イザヤ書より

頭は病み、心臓は衰えているのに。
頭から足の裏まで、満足なところはない。
(略)
お前たちの地は荒廃し、町々は焼き払われ
田畑の実りは、お前たちの目の前で
異国の民が食い尽くし
異国の民に覆されて、荒廃している。

バクチク13階は月光

平将門…出でよ 新皇よ…爛れきった政治屋 官僚を正せ
一度日本国をその骨まで粉々に砕き去れ
ああ新生…将門よ…

異臭を放つ日本国

腐乱して異臭を放つ日本国の屍食らう政治屋 官僚
そして誰もいなくなる…荒れ果てた島 雑草の土地

虹を見る

仏陀の手 虹の架け橋 花摘んで遥か彼岸で手招きする

歯医者

歯医者では歯削る音とBGMで窓からの空を慰め響く

ウッドストック

人生とウッドストック等価値で銀河に響く細い道でき

うたた寝の精

うたた寝の精に尋ねてどこまでも青空追って草原を行く

水晶宮

洞穴の風冷ややかに肌を撫で水晶宮の祈り屋近し

起立するのだ

我々は起立するのだ死に物狂い霊(たま)の虐殺まぬがれし者

キーツマンゴー2首

新聞に包まれたマンゴーのゆっくり腐り芳香を放つ


無造作に陽射しに当たるマンゴーは内部に智慧を溜めつつ薫る

懺悔

神よこの無明の苦から救い給えと祈る我に嘘のカケラ無し

沢登り

流れ去る清流に書く文字一つ考えあぐね沢登りする

経を唱和するヒヨドリ

法華経をあげ始めるとヒヨドリの唱和の声は裏庭から響き

夢の華咲く

午睡には夢の華咲く音楽を流し続けて青空を行く

恐れる事

天変地異 イスラム国 中共の威嚇 恐れる事ナシ為すべきを為す