詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

印度からの神々

2012-06-20 11:29:19 | Weblog
風が吹いている
この青空に印度からの神々を見た

熱にほだされるように
踊る 踊る 神々を見た

文化の飛び地 日本で
太古の神々は生きていて
人どもの行いを見ていて
叱咤激励する親しい神々

疾風は神々のしるし
一礼をすると青空は開けた

神々とある満足
法華経どおりの記述

歓喜のなか御本尊を見詰めて
諸仏は今ここに来迎していることを実感する

我ら守られている
目に見えぬ神々・諸仏に

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2012-06-20 08:42:35 | Weblog
塵が吹き払われて
この大空は
人間の秘密を保ちながら
天空から見つめる

不思議な雲で
空が満たされて
今日が正しく軌道を描くようにと


祈りのなかで読み上げる
「新人間革命」
宗教に深浅あり
正邪あり
正しい選択

快晴の日をも求めるように
私は求道の道を歩む

空が晴れて
それぞれの思いで
いっぱいになったら

祈ろう
唱題を続けよう

この青空と銀河を繋ぐ

声 声

さあ唱題を
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天頂に花が咲いたって!

2012-06-19 14:08:37 | Weblog
風が吹き始めたよ
雨脚が盛んだ
花が咲いている

メデタイ メデタイ

降るのかな
大きな木が
揺れ始めている

窓の外を見詰めたまま
事の成り行きを
見定めようか

静かな部屋で
蛍光灯が点って
本が読まれだしたらしい

私は「新人間革命」
漱石 鴎外
良書が減った
書物で変わる魂の行方

雨音が忍び寄る
巣に帰る小鳥たちを見送って

外気を入れるために窓を開ける
そっと寄り添う窓際
希望の淡い色調とともに

花が咲いたって…
あの天頂に…

それは メデタイ メデタイ
序列500番!
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台風その2

2012-06-19 10:28:33 | Weblog
台風が通過しようとしている この列島

あの岬を回って
大雨を降らして
大風を残して

台風が正義の時のように
明快に軌跡を描く

曇天の空に
待ちに待った
「正義」の文字が躍り出た

風が吹く雨が降る
正義が今にも証明されようとして

もがき 産まれ出ようとしている

台風が列島を通過
正義の烽火が
ほら そこここで 昇る
若人の祭典に

通過する台風に
祈りを込めて
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台風

2012-06-19 09:21:12 | Weblog
列島を台風が
足早に通り過ぎる

あの岬を回って
大雨を降らせて
大風を残して

台風が恵みの時のように
通り過ぎて 私は憂鬱

曇天の空に大きな風満ちて
ユサユサ大樹が撓って
大粒の雨が大地を叩いて

まるで恵みの時のように
台風は過ぎる

慎ましやかな屋根の下の生活

全てお見通し
恵みの時のように
台風は見ている

ああ 列島を台風が貫くよ
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夏が始まった

2012-06-17 17:01:41 | Weblog
夏の気配
そっと近づく
まるで盗人のよう

午後の眠りに
風が通う
永遠が見えて

空が輝きだす
夏が始まった
夢織りなさい


何もかもが
灰から青へ
まどろみがちに移ろう

花が咲いて
大輪のピンク 躍り出て
夏の顔がおもむろに
こうべをあげて

蒸し暑い一日に
濃いウーロン茶を飲む


夏が始まった
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雨の一日

2012-06-16 09:37:33 | Weblog
静かな朝に
降り始めた雨

紫陽花の生垣に
水滴が花盛り

あ目と花が会話し始めて
曇天が欠伸をして
私の傘が紫陽花に触れると
緩やかにか細い雨が肌に触れる

会話を続けて
紫陽花と灰の空の

花の雫が涙のように落ちる
遠いあの日の思い出のように
二人で正義の理想を語ろう

君の情熱でこの梅雨を
優しい慈雨で満たしてくれ

甘露の輝きを
今一度届けてくれ

静かな
雨の一日に
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洗濯物

2012-06-14 14:24:48 | Weblog
この梅雨の晴れ間に
たまった洗濯物を洗って

午後の3時に
太陽の香りとともに
取り入れる
柔軟剤はダウニー
おひさまの香りと
絶妙のハーモーニー

青い空に真っ白のバスタオルが揺れるよ

天の気が優しく包んでくれるから
私達は大丈夫
青い空が語っている
人間は不完全
しかしそれを乗り越える「知恵」がある

インディアンの古老の最後の言葉が
この青空に仕舞われていて

我々は何時でもその気になれば取り出せる
パソコンを操作するように

青空のメモリーに願をかけよう

自然が人間を守ってくれますようにと

洗濯物を取り込んで
太陽と共の時を終わらす

今日も明日も
良い陽気の
素晴らしい
一日で有りますように
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この陽気

2012-06-14 11:15:48 | Weblog
初夏の一日に
窓際に身を寄せてベッドから
空を見上げた

夢 降りてくる
この陽気 昔と同じだ
静かな風が太古の血を呼ぶ

何過不足なく 不平も無く
過ぎた一日に

太陽は御褒美をくれた
肌はこんがり焼き上がる
(夏の花が咲き始めて)

汗を流した日和は
遠い潮騒が懐かしくて
風のBOSSA NOVAのCDを聴く

満足の一日に
あなたに手紙を書く

私はこの陽気に誘われて

元気です!
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この葉桜の

2012-06-13 16:31:47 | Weblog
葉桜の大樹が
この曇天に影を抱いて
静かに佇む 午後は

私達はおもむろに自らの大志を語った

夢を現実に近づけるために
良心の焔を再び灯したこと

心は暖かく春の優しい日和が
心像に宿りだしたこと

もう決して裏切りの自堕落に落ちないと

鏡のなかの御本尊に言う

己を慈愛の目で見つめている存在に忠誠を誓う

仏眼持つ師匠の御長寿を
祈りに祈る 我がいる

他人のために祈れた己

この葉桜の曇天を越えて
雲の上にはいつも輝く太陽が
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梅雨

2012-06-12 14:59:34 | Weblog
雨の一日に
気だるい傘開いてみて
雑踏の街は午後を眠る

何もかもが灰色
液化燃料でくすんでいる

紫陽花を一輪下さい
淡い梅雨時の思い出として

午後の時は沈みこむように過ぎて
夕刻は近づく

日暮れの色彩は一日の
気だるさを含んで満腹するから
鈍く 輝く

雨の一日を眠り過ごす
寝息がこの曇天に広がって
紫陽花色に染まっている

空を見上げた
悲しい午後
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蕗を煮る

2012-06-11 15:36:31 | Weblog
遠く か細い 呪術の儀式のように
蕗を買い求めて
灰汁を抜き
甘辛く煮る

ぐつぐつと 昇る蒸気に
日本再生の祈りを込めて
芯の芯まで柔らかくなるように
細火で煮詰める

遠い昔の 老婆のように
囲炉裏を守り 死んでゆく
残り火の力は

日本が再び立つようにと
日出る国のプライドと
込めた思いで薄口に煮込む

空から灰が降っていて
液化燃料は働き続けて
有用な人間行為

足るを知る心に 響く
内燃機関の動く音


風の日に遠い夢が開くよ
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天帝は知っている

2012-06-10 10:23:45 | Weblog
天帝の鮮やかな気息が流れている

空を見上げれば爽やかな天の気

昔はこんな日々が延々と続いていた

雲は羊が放牧されたようにのどか

ねえ 君の大志をこの空に語ってくれないか

声の波動は爽やかな空気のなかへ溶け込んで

紫陽花の色彩のようなエーテルを咲かす

君の希望をそっと呟く 空であってほしい

この快晴に
心を纏めて
ペンを取る

空は天帝は知っている
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銀河の気息

2012-06-09 17:18:55 | Weblog
空を見上げれば
夕刻のような
表情の曇天が続く
6月の始めの時に

空を見上げれば
雨粒が瞳のなかに落ちてきて

遠い銀河の気息を伝えて

瞬時に地に落ちるから
私の会話は忙しい

銀河の雲と
この地上を結ぶ
透明な水の糸
永遠に続く
ダイナミックな会話

雨の日は好きだ
だって銀河の会話しか聞こえない
シトシト シトシト

まどろむ私の脳髄を
銀河の会話が通過して
淡い紫陽花のような

色彩を提供するから

夢織れる

この銀河の行く末の世界の

梅雨時の雨は夕刻を模して
続く
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シタールの音色

2012-06-07 11:15:18 | Weblog
シタールの鳴り響く部屋で
風を追い
紫陽花の花を想起している

約束はきっと守られる

法華経の護持 受読 唱題は
天候に影響を与える

風穏やかに
雨優しく
天の気は希望に満ちて

シタールの音色で目覚める
カルマ・ニルヴァーナ・ガンジス
印度亜大陸の独自の匂い

テレビアンテナに今日も
番いの小鳥がやって来て
囀る
シタールに合わせて謳う

どんな天災があっても
信じて法華経を護持すること

三世諸仏とのお約束
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