おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

城下町の町家は見応え充分!・・・大和郡山市 箱本館 町家物語館

2022年06月01日 06時14分27秒 | お出かけ

 郡山城下町を散策していると 町名表示に 茶町 綿町 豆腐町 材木町 あるいは堺町 奈良町  もしくは本町 柳町等を目にします。
これは 豊臣秀長が城主の際に 城下町内を 職業 商人の出身地 古くからの住人 で区分けした運営制度「箱本十三町」の名残のようです。

 その中で 現存する町家で最も古い建物(1766年頃建築で築後約250年)が紺屋町にある箱本館「紺屋」です。
ここは 代々染物商を営んでいた旧奥野邸を市が買い取り 見学用資料館として再生したものとのことです。

 

 館内には 美術工芸品「金魚コレクション」が展示されていたり 染物屋を営んでいた頃の様子を見学することが出来ます。

 

 また 藍染の商品も展示され 予約をしておけば「藍染体験」も可能なようです。

 

 続いては 市街地の端のほうにある「町家物語館」で 約100年前に建てられた 当時としては珍しい木造三階建ての町家です。

 

 この建物は遊郭として使用されていたこともあり 各部屋の窓や建具に趣向が凝らされています。

 

 また 当館では雛祭りの頃には多数のお雛様が飾られますが こちらは常設のもののようです。

 

 中庭も素晴らしく 三階まで吹き抜けとなっていますので 見上げると中々の造形美です。

 

 こちらは 柳町にある創業400余年の老舗御菓子司で 今も営業中の「本家菊屋」さんです。

 

 今回は 久しぶりに「郡山城下町」散策しましたが ここは金魚は勿論ですが・・・

 他にも 歴史的な町家風景を再見直しすることが出来 来た甲斐がありました。

 時々訪れたい街ですね。

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