植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

精神衛生上悪い えらい一日を過ごしました。

2024年02月27日 | 日記

鬱病は「頭(心)の病」で、頭の中のいくつかの大事な成分が枯渇して、スタミナ・バッテリーが切れやすくて少なくなり、倦怠感・不安感ばかりが前面に出る病気の様です。

鬱病になったら大事な決断はしない方がいいと言います。また、人と会ったりすると話すのも億劫になり面倒な手間のかかる作業は当然長続きしません。ちょっと活動しただけでどっと疲れが出るので、とにかく部屋で一人ボー―ッとして安静に過ごす、具合が悪ければ横になる、薬を飲み飲み寝て治す病気であります。

ところが、昨日はそんな抑うつ状態でありながら大変心に負担のかかる一日であったのです。昨日のブログで「証券会社に行く」と書きました。終活の一環として持っている少しの株式を全部現金化しよう、と考えたのです。そこで、実際に行くために何が必要かどうすればいいかを事前に聞こうと思って、証券会社に電話することから始めました。

8時半に開始、すると話し中でちっとも繋がらない時間が30分以上続きました。でやっと繋がったら、「手数料が何十%か安くなる別のセクションに電話しろ」となり、またその電話を話し中で待たされることになりました。更に、自分の持ち株(登録株)の明細を説明し、それとは別に千株の証券株がある、と言うと、なんとか証券代行と、某信託銀行に連絡をとって、登録株に含まれているのかその株券は別物なのかを確認しろと言うのです。

結局4か所の電話に電話をかけ、混み合っているというメッセージとともに、その都度何分も何十分もまたされました。一通り用件が終わったのが10時頃でありました。しかも4か所のうち、某信託銀行は最後まで電話は繋がらず仕舞いでした。2時間近く電話を握っていたことになりますね。その間3人の担当の女性といろいろ気を使い、面倒な内容の話をする羽目になりました。

結局、証券会社には出向く必要はなく、電話で本人確認したらその場で「株売却」が成立したのはラッキーでした。実は、それまでこの前の3連休の間、ひょっとするとあの「ブラックマンデー」の再来があるのではないかと思っていたのです。家内もそれを心配して何があっても売却するよう、ワタシに言っていたのです。

そこでようやく一安心、すでにして心のスタミナは使い果たしておりました。しかし、まだやることがありました。書道研究会というある大学の書道雑誌発行の機関があったのです。以前その学校の顧問格の先生にお付き合いで会員に入ったのですが、契約は無理に更新する必要はないよと聞かされていたので、前払い金が終わったのを期に退会することにしたのです。電話をして用件を伝えると「文書」かメールでないと受けられないというのです。

仕方ないので、自分で退会届を作成しメールいたしました。

そうこうしているうちにお昼、すると今度は自分の携帯電話にNTTの代理店を名乗る女性から電話が来ました。運転中だからと通話を断ったらその後2回、電話を寄こすので、やむなく話を聞くと「(監視)カメラをつけろ、PCのセキュリティー強化をしろ」というのです。もういいかげんくたびれて嫌気がさしている状態ですから、きっぱりお断りしました。

このところずっと誰とも通話しない、という日々であったのです。スマホはせいぜいゲームとLINEなどの通信に使う程度です。
これで一日に5人の女性と電話で話をしたことになりますが、いずれも見ず知らずで込み入ったビジネス会話であります。

もう疲労困憊で、何をする気も起きず、晩御飯前にはお風呂に入りようやく人心地がついたのです。
そして何気なくワタシの携帯を広げ携帯ケースをみたところ「無い!!」無いのです。命の次に大事なクレジットカードとナナコカードが定位置に収まっていないのに気付きました。今日は一度も使っていないのにどこに行った?
慌ててその日はいていたズボンと上着のポケット・いつも携行する小さなセカンドバッグ、全部探しましたがありません。これはカード会社に差し止めの連絡をせねばならないか、と覚悟しました。

後は、マイオフィスですが、そこでもスマホを落としたり、カードをとり出した記憶はないのです。やむなくパジャマに上着をひっかけ、仕事場に向かうために自転車に乗っていくことにしました。今日は一度これに乗りました。あたりは真っ暗、しかし前の網かごにポンとスマホを放り入れたのを思い出したのです。暗闇の中手触りで網を探ると?!、あった、ナナコが居ましたよ。
タイヤのそばにはクレジットカードも落ちていました。

あぁ心配しました。スマホを自転車網かごに逆様にいれたせいで、差してあったカードが振動でこぼれだしたのです。それに気づかず室内に入ったから大騒ぎしたのであります。

いやはや、本当に大変な一日でありました。早く就寝しようと思ったのですが興奮か心配か心的ショックかでちっとも眠くならず、睡眠導入剤でやっと眠りにつくことが出来たのです。

今日は平穏でありますよう、一人で祈っております。

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年甲斐もなく毎日多忙であります

2024年01月27日 | 日記
寒いです。一年で一番寒い季節だからしょうがない、今朝も庭先に霜柱が立っておりました。朝焼けの富士山も雪をかぶってますが、あんなところに登る人もいるんでしょうね。



その一番寒い時期にワタシは生まれた(大寒)のです、しかも九州の内陸高地にある寒村でありました。冬になれば当たり前のように大雪になり吹雪の様に雪が降るような地域であり、時代でもありました。

それが、今は関東でも最も気候が暖かく穏やかなエリアに住むようになり、また地球温暖化の影響か、滅多に粉雪さえ見ることはありません。さすがにこのところメダカのプールに薄氷が張り、早朝の気温がー1℃を指していることもありますが、午前中には溶けて気温も10℃ほどに上がってきます。

さてそんな寒い時期今週はまたえらく忙しい7日間になりました。
私の誕生日には何もありませんが、まず21日に所属する書道会派の新年会・懇親会が上野精養軒で行われました。開始が夕刻5時となると私の住む平塚の家を3時前には出なければなりません。ついでに御徒町の上野松坂屋で買い物もありましたから。懇親会では、ワタシは初参加になりますが、たまたま先日同会が中心の公募展「日書展」の2科(篆刻部門)でワタシの初出品作品が入選したので、表彰されると聞き欠席するわけにもいかなかったのです。

翌日22日は、書道関連のオープンチャットで知り合った方(男かと思ったら女性でした)がお友達と一緒にワタシの仕事場に訪ねてきました。以前ワタシの石印材が数が増えて収拾がつかなくなった、と書き込んだら「なんなら行って整理を手伝いますか?」と書いて来た(らしい)のです。そしてその方が偶然ワタシの師事する篆刻の先生の門下生でこないだまで2時間半かけて教室に参加していたとか。
教室を辞めて、パートさんをやっているがインテリア・荷物などの整理収納の仕事を始める計画が具体化し、まざ手始めに縁のあるワタシのところで軽く肩慣らしをするか、みたいなことになったのです。

ワタシはと言えば風邪と鬱病などで疲れやすく、人と話す事も苦痛になっていましたが、月曜日の午後半日、彼女たちと片づけやらワタシの作品の説明、普段の生活などを話し合うことになったのでした。

翌火曜日23日は、毎週お願いしてきてもらっているマッサージさんに2時間みっちりもんでもらいましたが、午後は九州でお茶屋さんを営む中学時代の友人が新たに喫茶店を開業するというので、お祝いに看板製作をいたしておりました。木の板を彫ったり書いたりしては塗った塗料を乾燥させたり修正したりと1週間以上かかるのです。

それだけでもう疲労困憊であったので「水曜日」は完全休養日に充てると決めました。早朝に起床し、8時過ぎには朝寝、お昼をしたらそれから1時間半昼寝、その後は室内でメジャーな書作品公募展「謙慎書道会展 」用の作品制作にかかりました。ワタシは主に「篆刻」作品を出品するので、昨年秋に彫った石を手直しし、半紙に落款を入れるための書の練習が必要なんです。
そして夜にはサッカーアジアカップの予選3戦目「インドネシア戦」が夜8時半から2時間!。正直ワタシにとっては大変な夜更かしなんです。 

木曜日25日には以前から予約していたゴルフのいつもの仲間たちとのプレーが待っていました。早朝6時に家を出ていつものホームコースへ向かい、実際のスコアなどはつけないで、ただボールを打っては歩くだけの健康増進以外の目的が無いゴルフであります。お互いにこのホール幾つだったなどとも言いませんし、パットは短いのは勝手にピックアップ、打つ順番も何も好き勝手でルールやマナーはほとんど無視であります(笑)。

しかし、一か月ぶりのゴルフで、基本的にカートに乗らずに歩いてコースを回るので、一日2万歩近く歩く事になります。今月引いた風邪ば抜けず、うつ病で体が思い半病人のワタシは本当に疲弊し、帰りの車の中で幾度あくびをしたかわかりません。帰宅したらそのまま2時間昼寝し、夜は8時過ぎに布団に入りました。寝るよりほかに回復の手段はありません。

それでも昨日26日はまだ疲れが取れず、眠気も強かったので、昼過ぎに1時間半、爆睡いたしました。しかしそう休んでも居られないのです。100種類ほどの室内植物の水やりも必要です。
そして、ようやく謙慎会の作品に出せる程度の落款を書き上げることが出来ました。
夕べも8時に寝て、起きたのが5時半、丸一日の間に12時間近く寝た、という計算になります。

早い話、無職の70歳近いおじさんにとって大変タフな1週間だったのです。それだけではありません。今日の夕方は菩提寺の世話人が集まって「新年会」をやるんだそうです。ワタシお医者様から飲酒は控えるように指導されておるのです。困ったもんですね。
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ワタシの一番長い1日

2023年07月03日 | 日記
日本政府は、ウクライナとその周辺国に対して総額計76億ドル(約1兆1000億円) の支援を行っているそうです。それ以外にも車両や人道支援の名目で物資を寄付したり、ウクライナが世界銀行から15億ドル(2170億円)の借款 をする際、その保証人になっています。

これは世界でもアメリカと並んで突出しているEUの15兆円に次ぐ規模のようです。プーチンはウクライナへの侵略戦争を「ネオナチウクライナ、とそれを支援する西側諸国」が始めた戦争と言い換えております。日本は西側諸国の主要国の一つであります。岸田総理が唐突に「軍備増強」を言い始めたのは、アメリカのバイデンさんが幾度か説得したことによる、と伝えられています。アメリカの友好国・同盟国である日本は、いざとなったらプーチンの攻撃の対象国となるのです。日本の国は、国民の声などは無視してよその国の大統領の言いなりになるのですね。それじゃ、ベラルーシのルカシェンコ大統領とあまり変わりません。

昨夜WOWOWで、瀬戸内寂聴さんのドキュメンタリー映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」 を放送しておりました。彼女の事を今更説明するまでもありません。若いころ戦争に反対してハンガーストライキを行った彼女が「もう戦争は嫌だ」と顔を曇らせていたのが印象的でした。

映画では「日本のいちばん長い日運命の八月十五日 」を思い出しました。8月18日にポツダム宣言を受諾(敗北を認め降参)する1日を書いたジャーナリスト半藤さんと大宅壮一さんの本は1967年に映画化されました。ワタシのもろもろと欠落し始めた記憶の中では、鮮烈な印象を今も持ち続けている数少ない白黒映画です。

話は変わりますが。昨日はワタシにとっては実に長い一日になりました。戦争とは無関係ですが、夜中2時半に目が覚めたのが事の起こりであります。歳を取ると寝つきが悪く、眠りが浅く、何度も目が覚めて、それからなかなか寝付けない、というのが共通する悩みのようです。しばらく布団の中でスマホをみてりもじもじしておったのですが、1時間経過しても寝付けず「もはやこれまで、お腹もすいたし起きるべし」と思ったのです。

何時に起きようが寝ようが、何をしようが誰にも迷惑はかけません、誰にも指図もされません。で、パンをかじってすぐに仕事場に着いたのが朝4時、ワタシにとってはお仕事開始であります。メールチェックなどパパっとこなして、ブログを更新して、頼まれていた篆刻制作にかかりました。昨日のブログの投稿日時は05:45でありました。

早起きは三文の得、この朝もウチの別嬪さん「月下美人」がまだしおれずに残っていました。夜中に咲いて朝にはしおれる儚い花、美しくも薄幸な女性を思い浮かべるのです。

次に毎日の作業の一つ、メダカのお世話。10個ほどある大小のメダカプールを順番に毎日のように水替えします。このタイミングが大事で、新鮮な水道水に変えると①水温が冷たい ②カルキが含まれている ③餌になるアオコなどの水藻が無くなる ④急激な環境変化 ⑤移し替えの作業でめだかを傷つける といったことがあって素人がメダカを死なせる原因の一つになります。
かといって、あまり長期間放置すると、この時期は特に水質が急速に悪化・腐敗・雑菌の繁殖などでメダカが弱ってくるのです。
まぁ、2日間汲み置いたプールに移し替えると涼しげで、本魚たちも気持ちよさそうですね。

九州の友人から、畑のスイカを「カラスに食われて婆さんがカンカン」というLINEが来ました。屋上では目下6個の小玉スイカが育っていて、あと1週間前後で収穫を迎えるのです。今までカラス除けとして、黒いビニールで作ったカラスの模型を逆さにつるして案山子としていました。
しかし、あいつらも食い物には目が無いどころか、生きるのに必死なのでうちの果物も一年中狙っています。こうしてはいられない善は急げ、急遽ネットを張ってガードしました。

これと並行して朝から作業していたのが「篆刻」であります。伊豆の方でボランティア活動で書道を教え、団体を運営されている書道家さんから団体の印やら姓名・雅号印、お弟子さんの印まで5.6個の制作依頼がありました。いくつかの展示会や・作品展に出品するのに捺印(落款を入れる)するのだそうです。
ワタシは、アマチュア篆刻家であり「篆刻家」の看板を掲げているわけではありません。ただ、自分の技術を磨き経験を積むうえで他人さまからの依頼は大変ありがたいのです。

まだ完成しておりません。字の部分を残して周りの石を彫り下げて作る印を、「朱文」といいます。字の部分を彫って字が白く見えるの「白文」、当然ながら、朱文の方がはるかに神経を使い、倍以上の時間がかかるのです。これからが腕の見せ所で、仕上げに掛かります。これ次第で、その出来栄えや印象がずいぶん変わるのです。

そんなこんなで夕方になり、ちょっと一休みでテレビをつけたらWOWOWで「ザ・コントラクター」というアクション映画をやってました。スリリングな展開と殺伐とした殺人シーンの連続でしたが、そこそこ面白く1時間以上見てしまいました。ワタシはそれまで見た記憶に無いので「また忘却の彼方かな」と思って調べたら、1年前の製作でしたから、やはり初お目見えであったのです。

ちょっと遅めに18時に帰宅・食事とお風呂をさっさと済ませるとやっと、投稿サイトやオープンチャット・LINEなどのチェックや返信を行いました。それで、ヤフオクに入札、というのが夜のルーティーンなのですが、昨夜は実は知る人は知っている「サッカーAFC U17アジアカップ 」の決勝戦が21時から行われるのです。決勝カードは日本ー韓国で、地上波もBS・CSでも放送しておりません。しかしインターネットテレビで「DAZN」というスポーツ専門の配信に契約していてここで見られるのです。
結果は3-0で日本の圧勝でありました。韓国お得意のラフプレーで、微妙な判定の不服やレッドカード退場などがあって、いささか後味の悪い試合ではありましたが。

それで放送が終了したのがすでに23時!ヤフオクは珍しく3件落札できていました。
起床してから布団に入るまで、20時間以上目を開けて活動していた計算になります。

最近では記憶に無い長い長い1日であったのです。

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なかなかこんな生活は無い いくら働いても無給(笑)

2023年03月05日 | 日記
昨日も5時起きでありました。夜9時半頃に就寝するのでいきおい早朝にお腹が空いて目覚めるのです。ワタシには休日はありません。365日、有給休暇はおろか土日・休日も無く給料は8万円ですが、これは家内が生活費に組み込むのでワタシには入って来ません。

すぐに朝ご飯、薬を飲んで30分ほどツムツムをやったら仕事場へ出動。そこはコンビニの2階の篆刻部屋・屋上には温室とメダカプール、周囲がマイガーデンとなっております。

最初の仕事が3日前に仕込んだぼかし肥料を混ぜる作業です。有機材に発酵促進剤と水を少々混ぜ込んだものを毎日かき回して酸素を送り込み、偏って溜まる水気を分散させます。この時期になると気温が上がり、発酵熱でおよそ60℃ほどの熱が出ます。発酵と腐敗は隣り合わせで、少しでも水分が多くなると腐って悪臭を放ちます。容器の底に水が多くならないようよくかき混ぜ、水蒸気が空中に抜けるように蓋の調整もします。今のところ順調であと数日続ければ出来上がりです。

それから、このブログを1時間半で書き上げ、頼まれている篆刻印の仕上げに掛かってます。篆刻はあまり時間をかけても仕方ないのです。印稿をきちんと書ければ、後は一気に彫り進めます。30分か1時間で粗彫りを終えます。ここで、なんとなくしっくりいかない、あるいは石自体の彫り心地が悪いとか脆いとかが分かると1からやり直します。これはダメかなぁと思いながら印刀を進めてもいい印は出来ません。諦めよくやり直すことにしております。これらの作業にも基本収入はありません。夏場になれば花屋さんからメダカを納入して、と言ってきますが、これは容器代とエサ代に消えているのでほとんどタダ働きであります。

これが終わるとメールやラインのチェックと返信をしました。次に待っているのがメダカのプールの水替えであります。冬場は半分冬眠状態になるので餌もあまりとらず水底にじっとするのですが、この冬は寒暖差が激しく、プールに氷が張る朝は少なかったので、ここ3か月間かなり餌を欲しがって水面に上がってきました。

通常なら水替えせずに冬越しするところですが餌を食べるという事は糞もして水質悪化が避けられません。真冬に1,2度水を替えましたが、春になって先週あたりから、順番に10個ほどのメダカプールの水替えをしているのです。

まだちょっとお昼には早いので懸案のマイガーデンの草取りに掛かりました。とりあえずはバラなど鉢植えの植物群の除草です。冬の間でも雑草だけは蔓延って来るのです。鉢植え・ポットの土は耕すことが無い分徐々に固く締まってきます。本来ならば春先に一旦取り出して「鉢増し」つまり一回り大きい鉢に植え替えし、新しい土と入れ替えるところなのですが大小合わせると100以上ある鉢植えを一辺に取り換えるなどは不可能であります。

なので、表面だけでなく深さ5~10㎝くらい指を差し込み土を起こしながら雑草を根ごと除きます。ここで大事なことは土中にヨトウムシやコガネムシの幼虫などの害虫が潜んでいないかのチェックと植えている植物の根を傷めない事であります。雑草を除いたら培養土やたい肥、固形肥料などを加えた奇麗な土を足します。鉢植えは知らないうちに土が減っていくのです。根が回ってぎちぎちになっているのは当然大きな鉢に移しました。

これでようやくお昼ご飯。しかし、およそ20分で終わらせたらすぐに午後の部に入ります。なんせ忙しいのです。
午後はいよいよ20坪ほどのメインのローズガーデンの草むしりとゴミ掃除に掛かりました。道具はねじり鎌、先にゴムがあててある作業手袋をして、バラの根元は手を突っ込んで雑草を抜きます。枯れ枝や引っかかっているゴミなどを書き出すのも両手なので、バラの棘などで手袋をしていても傷だらけであります。ほとんど四つん這いで匍匐前進しながら除草し、バラとバラの間・通路など広くなっている所には、ねじり棒でがんがんひっかいて土ごと篩にかけます。

草刈り草むしりがひと段落したら周囲の低木などの「ひこばえ」などを剪定し壁際のゴミ拾い、小石の除去などやることはいくらでもあります。こんなことを3時間ぶっ続けで、気が付けば夕方4時。今度は地元神社の春の祭礼の準備があって、紅白のしめ縄作りと評議員の会議が待っていました。作業途中に思い出したのが家の菩提寺であるお寺の用事で、世話人を引き受けたばかりでもう「法要」の案内を頂きました。持参するものが「数珠に輪袈裟と法被」(読めますかww)。数珠しかないのでどうするか聞きに行きました。

そうこうする間に会議が始まり、すぐにお待ちかねの「酒盛」でありました。神社の評議員は町内でも古参の方が多くいろんな役を掛け持ちしています。自治会の話もすぐに始まりました。乾きものと缶ビールと言うささやかな酒宴ではありますが、日本酒や焼酎のストックだけは大量なのですぐに皆さん酔っぱらってきます。御神輿担ぐ人たちは大酒飲みが必須条件らしいです(笑)

ワタシは朝が早いので、中締めが終わったのを見計らって中座しましたが、それでも夜9時。

なんでしょうね。
春になったら毎日がこんな目の回るような忙しさで、様々な行事・会議が続くのです。今日はこれから自治会の役員選出。明日はワタシのオフィス兼作業場の建物の点検に、当初の建設業者が来ます。明後日は午前中がマッサージで午後から歯医者の予約、亡くなった方の家に香典も・・・・ 。
合間をぬってやりたい草刈りは、まだ30坪ほどが残っています。

若い頃、こんな歳になって、1銭にもならないことで丸一日動き回っている自分の姿など想像もできませんでした。
しかし、冠婚葬祭は世の常でもあります。頑張れるうちは頑張る、頑張れなくなったら頑張らない、それでよかろう、そんな(損な)役回りの歳なのかと諦めるしか無かろう、と思うのです。
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忙しいのは生きてる証拠 やることがあるのは有難い

2022年10月23日 | 日記
年金暮らしの身になると、サンデー毎日=毎日が日曜日となるそうです。残念ながらこのワタシは、ここ数年と言うもの休日が無い毎日が月曜日みたいなものであります。

定年後、小さな店舗をコンビニに貸し、周囲を掃除したり草むしりをする傍ら、緑地部分にバラを植えて、園芸家気取りであった頃は、まだ優雅でありました。家内と起こした会社は、従業員はおらず、ワタシは専務兼雑用係兼経理で、月に8万円の給料ですがこれは、そのまま家内の懐へ「食費」として召し上がられます。

そして、一念発起して始めた書道・篆刻に没頭し、蕎麦を打ち、ブログの毎日更新を課し、メダカの繁殖に精を出すころから徐々に自分の生活や時間が圧迫されて来るようになりました。とどめが自治会長を押し付けられたことです。一年を通して不規則な行事や相談事に悩まされ、質の悪い関係者からいびられ愚痴が増えていったのであります。

会社は9月末が決算、昨日ようやく時間を確保しワタシ一人しか知らない会計処理をやりました。しかし、これは片手間で、自治連の会長から面倒な電話はかかって来るし、90歳になる一人暮らしの裏のおばさんが病院に行くというので送ってやってと頼まれ、結婚したばかりの次男夫婦がやってきてお金の清算など(祝儀を全額渡しました笑)、ウチで採れたイチジクやブドウ・柿を食べさせました。

のみならず、愛車の後ろのランプが切れたので急遽車屋さんに連絡を取って、ランプ交換に行きました。30分の時間がとれると「河野隆」先生監修の篆刻テキストの摸刻、メダカのエサやり観葉植物の水遣り、と息つく暇もなく一日が過ぎていくのであります。

世の中で多忙な人は無数にいて、ワタシよりはるかに分秒刻みの仕事をこなしている方も多いでしょう。でもそうした人はもっと若く、お金を稼ぐことに直結しているからモチベーションや体力・気力がついていくのです。その点、早い話、66歳のワタシは、一年中一銭にもならない仕事や作業で日々てんてこ舞いしているわけであります。これだけ無駄に忙しい年寄りはそうそう居ません。(笑)

さらに、合間を縫ってスマホに目を走らせ、数十件のLINEを読み返信し、ネットのニュースに目を通し、ヤフオクの新たな出物・品物をチェック、最低3,4件に入札いたします。ボケ対策のツムツムだって一日4.50プレーしております。目覚めて夜中に幾度か起きるまで若い人たちと同様片時もiPhoneを手放さず、通算で毎日最低5時間はスマホをいじっているようであります。なのでエアロバイクを漕ぎながらツムツムをやりながら、音楽を聴くなどということが日常なのです。

篆刻は辛うじて1個ほりました。昨日記憶に残る情報の一部は、以下の通りです。
レクサスの新車が全く入荷せず、ショールームにたった3台しかなく、しかも展示車なのにすでにその1台さえすでに売約済だそうです。また前国家主席であった胡錦濤国家主席が、何か批判して10年に一度の党大会でつまみ出された、裏のおばさんはボケてるので、在庫がたくさんあるのにまた目薬を貰いに行っている。サッカー女子U-18は残念ながらスペインに負けた。篆刻・あるいは篆刻家とはどういう意味・定義かという論戦・情報交換もいたしました。何よりうれしかったのが、大きな病気をしている九州の兄が、実家の納屋を解体するなどと連絡をくれ、一時に比べてずっと元気そうなことでありました。

毎日がこんな調子なのです。さてこれからメダカのエサをやったら着替えて、近くの神社で行われる「戦没者慰霊祭」へ出席します。そういえば沖縄で天皇皇后も慰霊祭に出席されていました。雅子様元気になったかなぁ。

そうだ、今年大学に入ったハナちゃん(チャットで知り合った書道仲間)、篆刻の授業で使う篆刻用具一揃いを頼まれていました。腐るほどある印材やら印泥など10種類くらいをまとめて送らねば。やり残しの会計処理を終わらせましょう。

基本、忙しいのは好きなのです。
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