDIYで機能的なスタジオに改造したもの)で、わずか6週間でレコーディングされた。三人ははじめ、『A CELEBRATION OF ENDINGS』のアルバム未収録曲や未完成音源を完成させるつもりでスタジオに入ったが、代わりに『THE MYTH OF THE HAPPILY EVER AFTER』が2020年後半に形を成し始めるようになった。結果、アルバムに収録された楽曲はすべて半径10マイル以内で作られ、レコーディングされることとなった。これまで発表されたビッフィの曲の90%は、スコットランドで書かれた後、ロンドンやロサンゼルスでレコーディングされていたが、今回初めて彼らは故郷でレコーディングを行ったという。そのことについてフロントマンのサイモン・ニール「このアルバムは、僕らにとって初めての完全なタータンチェックのアルバムなんだ!」と笑いながら語っている。

■ 本作『THE MYTH・・・』には、実験的な試みと古き良きビッフィーの閃きが融合していると言えるだろう。サイモンの声からサンプリングしたソフトシンセを中心に構成された「DumDum」は、バンドのサウンドの新たな大きな出発点となりそうな1曲だ。また最後を飾る「Slurpy Slurpy Sleep Sleep」は、『A CELEBRATION・・・』に収録されている「Cop Syrup」同様、アルバムを締めくくるにふさわしい大胆なクローザーと表現できるだろう。また凶暴なまでの怒りが漲る「A Hunger In Your Haunt」やアリーナ級のドラマティック・ナンバー「Errors In The History of God」、そして圧倒的なまでにキャッチーな「Witch's Cup」は熱狂的なファンの支持を集めること間違いなしだ。アルバムからは先行トラックとして6分にも及び壮大な「Unknown Male 01」がリリースされている。感情を無防備なまでにさらけ出したイントロが渦巻くリフとともに激動のクレッシェンドに向かって構築されているこの曲は、ビフィ・クライロらしさをあらゆる側面から詰め込んでいるが、歌詞面では自ら命を絶った友人について思いを馳せている。

■ 「このアルバムは真の旅であり、過去18ヶ月間のあらゆる考えや感情をぶつけたものだ。『A CELEBRATION・・・』には本当の意味での不屈の精神が表現されているが、このアルバムでは、バンドであることや、この人生のねじれた時代に人間であることの弱さを受け入れている。タイトルも(前作とは」正反対だ。一日の終わりに何が待っているのか誰にもわからないのに、俺たちはただ安心感を得るために自分の心の中でこのような物語を作っているのだろうか、と問いかけているのさ)
アルバムについてサイモンはそう語る。『A CELEBRATION・・・』と対をなす『THE MYTH OF THE HAPPILY EVER AFTER』。ビフィ・クライロの語る物語に新たなページが加わった。

■ CD2には彼らの地元、スコットランドのBarrowland Ballroomでの『A CELEBRATION OF ENDINGS』再現ライヴを収録。これもファンには嬉しいサプライズとなるだろう。

http://www.biffyclyro.com/            
http://www.youtube.com/biffyclyro

同時発売情報 
●上記アルバムのLP+CD盤も同時発売(0190296615030)

JAMES BLUNT / THE STARS BENEATH MY FEET (2004-2021) [COLLECTORS EDITION]

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/11/19予定 

<JAN(規格番号)>0190296614941 

<内 容> 
ビューティフルな歌声と珠玉のメロディが、世界を優しく包み込んでいく… 英国が生んだ最高峰ストーリーテラー/シンガー・ソングライター、ジェイムス・ブラントが紡ぐ珠玉の名曲達を網羅した、キャリア初のベスト・アルバム『THE STARS BENEATH MY FEET (2004-2021)』、堂々完成! 数々の大ヒット曲はもちろんのこと、4曲の新曲やライヴ音源4曲を含む全30曲を2枚のCDにたっぷり収録! こちらは豪華パッケージを採用したコレクターズ・エディション!

「驚くべきことに、グレイテスト・ヒッツ・アルバムを発表することになった。本当は『Greatest Hit (& Songs I Wish You'd Heard)』というタイトルにしようと思っていたんだけど、アトランティック・レコーズの素晴らしいスタッフが”もっとセンスのあるタイトルにしがほうがいいよ”って言ってくれたから、『THE STARS BENEATH MY FEET』っていうタイトルに落ち着いたんだ。もしあなたが”ジェイムス・ブラントは1枚だけアルバムを出してくれたらよかったのに”と思ったことがあるんだとしたら、このアルバムこそがその”1枚”のアルバムさ。ここには30曲の素晴らしい楽曲が入ってる。中にはグラストンベリーや他の会場でのライヴ音源もあるし、4曲の新曲も入っているよ。このアルバムの発売を記念して、来年ワールド・ツアーも行う予定なんだ。その時に皆に会えるのを心待ちにしているよ」 ─ ジェイムス・ブラント

◆英国が誇る、最高峰のストーリーテラーにして珠玉のメロディを紡ぎ出すシンガー・ソングライター、ジェイムス・ブラント。2004年にアルバム『BACK TO BEDLAM』で全英を含む世界各国で1位を獲得するという衝撃のデビューを果たし、以降現在までに6枚のアルバムを発表、累計で2,300万枚のアルバム・セールスを記録し、ブリット・アワードやアイヴァー・ノヴェロ・アワードを複数受賞し、グラミー賞にも5回のノミネートを果たす、まさに世界中で愛されるアーティストだ。

◆そんな彼の輝かしき17年に及ぶキャリアを網羅する、ジェイムス・ブラントにとって初となるベスト・アルバム『THE STARS BENEATH MY FEET (2004-2021)』が発売されることとなった! 2枚組となるこのグレイテスト・ヒッツ・アルバムは、豪華パッケージを採用したコレクターズ・エディション2CD、通常盤の2CD、そして2枚組クリア・アナログ盤の3形態でのリリースとなる。

◆ジェイムスの言葉にもある通り、この『THE STARS BENEATH MY FEET』には、彼の数多くのヒット・シングルはもちろんの事、「Love Under Pressure」や「Unstoppable」、「Adrenaline」、そして「I Came For Love」という4曲の新曲、そしてグラストンベリー・フェスティヴァルを含む世界各地で行われたライヴの中から厳選された4曲のライヴ音源を含む、全30曲を2枚のCDにたっぷりと収録した作品となっている(アナログ盤はさらに厳選された24曲を2枚のディスクに収録)。ゴールド・ディスクを獲得した最新アルバム『ONCE UOPN A MIND』からは、「Cold」や父親への悲痛なバラード曲「Monster」といった楽曲が収録されている。

◆2004年のデビュー・アルバム『BACK TO BEDLAM』は、この10年間で最も売れたアルバム・トップ10の一つに選ばれており、最近作の『ONCE UPON A MIND』では、人々と直感的に繋がりを感じさせる、正直で感情的な曲を創り出すという彼の魅力を改めて世界に示すこととなった。ジェイムス・ブラントというアーティストが持つ、心に響き、そして頭にも響くクラシックな名曲を生み出すそのセンスを再び強く感じさせてくれるのが、この素晴らしいベスト・アルバムだ。時を超えて人々を魅了しつづける彼のメロディと歌声が、再び世界を優しく包み込んでくれるのだ…。

YouTube                
https://www.youtube.com/jamesblunt      

同時発売情報 
●上記アルバムの通常CD盤も同時発売(0190296614989)
、4曲の新曲やライヴ音源4曲を含む全30曲を2枚のCDにたっぷり収録!

●上記アルバムの2LP盤も同時発売(0190296614910)

MASTODON / HUSHED AND GRIM

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/29予定

 <JAN(規格番号)>0093624879794 

<内 容> 
静けさの中にある残忍さを、奴らが今暴き出す… メタルの深淵世界を唯一無二の中毒性に満ちたヘヴィネスで轟かせる絶対君主、マストドン。昨年活動20周年を迎えた彼らが、新たなる20年の幕開けを高らかに宣言する、バンド史上初の2枚組スタジオ・アルバム『HUSHED AND GRIM』を今シーンに叩きつける! 中毒性に満ちた音像をより研ぎ澄ませたこの最新作は総てのリスナーの魂を鷲掴みにする強靭さを誇るのだ…!

◆現メタル・シーンにおいて唯一無二の存在感を放ち、その独特な中毒性のヘヴィネスで「メタルの未来を担うバンド」として語られる、アトランタ出身の超重量級メタル・アクト:マストドン。稀有なヘヴィ・サウンドでありながら、グラミー賞を受賞したり、全米チャートでも常に上位にランクインし続ける彼らの存在は、まさに""""現代における最も重要なヘヴィ・アクト""""として、シーンに君臨する絶対君主だ。

◆昨年活動20周年という記念すべき年を迎えた彼らは、数々のオンライン・ライヴを開催したり、映画への楽曲提供や今までのレア音源をコンパイルしたアルバム『MIDIUM RARITIES』を発表してきたのだが、活動21年目を迎えた今年、遂に超待望の最新作『HUSHED AND GRIM』を完成させた! これはグラミー賞「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門を受賞し、米トップ・アルバム・チャートや米ハード・ロック・チャートで堂々の1位を獲得した2017年の前作『EMPEROR OF SAND』以来約4年振りのスタジオ・アルバムとなり、バンド史上初となる2枚組の大作となるスタジオ・アルバムだ。

◆この最新作『HUSHED AND GRIM』は、トゥールやラッシュ、ミューズやピーター・ガブリエルなどを手掛けるデヴィッド・ボトリルをプロデューサーに迎え、地元アトランタでレコーディングが行われたアルバムだ。ロックやサイケデリック、パンク、メタル、オルタナティヴ、プログレッシヴ…、様々な音風景を、4人の熟練したミュージシャン達が持つ天性の表現力を持ってひとつのサウンドにまとめ上げた全15曲を収録したこの最新作は、非常に意欲的な作品であると同時に、現実的な喪失感や孤独感が全編に漂いながらもその先にある光をはっきりと感じさせてくれる、そんな圧巻の大作となっている。彼らの旧友であり、親友であり、長年のマネージャーであったニック・ジョンの死も、今作の作風に大きな影響を与えているのかもしれない。

◆この最新作の情報と共に公開された新曲「Pushing The Tides」は、強靭なリフと叩きつけるかのようなリズムにのせて、まるで霊的なものを感じさせるかのようなコーラス・パートが響き渡る、疾走感がありつつも喪失感と壮大さを併せ持つ、マストドンにしかなしえない音像を吐き出す楽曲だ。ジャンルを超えたソングライター/ミュージシャンとして飛躍的な進化をし続ける彼らだが、このアルバムはその真骨頂とも言うべき圧倒的説得力と存在感を放っている。

◆現存する何かに適合することを拒否し、常に無限に広がる可能性を追い求めながらも自然な進化を遂げていく絶対的存在、マストドン。総ての境界線を取り払い、自由にその創造性を羽ばたかせることで、絶対的なメロディへの自信と複雑さに満ちながらも整合性を保った独自のスタイルを推し進めていく彼らが、活動20周年という節目を経て、さらに先へと続く道を歩んでいくことを高らかに宣言する、圧巻の最新作の登場だ。この最新作は、全リスナーの魂を鷲掴みにし、その圧巻の音像でシーンを飲み込んでいくアルバムとなるのだ…。

YouTube                
https://www.youtube.com/user/MastodonMusic

同時発売情報 
●上記アルバムの2LP盤も同時発売(0093624879800)

EMERSON, LAKE & PALMER / OUT OF THIS WORLD LIVE (1970-1997) [7CD BOX SET]

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/29予定 

<JAN(規格番号)>4050538605013 

<内 容> 
この世のものとは思えないほどの壮大なるプログレッシヴ・ロックが今高らかに鳴り響く…! 伝説的プログレッシヴ・ロック・ジャイアント、エマーソン・レイク&パーマーの輝かしき50年の歴史の中から、最大級かつ重要なライヴ・コンサートとなる5つのパフォーマンス音源を7枚のCDに収録したライヴ・ボックスセット『OUT OF THIS WORLD: LIVE (1970-1997)』、堂々完成! 貴重な写真を掲載した特製フォトブック付豪華パッケージ仕様!

「ELPのこの記念すべき時期を祝うのに、これ以上の方法は考えられないね。このボックス・セットは、私にとって最も誇りに思える瞬間の一つなんだ。キースとグレッグも私の意見に同意してくれると思うよ。『OUT OF THIS WORLD』は、これからもずっと忘れられないものになるだろうね。僕にとってこれは、長年のツアーとレコーディングを通して、ELPの最高の状態を示しているんだ。このボックス・セットは、現代における私たちの音楽の生命線を表しているのさ」 ─ カール・パーマー

◆天才的なキーボードの巨匠、キース・エマーソン、才能あふれるシンガー/コンポーザー/ギタリストの巨星、グレッグ・レイク、そしてダイナミックなプレイでプログレッシヴ・シーンを代表する名ドラマー、カール・パーマー。この3人の類まれなる才能が集結し、1970年に活動をスタートさせたこのエマーソン・レイク&パーマーは、その圧倒的な世界観と卓越したアンサンブルで世界を魅了するプログレッシヴ・ロックの先駆者であり、スーパー・グループとして音楽史にその名を刻み込むまさに「伝説的」なプログレッシヴ・ロック・ジャイアントだ。

◆今年7月に彼らの豊穣の歩みを見事にまとめ上げたボックスセット『FANFARE: 1970-1997』の復刻版を発表した彼らから、エマーソン・レイク&パーマーの50周年記念の一環として、新たなボックスセットがここに届けられることとなった! それが、50年にも及ぶ豊穣の歩みの中から、最大級かつ重要な意味を持つ5つのライヴ・コンサートを音源でまとめあげたこのボックスセット『OUT OF THIS WORLD: LIVE 1970-1997』だ。このボックスセットは、7枚組CDボックス、そして10枚組アナログ・ボックスという2形態でのリリースとなる。

◆『OUT OF THIS WORLD: LIVE (1970-1997)』は、ELPの50年の輝かしい歴史の中で行われた、最大かつ最も重要な5つのライヴ・コンサートをまとめたものだ。レコードやスタジオでのダイナミックな演奏だけでなく、ELPの大胆なライヴ・パフォーマンスは、彼らが本当に最高のロックができることを証明してきた。70年代前半に活躍したイエスやジェネシス、ピンク・フロイドやジェスロ・タルといったアーティストとは一線を画する存在であった彼ら、このボックスセットに収録されている5つの素晴らしいライヴを聴けば、クラシックやジャズを愛好するメンバーだからこそ成しえる深みのある音楽を奏でており、「ガンホー爆弾」のような大げさな演奏ばかりではないことがわかるだろう。

◆それぞれのアルバムには、バンドの様々な側面を反映した印象的な新しいアートワークが施され、壮大で革新的な音楽を再現してる。LPボックスには、ELPのエキスパートであり、著名なマスタリング・エンジニアであるアンディ・ピアースによってマスタリングされた、高品質で完全に復元された音源を収録した豪華ゲートフォールド仕様の2枚組アナログが5セット収納されている。これらのライヴがアナログ盤として発売されるのは、ほとんどが今回初となる。特に「Phoenix 1997」は完全未発表ライヴ音源だ。CDは何年も前に廃盤になっており、このような水準のアートワークと音質でリリースされたことはなく、共に非常に貴重な音源集となっている。各ボックス・セットには、リン・ゴールドスミスやニール・プレストンなどの伝説的な写真家による、バンドの私的で貴重な未公開画像を多数掲載した、32ページの光沢のあるフォトブックを封入。また、ブックレットに掲載されているライナーノートは、プログ・マガジンの編集者であるジェリー・ユーイング氏が担当。


《《ワイト島フェスティバル、1970年8月29日、イギリス ニューポート》》
1970年のワイト島フェスティバルはエマーソン・レイク&パーマーにとって二回目のライヴとなり、60万人のファンを前にした壮大なパフォーマンスで夢のようなスタートを切ることとなった。その1週間前に行われたプリマス・ギルドホールでのデビュー・ライブに続くこのワイト島でのライヴは、それまでのザ・ナイス、アトミック・ルースター、キング・クリムゾンでの活動以上に、すでに有名なミュージシャンたちによるスーパー・グループに、より大きくより高い評価をもたらすこととなったのだ。このワイト島でのパフォーマンスに関して、カール・パーマーは「2回目のコンサートから国際的な成功を収めたんだ。一夜にして無から有になったんだ!」と述べている。

《《カリフォルニア・ジャム、1974年、アメリカ》》
1970年の『EMERSON, LAKE & PALMER』、1971年の『TARKUS』と『PICTURES AT AN EXHIBITION』、1972年の『TRILOGY』、1973年の『BRAIN SALAD SURGERY』と、5枚もの素晴らしいアルバムを発表してきた彼らは、1974年4月6日にカリフォルニア州のオンタリオ・モーター・スピードウェイで開催された第1回カリフォルニア・ジャム・フェスティバルにヘッドライナーとして出演した。このフェスティバルにはディープ・パープルやブラック・サバス、イーグルスやブラック・オーク・アーカンソーなども出演している。このライヴ・セットはELPの歴史の中でも特に高く評価されており、パーマーとエマーソンのパワフルなソロは、観客から50フィートの高さに吊るされた回転するピアノの上で演奏されるなど、天才的な音楽性とショーマンシップは誰にも負けないものであった。

《《ワークス・ライヴ・モントリオール、1977年、モントリオール、カナダ》》
1977年8月、ELPがモントリオールのケベック・スタッド・ドゥ・オリンピックに到着したときには、状況は多少変わっていた。ELPは『BRAIN SALAD SURGERY』を引っ提げての過酷なツアーの後、休暇を取っていたのだが、彼らは1976年に招集され、『WORKS』プロジェクトに着手した。このプロジェクトでは、レコードの3面に個々の才能を、4面に天才的なコラボレーションを表現することになっていた。しかし、スタジアムを埋め尽くすロックの巨人は、1977年にはもはや月並みなものではなくなっていた。バンドがオーケストラと聖歌隊を引き連れてツアーに出たとき、圧倒的な存在感をシーンに示し始めていたのだ。この大規模なツアーはバンドの体力を消耗させたかもしれないが、モントリオールのオリンピック・スタジアムに到着したときには、彼らの威厳ある華やかさが誰の目にも明らかとなっていたのだ。

《《ロイヤル・アルバート・ホール 1992年10月、イギリス、ロンドン》》
1978年のアルバム『LOVE BEACH』を最後に活動を停止していたELPは、1991年に再結成し、1992年にアルバム『BLACK MOON』を発表。1992年10月にロイヤル・アルバート・ホールで行われたこの復活後となる凱旋公演は、本ボックス・セットの4番目のディスクに収録されている。

《《ユニオン・ホール 1997年9月 アメリカ、アリゾナ州フェニックス》》
ここに収録されている最後の公演である1997年には、バンドは依然として主要な人気を誇っていたが、エマーソンとパーマーの2人は1993年のツアー中に別の怪我をしてしまい、バンドの最後のスタジオ・アルバム『IN THE HOT SEAT』のレコーディングに支障をきたしていまう。1997年にアリゾナ州フェニックスのユニオン・ホールで行われたライヴでは、何の問題もなかったようで、この未発表ライヴ音源を聴く限り、エマーソン、レイク&パーマーは非常に強力なライヴ・バンドであることに変わりないことを証明してくれている。この1997年のライヴが、2010年にロンドンのハイ・ボルテージ・フェスティバルで行われた40周年記念ライヴを除いては、3人の最後のものとなった。キース・エマーソンとグレッグ・レイクは2016年に惜しくもこの世を去ってしまったが、カール・パーマーは自身のELPレガシーというバンドで、ロック音楽史の中で最も偉大な遺産のひとつを人々に語り継ぎ続けている。

【CD 1】
ISLE OF WIGHT FESTIVAL, Newport, UK, 29 August 1970
01. The Barbarian
02. Take A Pebble
03. Pictures At An Exhibition: Promenade Part1 / The Gnome / Promenade Part 2 / The Sage / The Old Castle / Blues Variation / Promenade Part 3 / The Hut Of Baba Yaga / The Curse Of Baba Yaga / The Hut Of Baba Yaga / The Great Gates Of Kiev
04. Rondo
05. Nutrocker
06. Band Interview

【CD 2】
CALIFORNIA JAM, Ontario Motor Speedway, Ontario, California, USA, 6 April 1974
01. Toccata
02. Still... You Turn Me On
03. Lucky Man
04. Piano Improvisations (Including ‘Fugue’ And ‘Little Rock Getaway’)
05. Take A Pebble
06. Karn Evil 9 1st Impression Part 2
07. Karn Evil 9 3rd Impression
08. Pictures At An Exhibition: The Great Gates Of Kiev

【CD 3 & 4】
WORKS LIVE, Stade Olympique De Montreal, Quebec, Canada, 26 August 1977
《Disc One》
01. Introductory Fanfare
02. Peter Gunn
03. Tiger In A Spotlight
04. C’est La Vie
05. Watching Over You
06. Maple Leaf Rag
07. The Enemy God Dances With The Black Spirits
08. Fanfare For The Common Man
09. Knife-Edge
10. Show Me The Way To Go Home
11. Abaddon’s Bolero

《Disc Two》
01. Pictures At An Exhibition: Promenade Part 1 / The Gnome / Promenade Part 2 / The Hut Of Baba Yaga / The Curse Of Baba Yaga / The Hut Of Baba Yaga / The Great Gates Of Kiev
02. Closer To Believing
03. Piano Concerto, Third Movement: Toccata Con Fuoco
04. Tank

【CD 5】
THE ROYAL ALBERT HALL, London, UK, October 1992
01. Karn Evil 9 1st Impression Part 2
02. Tarkus: Eruption / Stones Of Years / Iconoclast
03. Knife-Edge
04. Paper Blood
05. Romeo And Juliet
06. Creole Dance
07. Still... You Turn Me On
08. Lucky Man
09. Black Moon
10. Pirates
11. Fanfare For The Common Man / America / Rondo

【CD 6 & 7】
UNION HALL, Phoenix, Arizona, USA, 23 September, 1997
《Disc One》
01. Karn Evil 9 1st Impression Part 2
02. Hoedown
03. Touch And Go
04. From The Beginning
05. Knife-Edge
06. Bitches Crystal
07. Creole Dance
08. Honky Tonk Train Blues
09. Take A Pebble
10. Lucky Man

《Disc Two》
01. Tarkus: Eruption / Stones Of Years / Iconoclast / Mass
02. Pictures At An Exhibition: The Hut Of Baba Yaga / The Great Gates Of Kiev
03. Fanfare For The Common Man (including drum solo) / Blue Rondo A La Turk
 04. 21st Century Schizoid Man / America



同時発売情報 
●上記アルバムの10LP VINYL BOX SET盤も同時発売(4050538604856)

Carrie Underwood / Greatest Hits: Decade #1 (Vinyl)

2021-09-24 | country,bluegrass,c-pop,USroots,folk
<発売日>2021/11/12予定 

<JAN(規格番号)>0194398838618 

<内 容>
キャリー・アンダーウッド  2014年発売 『Greatest Hits: Decade #1』のアナログ盤

グラミー賞5度受賞、ビルボード・ミュージック・アワード8度受賞、その他含めトータルで65の賞を受賞という圧倒的な記録を持つスーパー歌姫、キャリー・アンダーウッド。2005年に放送された全米の人気TV番組「アメリカン・アイドル」のシーズン4に出場、辛口審査員として有名なサイモン・コーウェルにその美しい歌声と美貌を絶賛され「彼女はいずれ大物になる」とお墨付きをもらい見事優勝。その後数々の大ヒット作を飛ばした彼女のデビューから10年を総括するベスト盤!



Vildhjarta / måsstaden under vatten

2021-09-24 | Rock&Pops
<発売日>2021/10/15予定 

<JAN(規格番号)>0194399144824 

<内 容>
スウェーデンのプログレッシヴ・メタルバンド=VILDHJARTA(ヴィルドジャルタ)10年ぶりとなるセカンドアルバム『måsstaden under vatten』

2005年にスウェーデンで結成されたVILDHJARTA(ヴィルドジャルタ)。結成当初のバンドはデモ音源をネット上で発表しファンベースを築いていく。2009年にリリースされたデビューEP『Omnislash』、2011年のファースト・アルバム『Måsstaden』はプログレッシヴメタル、特に世界中のジェントファンを唸らせ、高い芸術性も賞賛された。しかし、2013年にEP『Thousands of Evils』をリリース後、バンドの活動は失速していく。しかし、2016年に1分間の新しいライブ音源を突如公開、バンドの焦点がニューアルバムに向けられていることがアナウンスされ、2018年のEUROBLASTではヘッドライナーに抜擢されるなど、再びシーンに姿を現しファンを歓喜させた。そして2019年11月には、新曲「Den Helige Anden」を久々に公開、12月にはレコーディングを行っていることを告知し新作リリースの実現に向けた活動が本格化していく。2021年8月には今作のリリースを正式アナウンスするのと同時に「kaos2」、「Toxin」を発表。当初、今作のタイトルは『Kaos2』だったが、最終的に『måsstaden under vatten』となり10月15日に待望のリリースを迎える。
前作のリリースから10年を経過したバンドだが、音楽性に大きな変化は見られない。北欧のバンドならでは壮大かつ静寂を活かしたダークなエネルギーに充たされたサウンドに、ジェント特有の超硬質なリフ、重厚さと獰猛性を融合させたグルーヴを絡めるスタイルは前作を踏襲している。インスト曲「lavender haze」から徐々に熱量を上げていき、バンド史上最長の10分を超える「paaradiso」で大団円を迎える『måsstaden under vatten』は80分を超える驚異的な17曲が収められているCD2枚組の大作だ。プロデューサーはバンドのドラマーで、HUMANITY’S LAST BREATHのギタリストも兼任、BORN OF OSIRISや SHADOW OF INTENTの作品も手掛けたBuster Odeholm。デスコア、プログレッシヴメタル界で頭角を現しつつあるBusterによって驚異的なサウンドメイキングも実現させている。アートワークは、『Måsstaden』、『Thousands Of Evils』を担当したビジュアル・アーティストRickard Westmanが再び不穏なビジュアルを描いている。『måsstaden under vatten』に収められたVILDHJARTAの忘れがたき孤高のサウンドは10年待つ価値のあるものだと認識するだろう。

<VILDHJARTA>
Vilhem Bladin – vocals
Daniel Bergrstrom - guitars
Calle Thomer – guitars
 Buster Odeholm - drums

◆ när de du älskar kommer tillbaka från de döda      (OFFICIAL VIDEO)
https://www.youtube.com/watch?v=OlqifH96ZlE

Tyler, The Creator / CALL ME IF YOU GET LOST

2021-09-24 | Rock&Pops
<発売日>2021/10/8予定 

<JAN(規格番号)>0194399166321 

<内 容>
2作連続全米アルバムチャート初登場1位を獲得! タイラー・ザ・クリエイターの通算6枚目となるアルバム『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』 

昨年開催された第62回グラミー賞にて4thアルバム『イゴール』が「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞した米ラッパーのタイラー・ザ・クリエイターのニュー・アルバム『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』が6/25(金)に配信リリースされ、見事前作『イゴール』に続き2作連続で全米アルバムチャート初登場一位を獲得した。前作から約2年、満を持してのリリースとなった本作は、ファレル・ウィリアムス、リル・ウージー・ヴァート、リル・ウェイン、タイ・ダラー・サイン、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインやオッド・フューチャーの盟友であるドモ・ジェネシスなど超豪華ゲストを迎え制作され、近年みせていたメロウで実験的なサウンドを踏襲しつつ、原点回帰ともいえる挑発的なラップも惜しげもなく披露しており、今年No.1ヒップホップ・アルバムの呼び声が高い快心作となった。

<プロフィール>
1991年3月6日生まれ。米カリフォルニア州出身のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、デザイナー、映像作家。本名はタイラー・グレゴリー・オコンマ(Tyler Gregory Okonma)。
●2007年、ホッジィ、レフト・ブレイン、ケイシー・ヴェジーズらと共にオルタナティブ・ヒップホップ・グループ「オッド・フューチャー」を結成。2008年11月にデビュー・ミックステープ『ザ・オッド・フューチャー・テープ』をセルフリリースした。
●2009年12月、初のソロ・ミックステープ『バスタード』をセルフリリース。同ミックステープはピッチフォーク・メディアによる2010年のトップアルバムリストにおいて32位にランクインするなど注目を集めた。
●2011年5月、1stアルバム『ゴブリン』で世界デビューを果たし、全米チャート初登場5位を獲得。アルバムに先行して発表した「ヨンカーズ」のミュージックビデオではゴキブリを食べるなどの過激な描写が注目を集め、MTVビデオ・ミュージック・アウォードで最優秀新人賞を受賞した。又、同年、オッド・フューチャーとしてサマーソニックに出演するため初来日を果たす。
●2013年4月、2ndアルバム『ウルフ』をリリースし、全米チャート初登場3位を獲得。同年、ソロ名義では初となる来日公演を恵比寿リキッドルームと横浜ベイホールで行った。その後、ソロアーティストとしてTイン・ザ・パークやグラストンベリーにも出演し、1年を通してツアーを続けた。
●2015年4月、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウエストら豪華ゲストが参加した3rdアルバム『チェリー・ボム』をリリースし、全米チャート初登場4位を獲得。同年9月には二度目の来日公演を行った。
●2017年7月、4thアルバム『フラワー・ボーイ』をリリース。よりメロディに焦点を当てたジャズを多用したサウンドを実験的に取り入れたことで、それまでの作品とは対照的なものとなり、ピッチフォーク・メディアが2017年のベストアルバムリストにおいて第8位、コンプレックスが第6位に選出するなど、批評家からキャリア史上最高の評価を得た。それまでの自身最高位を更新する全米初登場2位を獲得し、第60回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバムにノミネートされた。同年10月には3度目となる来日公演を恵比寿リキッドルームで敢行し、深夜という時間のライブではあったが即日完売するなど大盛況となった。
●2019年5月、5thアルバム『イゴール』をリリース。アルバムには初めてタイラー自身の歌声がフィーチャーされており、R&B、ファンク、ラップ、ネオソウルが雑然と混ざりあう作風となった。キャリア史上初となる全米チャート1位を獲得し、第62回グラミー賞では念願の最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した。また、イギリスのブリット・アワードではインターナショナル男性ソロアーティスト賞を受賞した。


OVERKILL / THE ATLANTIC YEARS: 1986-1996 [6CD BOX SET]

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/29予定 

<JAN(規格番号)>4050538677072 

<内 容> 
スラッシュ聡明期から活動を続け、現在もなお圧巻のメタル道を突き進む、米東海岸を代表するスラッシュ・メタル・アクト、オーヴァーキル。彼らが1987年から1994年の間にAtlantic Recordsよりリリースした、スラッシュ・シーンの代表格的アルバム6枚をコンパイルしたボックスセットが登場! こちらは6枚のCDをクラムシェル・ボックス仕様のパッケージに収納した6枚組CDボックスセット!    

◆米東海岸のスラッシュ・シーンの代表格として、80年代から現在まで第一線で活躍を続けるメタル・バンド、オーヴァーキル。多くのスラッシュ・メタル・バンドが90年代に方向転換をしていくなか、自らのメタル道を突き進みながら、疾走感に満ちたスラッシーさとドゥーミーなグルーヴさを併せ持つ、鋭角的に切り込みながらも重量級のヘヴィネスをシーンに提示する彼らは、まさに「スラッシュ・レジェンド」という名に相応しい存在だ。

◆1980年にニュージャージーで結成した、アメリカの代表的なスラッシュ・メタル・バンド、オーヴァーキルは、パンク・ロックやNWOBHMの流れを受けた独自のサウンド・スタイルから、「スラッシュ・メタル界のモーターヘッド」とも称されるバンドだ(彼らのバンド名はモーターヘッドの曲名から名付けられている)。1985年、当時メタリカも所属していたMegaforce Recordsと契約を交わし、アルバム『FEEL THE FIRE』でデビュー、その後Atlantic Recordsとメジャー契約を交わし、1986年から1994年の間に6枚のアルバムをリリースしてきた。現在も精力的に新作をリリースし、第一線で活動を続けるこのスラッシュ・レジェンドがAtlantic Recordsからリリースしたスラッシュ・メタルの代表作としても名高い6枚のアルバムが、今ここに『THE ATLANTIC YEARS: 1986-1994』というボックスセットとなって登場することとなった!

◆1986年にAtlantic Recordsと契約を交わした彼らは、スラッシュ・メタル・バンドとしてメジャー契約を獲得した最初のバンドの一つとして知られ、メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスというスラッシュ・ビッグ4やエクソダス、テスタメントといったバンドと共に、1980年代半ばから後半にかけてのスラッシュ・メタル・ムーヴメントの一翼を担う存在としてシーンに君臨していった。Atlantic Recordsからのデビュー作となる『TAKING OVER』(1987年作)で初めてメインストリームでの成功を収め、世界的な知名度を誇る存在となった彼らは、以降1988年の『UNDER THE INFLUENCE』、1989年の『THE YEARS OF DECAY』、1991年の『HORRORSCOPE』、1993年の『I HEAR BLACK』、そして1994年の『W.F.O』という6枚のアルバムをリリースし、シーンを代表するバンドとなっただけでなく、東海岸で最も成功を収めたスラッシュ・メタル・バンドの一つとなったのだ。

◆6枚のCDをクラムシェル・ボックスに収納したこの6枚組CDボックスセットは、全てオリジナル・マスターを使用した音源が採用されている。

FACEBOOK                
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同時発売情報 
●上記アルバムの6LP VINYL BOX SET盤も同時発売(4050538677065)

ANGEL DU$T / YAK: A COLLECTION OF TRUCK SONGS

2021-09-24 | Rock&Pops
<発売日>2021/10/22予定 

<JAN(規格番号)>0075678642616 

<内 容> 
これぞ何でもありなクロスオーバー・サウンド! ボルチモアが生んだハードコア・パンク・アクト、エンジェル・ダスト。テンポの速いアコースティック・ギターと幾重にも重なるパーカッションに、疾走感溢れるサウンドに明るいメロディーでさらにメロディック、さらにパンクになったボーダレスでプライスレスな彼らのハードコア・サウンドの最新進化形『YAK: A COLLECTION OF TRUCK SONGS』完成!

■ ボルチモアが生んだハードコア・パンク・アクト、エンジェル・ダスト。ハードコア界隈では確固たる人気を誇りながらも、作り出すサウンドは、限りなくキャッチーでどこまでもボーダーレス。ロックの疾走感とハードなエッジをしっかりと出しながらも、爽快で踊れる、ポップなトラックで、“これぞクロスオーバー・サウンド!”とメディアから絶賛を集めた彼らが最新作を引っ提げシーンに帰ってきた!

■ ロードランナーからの第1弾アルバムとなる2019年の『PRETTY BUFF』から約2年。ついにリリースとなる待望のニュー・アルバム『YAK: A COLLECTION OF TRUCK SONGS』。昨年『LIL HOUSE』EP、そして今年に入り『BIGGER HOUSE』EPをリリースし、その“なんでもありの哲学”に更なる進化と拍車がかかったことを見せつけてきた彼らだが、今回リリースとなるニュー・アルバムでも彼らは少しも怯むことなく、より先進的で、よりタイト、そしてますますカオスなサウンドの開拓に突き進んでいる。
「人は同じバンドに聴こえるアルバムを作ることに固執しがちだけど、俺は次の曲が全く別のバンドみたいに聴こえても全然OKなのさ」
最新作についてヴォーカル/ギターのJustice Trippはそう語る。

■ そんな彼らが作り上げた最新作は、Rob Schnapf (Kurt Vile, Elliott Smith)をプロデューサーに迎え、昨年2か月間にわたりロサンゼルスでレコーディングされたもの。アルバムには、パーカッションからギターのトーンやエフェクト、あらゆるジャンルとメンバーが受けた影響が、目まぐるしく登場し、彼らが所謂“ロック・アルバム”の王道を行くよりも、イマドキのプレイリスト的なスピリットで本作を制作したことが分かる。『YAK: A COLLECTION OF TRUCK SONGS』には、一級のジャングル・ロック・ナンバー「Big Bite」からピアノが効いたパワー・ポップ「No Fun」、さらにRancidのTim Armstrongとの爽快なデュエット曲「Dancing On The Radio」など様々なスタイルの、しかしどれもが“Angel Du$tらしい”12曲が収録されている。一足先にリリースされている『BIGGER HOUSE』EPにも収録されていたアコースティック・ナンバー「Love Is the Greatest」や「All The Way Dumb」、「Turn Off The Guitar」、そして「Never Ending Game」を耳にしているファンなら、彼らが本作で炸裂させている、グッド・フィーリングな何でもありサウンドの一片を既に味わっていることだろう。前作『PRETTY BUFF』とは違ったスタイルを見せながらも、限りなくキャッチーで限りない楽しさ溢れるロック・サウンドはそのまま。次から次へと様々なサウンドが飛び出し、まるで同じバンドの音とは思えないアルバムを作ったとしても、“彼らがハードコア・シーンを切り拓き、あらゆる境界線を押し広げ続けていることで、パンクがかつてないほど生き生きとしている”とかつて評されたエンジェル・ダストのコアな部分は少しもぶれていないのだ。

■ テンポの速いアコースティック・ギターと幾重にも重なるパーカッションに、疾走感溢れるサウンドに明るいメロディー。さらにメロディック、さらにパンクになったボーダレスでプライスレスなエンジェル・ダストのハードコア・サウンドの最新進化形が『YAK: A COLLECTION OF TRUCK SONGS』にある!

YouTube                
https://www.youtube.com/channel/UC1B3rIjX100hz8eRld4KG_Q      

SIMPLY RED / REMIXED VOL.1 (1985-2000)

2021-09-24 | Rock&Pops
<発売日>2021/10/22予定 

<JAN(規格番号)>0190295138974 

<内 容>
英国が誇るブルー・アイド・ソウル・シンガー、ミック・ハックネル率いる、全英を代表するポップ/ソウル・グループ、シンプリー・レッド。彼らのヒストリーを彩ってきた数々のヒット・シングルのリミックスを最新リマスター音源で収録した2枚組コンピレーション『SIMPLY RED REMIXED VOL1.(1985-2000)』登場!    

■ 1985年にマンチェスターで産声を上げ、そのソウルフルなサウンドと洗練されたポップさで世界中にその名を轟かせることとなった、ブルー・アイド・ソウル・アーティスト、ミック・ハックネル率いるシンプリー・レッド。イギリスで最も大きな成功を収めたアーティストとして知られる彼らは、現在までに10曲の全英Top 10シングル、そして5枚の全英No. 1アルバムを排出し、91年の名作『STARS』は全英チャート史において最も大きな売り上げを記録したアルバムの一つに数えられ、アメリカでも「Holding Back the Years」や「If You Don't Know Me By Now」といった楽曲で全米シングル・チャートNo. 1を記録、全英のみで1,200万枚、全世界では実に5,000万枚を超えるセールスを記録する、名実ともに「全英を代表する」アーティストだ。

■ 2010年に一度活動を停止したものの、2015年に復活を果たし、2019年にアルバム『BLUE EYED SOUL』をリリースした彼ら。名盤『STARS』の30周年となる今年、彼らのこれまでのヒット・シングルのリミックス・ヴァージョンを集めた“リミックス・コレクション”『SIMPLY RED REMIXED VOL1.(1985-2000)』が2枚組CDでリリースとなる。タイトルが示す通り、これは彼らのデビュー・アルバムである1985年の『PICTURE BOOK』から1999年の『LOVE AND THE RUSSIAN WINTER』までのアルバムから生まれたリミックス・ヴァージョンを集めたコンピレーション・アルバムである。収録されている22曲の中には、「Something Got Me Started (David Morales Radio Mix)」や「Money’s Too Tight To Mention (United City Mix)」などの未発表リミックスも含まれている。

■ ミック・ハックネルの艶やかなヴァーカルト洗練されたソウル/ポップ・サウンドで、ブルー・アイド・ソウルの本質を世界中に提示したシンプリー・レッド。彼らのサウンドはダンスフロアとも抜群の相性を見せ、人気DJによるリミックスがシングルには収録され、またダンス・チャートを賑わせたヒットも数多い。本作にもポール・オーケンフォルドによる「Freedom (Perfecto Mix)」やルイ・ヴェガ&ケニー“ドープ”ゴンザレスからなるマスターズ・アット・ワークによる「Thrill Me (Masters At Work House Mix)」をはじめ、SATOSHI TOMIIE(富家哲)やジャー・ウォーブル、Phats&Smallなどのアーティストによるリミックスが収められている。

■ シンプリー・レッドのヒストリーを彩ってきたヒット・シングルのリミックスを集めた『SIMPLY RED REMIXED VOL1.(1985-2000)』。最新リマスター音源でのリリースとなる。

YouTube                
http://www.youtube.com/user/simplyredvideo

SANTANA / BLESSINGS AND MIRACLES [2LP VINYL]

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/15予定 

<JAN(規格番号)>4050538714579 

<内 容>
“我々は生まれながらにして天の力を持っており、それによって祝福と奇跡を生み出すことができる”――カルロス・サンタナ 数々の伝説を創り上げてきたスーパー・ギタリストが、奇跡の豪華ゲスト陣とともに作り上げたマジカルなアルバム『BLESSINGS AND MIRACLES』のアナログLPも発売決定!ロブ・トーマスをゲストに迎えた注目のシングル「Move」収録!

■ 数々の伝説を創り上げてきたスーパー・ギタリスト、カルロス・サンタナ。そのレジェンドが、自らの長い歴史の中で最も野心的で最もインスピレーションに満ちたマジカルな作品、『BLESSINGS AND MIRACLES』を届けてくれた。アルバムからのリード・シングルとなる「Move」が既にリリースされているが、あの「Smooth」の大ヒットを生んだ、ロブ・トーマスとのコラボレーションということで早くも大きな話題を集めている。ロブ・トーマスのヴォーカルと、サンタナのギター・ソロが炸裂するこの楽曲には、アメリカン・オーサーズも参加しており、大胆なホーンやラテン・ロックの要素を取り入れた大ヒット間違いなしのダイナミックなポップ・ロック・ナンバーとなっている。
「“Move”は“Smooth”と同じような感じで生まれた」楽曲についてサンタナはそう語る。「神の思し召しのようなもので、これはロブと一緒にレコーディングしなければならないと感じたんだ。この曲のテーマは自分の分子を目覚めさせようということ。己に火をつけ、活性化させる――つまり動く(Move)ということだ。ロブと一緒に仕事をすると素晴らしいサウンドが生まれるんだ」

■ 続けてリリースされたシングル「She’s Fire」は、心に沁みるソウルフルなバラード。これは数々の大ヒットを生んだソングライター、ダイアン・ウォーレンが本アルバムのために作った2曲のうちの1曲で、ラッパーのG-Easyが紡ぎだす物語に、サンタナのギターが絶妙なメロディーを乗せているもの。この他にも本作『BLESSINGS AND MIRACLES』には、スティーブ・ウィンウッド、チック・コリア、リック・ルービン、コリー・グローバー、カーク・ハメット、アリー・ブルック、ナラダ・マイケル・ウォルデンなど、ジャンルを超えた多彩なアーティストやソングライター、プロデューサーとのコラボレーションがフィーチャーされているほか、ドラマーのシンディ・ブラックマン・サンタナやシンガーのトミー・アンソニーなどのサンタナのツアー・バンドのメンバーや、息子でギタリスト/キーボード奏者のサルバドール・サンタナ、娘でヴォーカリストのステラ・サンタナなども参加している。

■ 2019年の前作『AFRICA SPEAKS』 を発表してからの約2年間、その大半を新作『BLESSINGS AND MIRACLES』の制作に費やしてきたというサンタナだが、今作では自らプロデュースも手掛けている。コロナ禍の中でのアルバム制作ということもあり、地理的に離れたミュージシャンとはリモートによるレコーディングを行わざるを得なかったが、それによって彼の創作意欲やインスピレーションが削がれることはなかったという。
「今は素晴らしいことに、同じスタジオにいなくても一緒にレコーディングができる」そうサンタナはコメントしている。「目を閉じれば、一緒に演奏している人が同じ部屋にいるのを感じることが出来る。どんなに遠くに離れているとしても、同じ周波数を共有しているんだ」
また本作に集まった素晴らしい才能の持ち主たちについて、サンタナは、彼らがまるで魔法のように自分の人生に入ってくることに自分自身でも驚くことがあると認めている。
「私が人を選ぶのではなく、私が選ばれているのだ」そう語りながら、彼はさらに続ける。「だがもちろん、このような素晴らしいアーティストたちと一緒に仕事ができるのは光栄なことだ。私はただ、サーファーのように、様々なアーティストやクリエイター、プロデューサーたちによって作られた曲という波に乗っているだけだ。このような機会を与えられたのはとても幸運なことだと思う。これは当然のものではなく、与えられた贈り物なのだ」

■ “我々は生まれながらにして天の力を持っており、それによって祝福と奇跡を生み出すことができる”――そんなサンタナの信念を表現した『BLESSINGS AND MIRACLES』。光と精神、魂が作り出す、奇跡のラインアップによるマジカルなアルバムの誕生だ。


DAVID CROSBY / IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAME (50TH ANNIVERSARY EDITION)

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/29予定 

<JAN(規格番号)>0603497843398

 <内 容> 豊かな音楽性や個性との交流から生まれる”音楽の輝き”を封じ込めた71年の名作が、50年の時を超え今再びまばゆい光を放ち始める…。バーズやCSN、そしてソロ・アーティストとして60年以上にわたり自身の音楽世界を追い求めるフォーク・ロック界の伝説的存在、デイヴィッド・クロスビーが1971年に発表した記念すべきソロ・デビュー・アルバムが、生誕50周年を記念した最新リマスター音源となって現代に再び鳴り響く! こちらは貴重な未発表デモ音源やセッション音源などを収録したボーナス・ディスク付2枚組CDエディション! 「ここにある音楽は、まるで朝目覚めてからそれまで見ていた夢を語ろうとするときに聞こえてくるように響いてくる。霞がかかっていて、ゆるやかにまとまっていて、それでいてリアル・タイムに溶けていくような…、そんな音楽だ」 ─ Pitchfork ◆バーズからCSN、CSN&Y、そしてソロ・アーティストとして、60年以上に亘って自身の音楽世界を追い求め続ける、フォーク・ロック界の伝説的存在、デヴィッド・クロスビー。2度のロックの殿堂入りを果たし、ソングライターの殿堂入りも果たす真のレジェンドは、半世紀以上のキャリアを経て3世代を超える人々に文化的試金石を提供し続け、今も尚社会を見詰め、音楽を探求し、メッセージを発信し続けている。そのクリエイティヴィティ/創造性はとどまることなく世界に最高のサウンドを響かせ続けてくれている。 ◆彼が初のソロ・アルバム『IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAME』を発表したのは、1971年のこと。発売当時は批評家から否定的な評価を受けていたアルバムだが、このアルバムが持つ冒険的な美学、積み重ねられたハーモニー、喪失感や混乱を綴った心に響く歌詞といった素晴らしい要素に、年がたつにつれて評価を高めていったアルバムだ。デヴィッド・クロスビーのソロ・アルバムとしてリリースされた今作だが、このアルバムは彼一人のプロジェクトではなく、グレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレインのメンバーや、サンタナ、グラハム・ナッシュ、ジョニ・ミッチェル、ニール・ヤングを始め、豪華絢爛なオール・スター・キャストが参加した、彼のその豊かなキャリアの中でも最もコラボラティヴな作品だと言えるだろう。 ◆今年で50周年を迎えるこの記念すべきソロ・デビュー・アルバムを讃え、ここに『IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAME (50TH ANNIVERSARY EDITION)』が発売されることとなった! この50周年記念エディションは、オリジナルのアナログ・マスター・テープから丁寧にリマスターされたアルバム音源や、未発表デモ、アウトテイク、別ヴァージョンなど多数のレア音源をコンパイルした2CD仕様、そしてアルバムのリマスター音源を収録した180グラム重量盤アナログという2形態でのリリースとなる。今回のリマスターは、オリジナル・アルバムのエンジニアであったスティーヴン・バーンカードが手掛けており、Plangent Processを使った修復作業とスピード補正が行われている。 ◆デヴィッド・クロスビーが今作のレコーディングを開始させたの1970年当時、彼は長年の恋人を交通事故で亡くし、悲しみに暮れていた。そんな彼の避難所となっていたのがサンフランシスコにあるWally Heider Studiosだったのだが、そこに毎晩のようにジェリー・ガルシアが訪れていたのだという。デヴィッドは当時のことをこう振り返っている。 「そこにはあの笑顔と優しい瞳、そして魅力的な音楽が溢れていた。ごく自然に、無理やりではなく、優雅に、そして楽しく、常にそこに存在していたんだ。それは優しさそのものだったんだ。ジェリーは何も言わなかったし、何かをほのめかしもしなかった。ただ、”なぁ、君が何かやってるって聞いたんだけどさ、何をやってるんだい? 何か一緒にやろうぜ”っていう感じだったんだ」 ◆そして彼らが共に創り上げた音楽は、後の世代のシンガー・ソングライター達から「フリーク・フォーク」というジャンルの初期の例として称されることとなる、この『IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAME』だ。デヴィッドの威勢の良さとジェリーの鋭いソロが強烈な印象を与える「Cowboy Movie」やコーラス・フォークとモーダル・ジャズの間を緩やかに行き交う「Song With No Words (Trees With No Leaves)」、フランスの童謡を、スタジオにある反響音を使いながら、彼自身の声を何層にも重ねたヴォーカル・ハーモニーを持つ楽曲へと進化させた「Orleans」など、このアルバムに収められている全9曲すべてが、様々な雰囲気や質感を持つ素晴らしい楽曲として時代を超えて輝き続けているのだ。 ◆ボーナス・ディスクには、『IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAME』の制作過程における約1時間に亘る未発表音源が収録されている。この中には、1968年3月28日、ロサンゼルスにあるHollywood Recordersでレコーディングされていた、今作収録の楽曲へと続くその種とも言うべき貴重な音源が収録されているほか、プロデューサーであるポール・ロスチャイルドと共に制作した「Tamalpais High (At About 3)」といった楽曲の初期ヴァージョンや、「Coast Road」や「Dancer」の未発表セッション音源、ジェリー・ガルシアの代わりにニール・ヤングがソロを担当した「Cowboy Movie」のオルタネイト・ヴァージョンといった貴重な音源の数々がたっぷりと収録されているのだ。 

同時発売情報 
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0603497843411)

RICHARD ASHCROFT / ACOUSTIC HYMNS VOL.1

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/29予定 

<JAN(規格番号)>4050538676136 

<内 容>
時代を超えたメロディーを今だからこそ聴きたいアレンジで。 ザ・ヴァーヴのフロントマンであり、ソロ・アクトとしてもその圧倒的存在感で高い評価を受ける孤高のロック・スター、リチャード・アシュクロフトが自らの楽曲をアコースティックで振り返る――。自身のライヴ・バンドとリアム・ギャラガーらスペシャル・ゲストを迎え、ザ・ヴァーヴ、そしてソロ時代の名曲を新たなアプローチで掘り下げた最新作『ACOUSTIC HYMNS VOL.1』完成!

■ 90年代を代表する伝説的ロック・アクト、ザ・ヴァーヴのフロントマンにして、Ivor Novelloも受賞する、Q誌が選ぶ歴史上最も偉大なシンガーの一人、リチャード・アシュクロフト。97年にザ・ヴァーヴとして発表した傑作『URBAN HYMNS』は全英チャートで12週連続1位を記録、世界各国でその美しい響きが鳴り響き、次世代UKロックの旗手から90年代を語る上で外すことのできない伝説のロック・バンドへと登り詰め、その後2000年にソロ・アーティストに転向してからも、アーティスティックなサウンドと普遍的なメロディ・ラインに彩られた楽曲で大きな成功を収め続けている。

■ その彼が、自身のこれまでの歩みを振り返るかのようなニュー・アルバムをリリースする。『ACOUSTIC HYMNS VOL.1』と名付けられたアルバムは、ザ・ヴァーヴとして、そしてソロ・アーティストとして彼が世に送り出してきた楽曲の中から12曲を新たにアコースティック・ヴァージョンで収録したものである。全英でロックダウンによる規制が緩和された後、リチャードは自身を取り巻くコミュニティの結束を取り戻す一環として、素晴らしいミュージシャンや旧友を再び集め、このプロジェクトをスタートさせたのであった。アルバムのプロデュースを手掛けるのは、リチャード本人とクリス・ポッター。そして本作のために集まったのは、リチャードのライヴ・バンドのメンバーの他、ピアノにはチャック・リーヴェル(ローリング・ストーンズ、オールマン・ブラザース)そしてアコースティック・ギターとバック・ヴォーカルでスティーヴ・ワイアマン(リオン・ブリッジス)など。またストリングスのアレンジはウィル・マローンが担当し、アビー・ロード・スタジオで録音、さらにロディ・ブルームフィールドがブラス・セクションをリードしている。

■ 新たなアレンジとアプローチで再現されたリチャードの楽曲の中でも、特にザ・ヴァーヴの代表曲である「Bittersweet Symphony」が作られてから25年の時を経て生まれ変わったのは彼本人にとっても感慨深かったという。また旧友リアム・ギャラガーとのデュエットとなる「C’mon People (We’re Making It Now)」のアコースティック・ヴァージョンも大きな話題を集めること間違いなしだ。2000年にオリジナル・ヴァージョンがリリースされて以来、2人はこの曲を一緒にレコーディングしたり演奏したいとしばしば語っていたというが、ついにその願いがここに実現した。新しいヴァージョンに溢れる楽観的なフィーリングは、レコーディング・セッションでの二人のエネルギーと喜びがそのまま表れたものである。またザ・ヴァーヴの『URBAN HYMNS』 に収録されていた「Velvet Morning」の新ヴァージョンでは、リチャードがレコーディング前日にトランクセール(車のトランクに不用品をいれて売るフリーマーケットのようなもの)で買ったメガホンを使ってヴォーカルを録音し、曲が持つパワーを最大限に引き出している。そしてファンにとって大きなサプライズとなるのは、リチャードがこれまでのライヴでほとんど演奏したことのない「This Thing Called Life」のアコースティック・ヴァージョンが収録されていることだろう。元々アメリカのNo I.D.と一緒にレコーディングしたこの曲は、ソウル色の強いRPA & The United Nations Of Soundプロジェクトに収録されていたが、今回、新たにアコースティック・ヴァージョンとしてのアレンジを施したことでこれまでとは違った魅力が表れている。

■ リチャード・アシュクロフトが自身の楽曲の新たな魅力を掘り下げたアコースティック・アルバム『ACOUSTIC HYMNS VOL.1』。そのアルバムの発売に合わせ、彼は10月から11月にかけ""An acoustic evening of his classic songs ""と題したライヴを行うことも発表している。

YouTube                
https://www.youtube.com/channel/UCe4D66kzmrI3TI2gPz6WjTw            

 同時発売情報 
●上記アルバムの2LP盤も同時発売(4050538676167)

Whitney Houston / I Will Always Love You: The Best Of Whitney Houston (Vinyl)

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/29予定

 <JAN(規格番号)>0194398806013 

<内 容>
ホイットニー・ヒューストン 2012年発売 『I Will Always Love You: The Best Of Whitney Houston』のアナログ盤

2012年2月11日に惜しくも逝去したホイットニー・ヒューストンを追悼し、同年11月に発売された追悼盤。このベスト・アルバムには、名曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」をはじめ、「すべてをあなたに」、「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」、「すてきなSomebody」などホイットニーの代表曲を年代順に収録。彼女のキャリアを振り返る究極の追悼盤といえる内容となっている。



Joy Crookes / Skin

2021-09-24 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日>2021/10/15予定 

<JAN(規格番号)>0194399186121 

<内 容>
UK発 ネオ・ソウル・シンガーソングライター=Joy Crookes(ジョイ・クルックス)のデビュー・アルバム『Skin』

Joy Crookes(ジョイ・クルックス)は、1998年にイギリス・サウスロンドンにてアイルランド人の父とバングラデシュ人の母との間に生まれる。15歳の時に動画投稿サイトにアップしたレイ・チャールズのカバーが大きな反響を呼び、17歳でシングル「New Manhattan」でデビュー。その後、BBC「Sound of 2020」にノミネートされ、2020年のブリット・アワード「ライジング・スター」に選ばれるなど、UKの音楽シーンにおいて大きな注目を浴びてきた。期待が高まる中発売されるデビューアルバム『Skin』について彼女は、「記念すべきデビューアルバムは自分にとってとても誇らしい作品であり、カジュアルセックスから世代間のトラウマ、権力の乱用、メンタルヘルスまでの主題をカバーする自伝的な作品です。」と語る。レコーディングはプロデューサーのBlue Mayとの共同作業により進められ、キンクスが設立した事で知られるロンドンのコンク・スタジオで、またストリングスの録音はアビー・ロードスタジオの有名なスタジオ2で行われた。ジョイ・クルックスのスモーキーで特徴的な唄声と、ヴィンテージ・ソウル色に溢れるバックトラックが相まって、エイミー・ワインハウスをも彷彿とさせる哀愁感漂うサウンドを作り上げている。また 印象的なアルバムのアートワークは、ソランジュ『A Seat At TheTable』をアートワークを手掛けたフォトグラファー、Carlota Guerreroによるもの。セレステ、NAO、リアン・ラ・ハヴァス等、UKのネオ・ソウルシンガーのファンにおすすめのアルバムです。

◆Feet Don't Fail Me Now (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=xLFCcnYSCyE 

同時発売情報 
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0194399186817)