タイに恋した男の物語

マンゴとカエルと共に暮らすのヒマ トックが日本に住所を移し
タイでの出来事などを思いのままに書いて行きます

幻のダチョウ農園

2017年03月04日 01時00分00秒 | 旅行



 昔の話になりますが、日本からタイの田舎町に帰って来た時の話ですが、


 彼女がダチョウを飼ったら良いと、考えていると言う言い出した。


 あのダチョウである、餌は草で良いから飼育経費が安いと言う事で、


 何処からか話を仕入れて来たかは、定かではないが、そんな話を切り出してきた。


 裏の土地は塀が全般にしてあるが、低いのでダチョウなら直ぐ逃げてしまうし、


 あんな大きなダチョウを飼ったら後、どの様にして捕まえるのかと思う。


 幸いダチョウを飼う事は無かったから良かったと思っている。


 次回に日本から帰って来た時は鶏を飼っている、裏の土地に鳥小屋を建てて、


 卵からヒナを孵して成鳥にして売る考えである。


 雄鳥は親戚から借りて来て、雌鶏は親と義兄から数羽貰ったり、買って来たのだろう。


 順調に鶏の数は増え続けていて、借り手来た雄鶏は返す程、鶏の数が増えた。


 鶏と言っても地鶏で有るから、10m以上は飛ぶので塀が有っても隣の土地に行ったり、


 餌代も米ぬかを買いに行ったり大変である。


 彼女はバナナの幹を切って来て、刻んで餌にしたりしていたが、50羽以上に増えると餌代も馬鹿にならない。


 田舎町では鶏の販売のルートが無い、普通の家では鶏を飼っていて、


 地鶏を買うような人が居ないし、市場ではブロイラーの肉が売っていて安い。


 おまけに彼女も私も鶏を絞めた事が無く、気の強い彼女は殺すのは嫌だと言う始末である。


 家に鶏を飼っていても食べる事は出来なく、親戚に進呈したりしていたので、


 儲けにならず最後は警察官が、副業で鶏を売買していたので、安くたたき売ったのである。


 タイでは販売確保が無く思い付きで事業を始めるので、失敗が多いのである。タイ・ブログランキング
コメント (6)
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