「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ゼレンスキーが真っ青になるメドヴェージェフの作ったウクライナ地図とは?<2023年10月

2023-10-31 18:43:55 | ウクライナ紛争

※もっともこの地図は、ロシアが去年勝っていたころに、メドヴェージェフが調子に乗って作った地図です。今となっては、パロデイです。

 

メドヴェージェフは、ロシアの前大統領です。プーチン氏の胡麻をするために色々吠えます。
「戦術核を使え!」
これは、普通です。
去年、メドヴェージェフは珍妙なウクライナ地図を作りネットで笑いものになっていました。

その地図とは?
2022.07.30
ロシア元大統領、4ヶ国でウクライナ領を分割統治する地図を公開
https://grandfleet.info/russia-related/former-russian-president-releases-map-to-divide-and-rule-ukrainian-territory-in-four-countries/

ポーランド領がかなり増えて、ハンガリーが一部、ルーマニアが2州、残りをロシアが領有する分割案です。
ちゃんとウクライナ領もあります。親切なメドヴェージェフはキーウ周辺を少しウクライナ領にしてくれました。

ネット民は無知なのが多いですから笑いましたが?
第2次世界大戦前のポーランド国境
オーデル・ナイセ線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%BB%E7%B7%9A

かなり戦後スターリンが強引に国境を変更してポーランド領の東側がウクライナになりました。その代わりポーランドは、ドイツ領から代替地を与えられ国境が西に移動しています。

メドヴェージェフの分割案は、大体これをベースにしていると思います。ハンガリーとルーマニア領が増えるのがよく分かりませんが、スターリンがポーランドとの国境線を変更する時に、少しハスっているのかも知れません。

つまり、第2次大戦の後の変更前の国境線にするとウクライナ領は消滅します。ほとんどロシア領とポーランド領です。それでは、ひど過ぎるのでメドヴェージェフは、おまけでウクライナ領を独自に作ったのだろうと思います。

笑えるでしょう?
ここまで時間を巻き戻せば、ウクライナと言う国もないですし領土もないです。
『そもそもドニプロ川の西は、元はポーランド領だぞ!』
と言う、きつ~い皮肉です。
これ戦後の話ですから、ほんの少し前の話です。

で、ダメ押しが?
「元のロシア領を返せ!」
と言うわけです。大体地図のロシア領が元々のロシア領なのだろうと思います。

確かにこうするとウクライナ領は、なくなります。
今のウクライナになっている地域は、スターリンが強引に作った地域だと分かります。

青くなるでしょう?
ゼレンスキー先生❓

要は、こんな胡散臭いウクライナ領を全部自分のものだと言うのは、相当無理があると思います。

スターリンがポーランドから強奪した西ウクライナまでウクライナ領にしようというのは、相当アコギだと思います。

大体、元のロシア領が地図にある通りなのだろうと思います。ロシアを裏切るならドニプロ川の東くらいロシアに返還するのが、筋道でしょう。

そしてゼレンスキーが旧ポーランド領の西ウクライナを強奪するわけです。

結局、今のウクライナの領土はほとんどないのが正しいような気がします。
メドヴェージェフ(ロシア前大統領)大先生が作成した地図が、あるいは妥当なのかもしれません。

しかし、ここで問題が発生します。
西ウクライナをポーランドに返還すると?
ドイツからハスったポーランド領は、どうするんだろう?
ナチスドイツは、ポーランドで相当酷いことをしましたから、賠償金の代わりでいいのかもしれません。

秋の夜長の暇人の領土談義でした。

欲張りゼレンスキーに手紙を書いて教えてあげてください。

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(中国)李克強前首相逝去68歳<2023年10月

2023-10-31 18:41:34 | 中国と東アジア

中国、「人民の首相」哀悼広がる 急死の李克強氏、8月に元気な姿も
2023年10月28日07時45分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102700812&g=int

権力闘争に敗れ政府を去りましたが、若すぎる死でしたね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
もしかなうなら李克強氏が中国の国家主席になって欲しいと思っていました。

中国は日本のお隣ですからね。
多少は、気にしています。
中国の政治家で印象の良い政治家は、少ないですけれどいます。あくまで私の個人的な好みにすぎません。

李克強前首も印象の良い政治家でした。
現役なら、王毅中国外相ですね。
一番尊敬しているのは、故周恩來氏です。
難しい時代にも故毛沢東主席の信頼を失うことなく中国の総理を務めました。政治手腕のない故毛沢東主席の良き補佐役でしたね。
革命の精神的な支柱は故毛沢東主席でしたが、現在の中国の基礎を築いたのは、故周恩來氏だと思います。

李克強前首と王毅中国外相には、故周恩來氏のイメージが重なります。私が故周恩來氏を尊敬しているから、李克強前首と王毅中国外相に好印象があるのだろうと思います。

中国と日本は、大昔からの隣国です(当然ですけれど)。
文化や文明の面でも、大きく中国の影響を受けて発展して今の日本があります。

一時の国際関係に流されず、末永く友好関係を築くべき隣国であると思います。

どことは言わない?
極悪とあまりくっついていると?
亡国の道を歩んでいるような❓

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クリミアの歴史<2023年10月

2023-10-31 18:39:36 | ウクライナ紛争

※これは後で書き加えたのでほとんどの人は読んでいないと思いますので別の日記で書きました。前の分は削除しました。

※豆知識・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クリミアの歴史を知っていますか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

クリミア・ハン国(1441年–1783年)
トルコ系民族の時代です

ロシアによる併合(1783年)
1774年、露土戦争(1768年-1774年)に敗れたオスマン帝国はクリミア・ハン国の宗主権を放棄させられ、名目上独立したクリミア・ハン国はロシア帝国の影響下に入った。
(この時から、ロシア帝国領になります)

ロシア内戦期(1917年-1921年)

ソビエト連邦期(1922年-1991年)
クリミア自治ソビエト社会主義共和国

第二次世界大戦中
クリミア・タタール人の追放
クリミア州が代わりに設置された

第二次世界大戦後
1954年2月19日、ソビエト連邦最高会議幹部会はクリミア州をロシアからウクライナ・ソビエト社会主義共和国に移管する決定を下した。
(この決定を指導したのはウクライナ出身のニキータ・フルシチョフである)

※クリミアの歴史はモンゴル帝国の時代から見ても複雑です。
ウクライナのクリミアに対する嘘が分かりますか。
フルシチョフが、出身地のウクライナのご機嫌を取るために1954年にウクライナに編入するまでは、クリミアは独立した州でした。クリミアの帰属は、クリミア半島の住人が決めるべきでありウクライナが領有権を主張する根拠は、ほぼないと言えます。

フルシチョフがクリミアをウクライナ領に編入したのは、一説ではスターリンがウクライナ人を虐殺しすぎて融和政策のためだと言われています。

スターリンがウクライナ人を虐殺したのは、戦時中ウクライナの過激民族主義者が独立を求めてナチスドイツと協力して、ソ連に歯向かったからです。

※現在のウクライナとロシアの関係に瓜二つです。
ネオナチと過激民族主義者もいますしね?
プーチン氏が、ネオナチにやたら拘りブチ切れるのは、これが理由です。ナチスドイツをアメリカに置き換えれば、全く同じ構図と言えます。
と、言うことは?
プーチン氏の目には、ナチスドイツとアメリカがダブって見えていると思います。

立場を変えて見てみると同じ絵が、正反対に見えます。
どちらが正しいとは、言っていません。

嘘で塗り固められた「キレイ!」なプロパガンダとは、まるで違うでしょう❓

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悲劇の国アフガン<2023年10月

2023-10-31 18:38:20 | 東南アジア~西アジア

①アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)
ウイキペデイア(フリー百科事典)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E7%B4%9B%E4%BA%89_(1978%E5%B9%B4-1989%E5%B9%B4)

よくご存じだと思います。詳しくはURLからお読みください。この戦争で・・・
『これにより戦後は一時的に国民の半分が14歳以下(つまり大部分の大人が死亡した)になるほどであった』
『少なくとも400万人以上の難民が発生し、周辺諸国に逃れた』
『市民の死傷者を含めると、総人口の10%、男性人口の13.5%が死亡し、全体では150万人が死亡したと推定されている』
『全国民の半数の14歳以上の者が死んだために、識字率は36.3%という低い数字にまでなり、このことは現在でもアフガニスタンの経済成長を阻害している』
②アフガニスタン紛争 (1989年-2001年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E7%B4%9B%E4%BA%89_(1989%E5%B9%B4-2001%E5%B9%B4)

1996年、ターリバーンがカーブルを占領し、アフガニスタン・イスラム首長国の成立を宣言

③アメリカのアフガニスタン侵攻
2001年10月7日~ 同年12月7日
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E4%BE%B5%E6%94%BB


アメリカとNATO、アフガニスタンからの正式撤退開始
2021年5月2日
https://www.bbc.com/japanese/56960501
【解説】 タリバンとは何者か 米軍撤収のアフガニスタンで復権
2021年8月16日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-58229643

(アフガンの歴史・その他)
④アフガニスタン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3

1978年のソ連アフガン侵攻以降、2021年NATO撤退後、タリバンが政権を掌握するまで外国との戦争(ソ連・NATO)か内乱が続きました。

①の資料を読むと旧ソ連との戦争の被害の酷さに驚くと思います。
『これにより戦後は一時的に国民の半分が14歳以下(つまり大部分の大人が死亡した)になるほどであった』
『全国民の半数の14歳以上の者が死んだために、識字率は36.3%という低い数字にまでなり、このことは現在でもアフガニスタンの経済成長を阻害している』

最も悲劇的なことは、この時点で通常の意味での学校や学問が断絶したと言っていいと思います。社会が近世位に逆戻りしたと言っていいと思います。子供たちが社会を見よう見まねで作り直したと言っていいと思います。

そしてアフガン再統一の原動力となったのが、パキスタンの難民キャンプのイスラム神学校でコーランを学んだ学生たちです。彼らはコーランしか学んでいません。イスラム原理主義がその教義です。

ターリバーン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3

彼らは戦える年齢になると陸続とアフガンに戻り、荒れ果てて地方軍閥の割拠するアフガン統一を始めました。やっと、それが大体完成したのが・・・・・
『1996年、ターリバーンがカーブルを占領し、アフガニスタン・イスラム首長国の成立を宣言』

順調であれば、ここからアフガン復興が始まるはずでした。ところがアラブ義勇兵から発生したアルカイダが、アメリカに大規模テロ攻撃を行いました。

これで再びアメリカの攻撃を受けて、タリバンは反政府軍として地方を根拠にアメリカに対して抵抗運動をしなければなりませんでした。

アルカイダがアフガンにいたというだけでタリバンが大規模テロに加わったのではありません。アラブ義勇兵は、旧ソ連と戦ってくれた同志です。だからタリバンは、特にアルカイダを追い出すこともなく居住を許していただけです。言ってみれば、アメリカとアルカイダの戦争の巻き添えになったと言うべきでしょうね。

アメリカをやっと撤退に追い込んだのが、2021年です。2001年アメリカのアフガン侵攻で失った国家主権を、やっとタリバンは回復することが出来ました。

旧ソ連侵攻1978年以来、失われていたアフガン政府が樹立されたとも言えます。この間、40年以上です。

この簡単な歴史を知るならタリバンが悪いなどとは、到底言えないはずです。

国家も社会も生産手段も経済も教育も全て失った子供たちが、40年かけてやっと自分たちの国家主権を回復することが出来ました。その代償としてアフガンは、ほぼ近世の社会に後退するしかありませんでした。社会の連続性が完全に失われて改めてこれから作り直さなければ、なりません。今のタリバンの幹部は、教育は神学校しかなかった世代です。学校もなく貧困の中で育った世代です。その人たちに世間並みの事をやれと言っても土台無理でしょう?

このどこに批判すべき点があります。
むしろ称賛されるべきでしょう。
多少、失敗したり上手くいかないのはごく当然のことです。古い近世の社会が、しかも1回完全に破壊された社会をこれから作り直していくと理解するなら、温かく長い目で見守るべきでしょう。余計な口出しをせず、時に必要な援助をしながらです。

アメリカと旧ソ連が完全にアフガンを破壊したのですからそれは、当然だと思います。

現実は、どうです?
アメリカとNATOは、追放された腹いせにタリバンをアフガンの主権者として認めず、国際社会から隔離したままです。

ある意味、これがアメリカとNATOの究極の、ダブルスタンダードと言えるかもしれません。

武力で侵略し傀儡世間を作ってアフガンを支配しようとして20年もかけて失敗して追放され、仕返しをしています。自分たちの言うことを聞かなかったから懲罰を与えています。

世間の常識では、懲罰を受けなければならないのは!
アメリカとNATOの極悪コンビでしょう!
ロシアも懲罰です!

皆さんは、キチンと理解していますか❓

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ウクライナ紛争とコサック<2023年10月

2023-10-31 18:33:54 | ウクライナ紛争

コサック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF

ウクライナ・コサック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF
ドン・コサック軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF%E8%BB%8D

何だか悲しくなりますね。
もちろん今は、違いますが地図上では・・・
ドン・コサックとウクライナ・コサックの戦争です。
ドン川流域がドン・コサック。
ドニプロ川流域が、ウクライナ・コサックです。

ドン・コサックの方はばらけて分散してしまいましたがウクライナ・コサックの方は残っていると思います。

「静かなドン」
この小説に第1次世界大戦当時のドン・コサックの色々な事が書かれています。この小説にもオチがあってかなり最近まで盗作でした。本当の作者が判明したのは、ごく最近です。

歴史を勉強するつもりで読んでみると面白いと思います。
当時のドン・コサックの人々が生き生きと蘇ります。

もっともコサックの人々は、ロシア帝国内の主に東方開拓のために随分移動しています。

コサックの歴史を見る方が、ロシアの歴史が分かるかもしれません。

そんな人々の末裔が敵味方に分かれて戦争しているのは見るのが辛いような気がします。

コサックもロシア人もウクライナ人も同じスラブ民族の源流なのですから、争うのは止めて欲しいと思います。兄弟が争って、喜ぶのは外敵です。

※そう、極悪欧米です。

※そもそもコサックがどんな人たちか知っている人は少ないかもしれません。世界最強の戦闘民族の一つです。
クリミアは、以前は各地のコサックの子供たちが立派なコサックになるために軍事訓練に送り込まれて軍事教育を受ける場所でした。

クリミアで揺れる 戦闘民族の伝統
https://www.newsweekjapan.jp/picture/131086.php
ロシア国営メディア、クリミアの小学生の軍事訓練を公開
https://www.businessinsider.jp/post-267039

ウクライナ・コサックは、困りますね?
息子どもを訓練に送る場所がなくなりました。
でも、大丈夫!
今、戦争中ですからいくらでも鍛えられます。
(喜ばしくは、ないですけれどね?)
昔ほどでは、ありませんが今もコサックは戦闘民族の遺伝子を受け継いで生き残っています。

プーチンさんは、コサックが好きなようですからそのうちロシア軍にコサック軍団が復活するかもしれません。

ウクライナ軍が強い訳が分かりましたか❓

だから、この付近で煽って戦争を始めてはいけない訳です。戦闘民族の血が蘇ったウクライナが戦争を止めるわけがありません。勝つまで止めないと思います。煽ってそそのかした以上は、アメリカは軍資金を出し続けるしかありません。

出さなければ?
『ポーランドを攻めるぞ!』
これくらいの脅しは、平気でやりそうなのがウクライナです。出さなければ、今度はロシアと組んで本当にポーランドを攻めるかもしれません。

これくらい危ないのがウクライナです。
そうとも知らずに戦争を煽ったアメリカは、愚かだと思います。

どうやって、始末をつけるのやら❓
世界最強の戦闘民族を、煽って戦争させてはダメだと言うことです。アメリカ!責任とれよ!

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