植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

抗原検査をやる羽目になった さて結果は??

2023年06月23日 | コロナ
家内が、スーパーで知らないおばさんと夢中で話しておりました。はたできいていると、どうやらコロナの話で「まったく、いつまで続くんだろうねぇ」ということを言い合っていたようです。

家内によれば、現在コロナは第9波なんだそうです。公表されている数字では日本人のうち累計では三人に一人の割で感染したことがあるようです。その中で亡くなったのが7万数千人、といっても、コロナに罹っても基礎疾患やら癌・老衰など半分死にかけていたような人は、コロナによる死者にカウントされておりません。あくまで、医師の判断、ピンピンしていた人が特有の肺炎の症状を呈して、入院し手を尽くしたがそのまま死んだ、といった人限定なんですね。

さて今年5月8日から、そのコロナが感染法上では結核やSARSなど危険度が高く、感染者の行動制限などを厳しく措置できる「2類相当」 を5類に変えました。5類は風邪みたいなもの、インフルエンザなど危険性が最も低い感染症の扱いになったのです。といっても5類には梅毒や後天性免疫不全症侯群 (エイズ)なども入っていて罹れば相当厄介で怖い病気であることに変わりはありません。

そのせいか、このところ急激にコロナ感染者が増えているのです。政府などの公表者数は当てになりません。もはや罹っても、病院に行かない(病院が受け付けてくれない)、重症化しないで済むのが圧倒的なので、報告の数に入らないのです。実際は、①発熱外来は予約でいっぱいで初診は断られる、②学校では大流行していて、あちこちで学校閉鎖が出ている、③ワタシの知り合い・身内で感染したという人が増えてきた(実感)、といった現象が起きております。みんなだんだん慣れっこになって無防備になってきたのです。

そのコロナに罹ったのが、農薬のセールスマンをやってるせがれでありました。先週の水曜日頃、出張先で感染したらしくこちらに戻って4日後の土曜日に「40度近い高熱・倦怠感・のどの違和感と痛み・咳」と次々に急激に病状が現れたのです。その日に薬局に行って「抗原検査キット」で陽性を確認しました。せがれの嫁さんも二日遅れで症状が現れましたが、割合軽くて済んだのが幸いでありました。彼らは、当然公表される「新規感染者」にはカウントされません。
倅は、あちこちの病院を調べ電話などで予約をしてもていよく断られたそうです。結局は病院に行くことが無いまま回復基調になりました。

ワタシら夫婦は先週土曜日に彼らとランチ(焼肉キング笑)をして、一時間強、行動を共にしました。車にも同乗していたので、「濃厚接触者」となっていたのであります。あわててイソジン・リステリンでうがいしたものの、コロナ菌を取り込んでいれば手遅れであります。それからというもの、毎日数回体温を測っておりました。 火曜日に予定していたゴルフもキャンセル、普段付けないマスクもやるようになりました。

ワタシがこれまでマスクを極力つけないようにしていたのは、①アベノマスクのインチキ臭さがいつも頭のどこかにあったこと、②隙間だらけのマスクでウィルスの侵入は防げないだろう、③メガネが曇る、④何を言ってるかわからない、などといった理由です。そもそも外出は滅多にしないし、人と、まじかで会話することも滅多にありません。

しかし、自分が感染者になっていたとしたら話は別、人にうつさないようにするためには、出来るだけ外に出ない・しゃべらない・マスクをすることは当たり前のことであります。5類だろうが2類だろうが関係ありません。自分が病気持ちで、感染させるリスクがあることを知りながら、人にうつしていいはずがありません。もしそれがもとで移した相手が死んだら殺人ですよ。法律では行動制限しない、となっていても、人に感染させないように配慮し最大限の注意を払うのは当然でありましょう。

そうして、濃厚接触後、丸5日経過した昨日、抗原検査キットを買ってきて検査いたしました。
コロナの検査には3通りあります。「PCR検査」「抗原検査」「抗体検査」 
一つはご存じPCR検査で一般的には検査センターに赴き鼻の粘膜をぐりぐりされて検体をとる方式で、DNAやRNAレベルで増殖させるので、精度が高い反面、あまりお手軽でなくちょっとコストが高いという難点があります。以前は専門機関や病院にいかないと受けられませんでしたが、最近は検査キットを自分で入手できるようです

「抗原検査」というのは、単純に体内にコロナ細胞がいるかどうかをチェックする検査で、これが最も一般的です。ウィルス量が少ないと正確に結果が出ないとか、取り扱い方を間違えたら正しく判定できないと書かれておりますが、そんなことはたいがいなんでもそうです。
小さなドラッグストアには置いていません。売り場面積が大きい、大手のドラッグストア、処方薬を出している薬局に行けば売っています。

ワタシは、そうではなく「抗体検査」をしたかったのです。過去にコロナに罹ったことがあると体内に生成される「免疫・抗体」ができます。もしこれが陽性で、抗体があると判定されたなら、自分が感染しても無症状ないし軽症状で済むということになりますね。紛らわしいのが「中和抗体」検査であります。こちらは、ワクチンを打ったあとちゃんとコロナに対抗しうる(かもしれない)免疫があるのかを検査するもので、コロナに罹った結果出来る抗体とは異なるのです。
過去自分に感染したことがあったのかを知りたい、万一感染しても軽症で済む、ワクチンをずっと打っていないけれど、もう昔のワクチンの効果はないのか?など知っておく価値があると思いますね。

平塚市内であちこち探し回りましたが、抗体検査キットは、原則どこでも扱って(売って)いません。ネットでも「品切れ」、唯一見つけたのがなんと山田養蜂場の「新型コロナ 抗体 中和抗体検査 」でありました。薬剤メーカーじゃないの?と思いつつも即購入手続きしました。プロポリスとかも買ってるし(笑)。

で、本日は「書道教室」、来週には高校生の仲間と集う那須高原でのゴルフも予定しているのです。そこで、何の体調の変化はないまでも万一の事を考えて、昨日「抗原検査」をいたしました。コロナに感染して最もウィルス量が増えるのが感染後4,5日、発症する前後だと言われています。
抗体検査キットが届くのを待っていられないのでとにかく検査したのです。
薬局の薬剤師は懇切丁寧に取り扱いを説明してくれるのですが、聞きましたよ。「それって箱の中に説明書入っているんでしょ?」今聞いても覚えられないよと。
ちゃんと入っておりますよね。
説明書通り、ストップウオッチまで使って検査しました。

はい、おめでとうございます。
Cのところに赤線1本だけならば「陰性」であります。


コロナは「自衛」し、自分で判断・解決する、というステージに入っているのです。政府も自治体も病院もあてにしてはなりませんよ。

これで、体温測定も中止、今日は書道教室になんの心配もなく行くことができます。勿論マスクなんて面倒なものは付けませんよ。マスクは篆刻で拡大鏡が曇らないように、石の粉を吸い込まないようにするのには必要なんですが。
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ボカシ肥料と父の日とコロナ

2023年06月18日 | コロナ
昨朝、今年5回目のボカシ肥料を仕込みました。

材料はいつもと同じ、米ぬかに油粕、たい肥と腐葉土に発酵促進剤と雨水を振りかけてよく混ぜる、だけであります。好気性の作り方は、①水を極力少なくする ②毎日かき混ぜる ③雨が容器内に溜まらないよう、屋根の下でちゃんと蓋する
といったところで水が底に溜まると発酵から腐敗に切り替わり、虫がわくのです。虫は産卵し腐った有機物の中でウジ虫に変わりますし、腐敗臭も強くなります。

前回は、一旦発酵が始まった後、激しい雨に何度か降られて容器内が濡れてしまったので、途中で発酵が中途半端なままになってしまいました。それでも、2週間経過し、発酵が不十分ながらかまわず畑や果樹の株元に撒いてきました。ぼかし肥料としては不完全でも、もとは、そのまま植物への有機肥料として使うものですから何も問題がありません。やっていけないのは塊のまま積んでおくことで、雨が降らないと、再度発酵し60℃以上の発酵熱で周りの植物を傷めることがあります。

今朝は丸24時間経過して、すでに軽く45℃まで温度が上がっていました。

発酵菌は、環境さえ整えば一日もあればどんどん増殖していくので明日明後日には60℃を超え、1週間~10日ほどで乾燥した灰白色の粉末に変われば出来上がりです。 

で、本日は「父の日」だそうです。ワタシらが子供のころ「母の日」で赤いカーネーションを贈って、感謝の意を表すというのは一般的でありましたが、父の日はさほど盛り上がらなかった記憶があります。この習慣は例によって、アメリカの父の日からのパクリで、同じ6月の第3日曜日です。子供たちがまだ子供の頃(笑)、似顔絵やネクタイの折り紙をプレゼントされました。これは、小学校で児童に父の日のことを教え図工で作らせたものでありましょう。
彼らが、中学校に上がって以来、そうした父の日の存在はすっかり無くなって数十年経過しておりました。

昨日の午前中に、同じ平塚にマンションを買って住んでいる次男からLINEで「親父は家に居るか」と聞いてきました。悪い予感しかしませんでした。なにか頼まれる、とか何かを買いたいので相談したい(つまり少し金を補助して)とか、が頭をよぎりました。

仕事場(菜園・畑・バラ園がある、篆刻作業場)から戻ると次男夫婦が待ち構えていて、渡されたのが父の日のプレゼント【Tommy Hilfiger】トミー ヒルフィガー のゴルフ帽子でした。彼は、お土産物・食べ物・贈り物を買うセンスだけはなかなかのものなのです。そして、一緒にランチしようということになりますな。だてに歳を取っているわけではありません。彼らも、義理を果たしてついでにちゃっかり夫婦二人分のランチが出来るのですから(笑)。

そこで向かったのが「焼肉キング」であります。ワタシはこれまでこうしたお店で「食べ放題」というシステムの焼き肉を頂いたことはありません。「焼肉キングデビュー」であったのです。土曜日で混雑はしておりましたが、それなりに美味しく食べられたのであります。そこで気になっていたのが体重が100㎏近く、大食漢のせがれがあんまり思ったほど食べようとしなかったのです。家内が「ダイエットしているの?」と聞いたぐらいですから。


そして、楽しいランチを終えて昨日から着手した屋上大清掃・屋上花壇の再構築に精を出していたところに届いた次男からのLINE「のどがイガイガしてだるい。熱を測ったら39℃」というのです。ぼかし肥料ならばなんということもないけれど、それが体温ならえらいことですね。そして医療用検査キットで「陽性」が確認できたそうです。(´;ω;`)

コロナに感染した身内は、これで6人目となりました。長男家族と家内(これは検査していませんが)。COVID-19は人為的に作られたウィルスで、ボカシ肥料で増殖発酵する菌とはだいぶ違うのかもしれませんが、発酵菌でも病原菌でも菌は菌。体に侵入するとかなりのスピードで体内増殖し、早い人は感染後1、2日で発症するらしいのです。しかも発症する直前がウィルス量がマックスになり、人に感染する確率が高いのだとか。

1mほど前に座っていたせがれのコロナウィルスがその時飛散していたのは想像に難くありません。救いは換気がいい焼き肉店で、彼とワタシの間には燃えさかり煙がもうもうと立ち上る焼肉コンロがありました。直箸をお互い使ってもいないので、接触・経口感染の可能性は低いのですが、移動は同じ車中であったのです。

昼食後3時間後に判明したコロナ禍です、今更遅いのですが、気は心でリステリンでうがいして、近所のドラッグストアで喉薬を2種買ってきました。発症してのどの痛みや炎症を抑えるのが目的です。お店の棚で、イソジンなどのうがい薬やのどの痛みを抑える薬のコーナーだけが欠品・空になっているのが印象的でした。恐らく世の中、言われている以上にコロナが流行しているのですよ。

鎮痛解熱剤だけは4種類を売るほど大量に持っておりますから、いざ熱が出たらこれを飲んで寝るだけのことです。
先ほど家内あてには三男から連絡があって「父の日のプレゼントは用意していたが、事情を勘案して郵送する」とのことでありました。次男にせよ三男にせよここ2,3年ワタシに配慮するようになりました。以前、仕事にかまけ、家庭や家内を顧みなかったワタシに、家族たちは当然冷たかったのです。

ここにきて、この父親が案外いろいろ役に立つ・金づるだということが分かってきたのでしょうね。ともあれ、昨日、もしコロナが仕込まれたとしたら今現在ワタシの体内で順調に増殖し、今日の夜や明日には「温度が上がって」くるでありましょう。
すでにゴルフの約束は断りました。あとは、屋上清掃といつものように篆刻を続け、だれとも会わないで仕事場にこもることといたしましょう。
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ブログを休んで久しぶりに昼寝

2023年02月17日 | コロナ
何か月ぶりかでブログの更新を怠りました。
原因は体調不良でありました。
昨日の未明にのどの痛みで目が覚めて、いくらか倦怠感や熱っぽさを感じたのです。その前夜に、寒気がしてくしゃみを連発、お風呂に入っても体が温まらす違和感がありました。このところの真冬に逆戻りの天気ですっかり体が冷え、風邪を引いたと自己診断をいたしました。

丁度、手持ちのひと月分の飲み薬も終わるので、いつものクリニックへ前回の採血結果を聞きがてら朝一番で行きました。8時半の受付開始なのに、待合室には一人だけ、いつもならもう6,7人は先着している患者さんが座っているはずなのです。そして、1番の人が受付でしばらく会話をしておりました。どうやら風邪かコロナか発熱しているようで、受付で、11時に来てくださいとかナントカ押し問答をした結果、そのままいなくなりました。


そして2番札のワタシが呼ばれて、いきなりの質問が「のどの痛みや鼻水はありますか?」でした。はいそうです、鼻かぜ引いたか、喉が痛いのです、鼻水は寒さもあって年中で、いつもそうですよ。すると、サッと受付の看護士さんが顔色が変わり、「只今は発熱やのどの痛みの患者は診れないことになっています」と仰るのです。抗原検査も11時からで、診察室に入れませんとのこと。

「いやいや、風邪で診て貰いに来たわけではありません、いつもの薬を処方してくれれば黙って帰ります、ついでに採血検査結果だけ貰います。」とお願いしました。あんたが喉が痛いか聞いたから正直に答えたまで、と言いたかったのですが。熱をチェックして貰ったら36.5℃。ワクチンは何回打ちましたかと聞くので、うー-ん、5,6回かな、と言ったら、6回は実施していませんですって(笑)。

長く通っているので顔なじみでもあり、先生に聞きますといって引っ込みました。まもなく先生が顔を出して、奥のオープンスペースで診ましょう、となりました。聞けば、コロナもさることながらインフルエンザも増加しているので、「発熱外来」に行かないと診察できないのだそうです。だから、熱はありませんて

喉を触り口の中を見て、ただの風邪だと思いますから、お薬出しておきます。だそうです。だから、風邪ひいて具合が悪くて来てるのではないんですって

薬局にも直接入り口から入らないで、インターフォンで呼び出し、症状などを説明してください、とやけに厳重なのです。そして1番札のオジサンは、なんと薬局の屋内に入れてもらえず朝の寒空の中、おもてのパイプ椅子で待たされていました。それじゃ症状が悪化するでしょうに・・・

そんなことがあって薬を貰って帰ったら、すっかりやる気を失い、人に迷惑を掛けず、自力で気合で風邪は治そうと思ったのです。何か月ぶりかで、二時間ほどぐっすり昼寝をしました。昨日は、自治会の会議がありましたがキャンセル、本日の書道教室も欠席にしました。今更抗原検査やら抗体検査をしても仕方ないのです。その信頼性は低く、コロナに感染していても3割くらいしかヒットしないと聞いていますから。

しかし、聞いてみると当平塚市でも、市内の小学校がインフルエンザで学級閉鎖をしているそうです。以前からインフルエンザの毒性は強く、コロナより死者数は多い、とされております。コロナで感染対策のおかげでそのインフルエンザがこの2年間大幅に減少したのも公表されているところです。それが、ここにきて緊張感が緩み・規制が緩和され警戒心が薄れたのです。

つまり、医療現場は相変わらず季節性の風邪とコロナとインフルエンザの大流行で逼迫していることに変わりはないのに、政治家は、もう終わった、でよくね?という姿勢に変わっています。「2類相当」から、季節性インフルエンザ並みの「5類」に分類が引き下げられるようです。

「海外では、屋内でもマスクをしている人はほとんど見かけない。」とか、個人の判断でいい、とか室内でもマスクは不要とか、えらく鷹揚でのんきなことを言い出しました。こういう誤ったイメージやメッセージを出して、世の中の人を誘導するのを「印象操作」や情報操作と呼びます。プーチンが、ロシアの戦勝を正当化し、いまだにかくかくたる戦果をあげていると国民に信じ込ませるのと大した違いはありません。
 
中国がゼロコロナ対策を転換した瞬間から、とんでもない大流行になり、人口の半分以上が感染したと観測されています。火葬場には行列が出来て死人が何万人も増えている(一説によると100万人近くが死亡!)のです。

ワタシは、自分がコロナで重篤になったり後遺症が出たりするのはいたしかたない、と思います。ですが、多くの日本人と同じく、同時に周りの人に感染させることによって自分と同じリスクを負わせることになってはならない、と考えるのです。

単なる風邪だと思いますよ。自分の体の事は自分が一番わかります。でもね、もし万一コロナに罹っていたら、と思うととても人に接触できないと思うのです。というわけで、本日も仕事場に籠り篆刻と書道で一日を過ごすのが、分別ある大人なのだといたしましょう。
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コロナワクチンと中国とアメリカ兵器

2022年12月22日 | コロナ
昨日まで3日間、他の事を差し置いて篆刻用の石印材を磨くことに特化しておりました。数千に及ぶ印材の大半が埃をかぶり、印面に彫や傷が残ったままになっていたのを再生しようとあがいていたのです。

昨日は、早朝からくしゃみと鼻水が止まりませんでした。寒さもさほどきつくない中、仕事場を閉めきり、暖房を効かせて古い山積みの印を一つ一つ取り出しては半紙に押印して印影を確認する、という作業を続けていたのです。

あぁ(´;ω;`)ウゥゥ、これはとうとう風邪をひいてしまったか?と思いました。衣服も室温も万全にしていたはずなのにと。コロナが流行し始めてから絶対風邪をひいてはならない、発熱したらしゃれにならない、と考えて努力しました。体を冷やさないよう、汗をかいたら着替える、マスクをする、抵抗力・免疫力を高める食物を多く摂取する等々、その甲斐あってか、それまで年に2・3回罹っていた風邪に一度も掛からなくなりました。

しかしよく考えたら、密室の中で石材から出た大量の微細な粉塵が巻き上がっていたのです。印材のほとんどは「ヨウロウ石」で人体には無害とされております。しかし、石の粉を大量に吸い込んだりすれば体にいいはずもありません。また、特別な高級石「鶏血石」や印泥には、自然の鉱物の中ではトップクラスの有毒物質水銀を含有する「辰砂」が多く含まれています。鶏血を彫ることはまずありません。高価でしかも彫るには硬すぎるのです。それなので、辰砂のせいで水銀中毒を起こす心配はまずありません。自室だからといってマスクを外して作業をしていたのが原因であろうと思います。

思えばここで、「武漢肺炎」という言葉を聞いてから丸三年になります。約3年前に本ブログでも、中国で発生した未知のウィルス肺炎のことを話題にしました。なんの影響力も無いただの素人が発する警鐘など、誰も一顧だにしなかったのでしょう。


案の定、その厄介な感染症は瞬く間に世界に拡がり、いまだに終息の兆しが見えません。発生源であった中国では、3年間徹底した隔離・感染対策を講じていながら、ここにきて、ついに堰を越えてあふれ出したかの如く急速に感染者が増えているようです。その原因は一つにはコロナの変異株の感染力が非常に強くなったことと、致命的な症状が減って致死率が下がったことが考えられます。また、度重なる「ロックダウン」にさすがの中国国民が「白紙」を掲げて反抗し始めたこと、隔離とワクチンに費やす費用が莫大で、「ゼロコロナ政策」を推し進めた習近平さんも、方向転換を余儀なくされたのであります。

日本では、第8波は、まだ右肩上がりの傾向で、年末年始を挟んでさらに新規感染者は拡大すると確信しております。政府筋からはさかんに「今の変異株は高齢者の致死率はインフルエンザ並(千人に2人くらい)」などと情報流布しております。すでにして地域の観光や旅行を後押しするために「5千円」の宿泊費補助とか商品券3000円などを配布しています。また、外国旅行も制限を外したせいで、昨年の4~5倍もの国際線利用客となっているのです。

しかし、だとしても年間死者数で、インフルエンザが今までに比べて2倍の7千人くらいの死者を出す、と勘定すると、安心できません。ワクチン接種で数千人という人が亡くなっている(らしい)のですが、いまだにその正確な数は不明であり、国は直接的な因果関係が判明しない限り認めようとしません。厚労省は「接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはありません。 」と曖昧な表現で誤魔化しております。

先月には5回目の接種券が届いていますが、まだ開封すらしていません。人類が未知のウィルス(自然界には存在しなかったはず)に対して、その功罪も未知数の外国製ワクチンを打ち続けることの安全性は担保されておりません。それどころか、動物実験では5回接種を過ぎたあたりから死亡割合が急増するという報告さえあるのです。

今までのコロナであれば、罹ると医療保険がおりたので、命懸けでコロナに感染する人さえ居ました。しかし、もはやその保険もおりません。罹っても、病気を抱えて弱っているような年寄りでもなければ死なずにすむのだ、と思えば、なにもワクチンなど打たなくてもいいや、というのが現実になりつつあります。

かく言うワタシは、既に5回のワクチンを打っています。一度は期限切れで廃棄するワクチンを「当時、いつ次に入荷するかわからないので」先生に無理に頼みこんでゴミ箱から拾って打って貰いました(笑)。

もう良かろう、中国で新た強毒種の変異株でも発生しなければアメリカ製のワクチンは遠慮しようと思います。コロナ対策もインフルエンザも石の粉の粉塵も「マスク」で事足りるとしましょう。

なんでもアメリカの商品を有難がる時代ではありません。米軍需産業のカモにされている日本、イージスアショアやらトマホークだろうが、こんなものが本当に役に立つ、と盲信していいものだろうか、と考えてしまいます。
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3年経つコロナには飽きたが、それでもそこらに居る

2022年11月26日 | コロナ
昨日は、久しぶりの書道教室で、手作りの干し柿を持参いたしました。二人はお休み、その一人は「コロナ」を気にして自主的に数か月不参加であります。

そして、夕方からは1年ぶりに昔の職場の仲間8人を集めてささやかに忘年会でありました。場所は横浜中華街のちょっと外れで「韓国料理」のお店であります。ワタシの仲間の一人が韓国人夫婦で3年ちょっと前に開業し「コロナ」による客離れで幾度も経営の危機に見舞われつつ頑張っています。

早めに出かけて本当に久しぶりの横浜駅、高島屋の食料品売り場でお惣菜を買いまわったのです。いつもお気に入りが「勝烈庵」そして銀座アスターの中華、これに神奈川県のパンの名店を集めたベーカリーエリアで6,7個朝食用のパンを買いました。元町から坂を上る途中にあるニューヨークスタイル の「ブラフベーカリー」も出店していてシナモンロールとクロワッサンも買いました。

残念ながら、肉まんでは一番と思っているお目当ての華正樓には長蛇の列で、飲み会の時間のために断念いたしました。デパ地下は夕方のお買い物で大変な賑わい、コロナどこ吹く風でありました。ざっとみて千人以上のお客がそこらにいるのです から、一人や二人は感染者が紛れていても何の不思議もありません。公表で毎日平均10万人くらいの新規感染者が出ているのです。保菌の日数7日間として70万人、これが実際はその数倍は居ると言われていて、全国で2.3百万人の感染者が存在すると考えて良さそうであります。無症状者は検査を受けないし、抗原検査・PCR検査でも感染者の半分くらいしか検出できないようです。

18時から飲み会であります。韓国料理店ビストロ「はすどっく」は貸し切りで、マスターの白(ペク)さんは大張り切り、いつもの倍近く料理を準備していました。彼は、韓国で兵役を終え、日本の大学を出て日本には20年以上在住で、韓国女性を妻にしました。昨年から「帰化」申請をしたのですが、いまだに成就しないそうです。相手が日本のお役所ですから。祖父の方が日本統治時代に白川姓を名乗ったことから日本人名も「白川」、下の名前はワタシがつけてあげました。

飲み会の話題はもっぱらワールドカップと昔行った旅行の思い出話でありました。宴も終わって帰路につくため表に出ると、横須賀方面からきているS女子は、ご主人が、わざわざ横須賀から車で迎えに来ていました。聞けば、行きは空いた電車で心配ないのですが、帰りは帰宅する通勤者で混雑するので、「コロナ」を心配して車に乗って帰ることになっていたのです。ご主人が高齢で肺気腫を患っていて「コロナ」になれば命に係わると注意を払っているのです。

マスク着用が徹底した日本では、世界でトップの感染者が出ております。死者だって毎日100人前後と決して楽観視できません。しかしながらあの安倍さんの腰ぎんちゃくで、その言葉が信用ならない中でも極めつけの萩生田光一政務調査会長は「マスクしているのは日本人だけ」、とテキトーなことを公言しています。中国ではマスクを徹底しながらゼロコロナ対策してなお3万人の感染者が出た、と報じられているのです。こういう誤った印象を国民に与える神経が理解できません。

ワクチン開発・PCR検査・発熱外来など組織的な体制強化は未だにできておりません。ワクチン接種後の急死も「原因不明」で片付けられています。マスク徹底にもかかわらず、日本人の個々の感染対策は世界でもトップレベルであります。

コロナ発生後ずっと一貫して継続している政府の中途半端でいい加減なコロナへの取り組みが、結局は、みんなの努力を台無しにしている、と思えるのです。無論経済を犠牲には出来ません。しかし、自民党が政権を握っている限り、そして金を払ってでも旅行に行け、マスクはするな、ではいつまでたってもこのウイズコロナが無くならないのではないでしょうか。


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