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植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

メダカの学校は、屋根の上

2019年08月31日 | 植物
いつの間にやら、吉本興業・闇営業問題はうやむやというか、マスコミや庶民の関心も薄れてきました。

人のうわさも何とやら、「忘却とは忘れ去ることなり」は「君の名は」の冒頭の名台詞ですが、心の傷も不都合な過去も、少しづつ忘れることで、前向きに明日を迎えられるのでしょうね。

それにしても、テレビに映る吉本芸人さんのリアクションはなかなかに面白いものでした。それぞれの芸風と自身の立ち位置で思いもよらぬ言動が見られました。とりわけ関西吉本の重鎮「池乃めだか」師匠!
会社に対して何か言いたいことがありますか、の記者の問いに、すかさず「背が高くなる薬開発してくれ」。鉄板ネタとはいえ、さすが関西人、さすが古参の芸人でした。

で、メダカであります。
このブログは、植物を中心に甲斐犬「すみれ」とメダカがわき役として登場する予定で始めましたが、脱線と変節を繰り返し、脈絡のないテーマを持ってくるものですから、フォロワーが増えるはずもありません。(´;ω;`)

久し振りにというより、メダカ飼育を初めて以来、2年ぶりに新たにメダカを購入いたしました。
メダカは、元はと言えば、故郷で里山近くに暮らす兄に教わった「ビオトープ」を試すつもりで飼い始めたものです。池のような小規模な水辺に植物と小動物を出来るだけ自然に近い形で再現し環境を守る、というような定義であります。
これを小さなコンビニ店舗の屋上に作るという、かなり無理な計画でありました。

当初は、少しの土と小石を敷いた大きめの人造池に水草やスイレンを植え、メダカを泳がすという構想でしたが、この人造池はコストが高く、管理の手間もかかるし、そもそも私以外に見る人も無いものに見栄えは関係ない、という考えに至りました。
結局、左官屋さんなどが使う緑色のプラ舟(数千円)買って、これに玉砂利を敷き水草を浮かべる、に決めました。

やってみると、なかなか管理が大変です。サカマキガイ他のスネールという巻貝が水草などに紛れ込んで大量繁殖します。ビオトープは、水替えも餌やりも不要と聞きますが、そうもいかず、砂利の下に溜まった糞は水質悪化の元凶となります。
水草や水生植物も枯葉が出るし、害虫(ヨトウムシ)もつきました。

そんな中で投入したメダカは、13匹。
白メダカ・ダルマ種・カラフルメダカ(いわゆる混種)で高価な種類はありません。

すぐに、繁殖が始まり、毎朝餌やりの前に孵化した赤ちゃんメダカを掬って、別容器に移すのが日課となりました。放置すれば親メダカの餌になりますからね。これは、楽しい作業です。そのうち、産卵したホテイアオイの根や毛糸などの産卵床をそのまま水槽に入れるという合理的な方法に変えましたが。今はシュロを煮沸してあく抜きしたものを使っています。
上は今年生まれの子メダカ、下は親メダカであります。
既に、増えて数百匹となっております。うじゃうじゃいます
以降は後日ということで
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シャインマスカット まもなく収穫 出来は・・・・ウーン

2019年08月30日 | 植物
昨日に続いて、今日も不安定な天気。夜明けには晴れ間が見えてましたが、散歩の出鼻をくじく雨が強くなってきました。
恵みの雨、とか慈雨とか言ってありがたがるかと思うと、恨めしい雨が続いてます等と、人間は勝手なものでありますな。

いつの間にやら シャインマスカットの収穫時期だというではありませんか。栽培法の紹介サイトには、早生種で概ね8月上旬から9月中旬とあります。ですが育て方によって6月から11月まで、収穫時期に幅がありはっきりしません。地域別天候別に収穫時期が示されないし、ハウスか露地かでも当然違います。

ですから、味を確かめ粒の状態で収穫時期を見定めるしかありません。ワタシのシャインちゃんは、なまくら農法で、冬の剪定もアバウト、開花時期からジベレリン処理まで、だいぶ長期間の差異が生じております。ベストのタイミングや処理法が不確かなため、多くの房を残し、いろいろなタイミングでジベレリン処理等を行い「偶然」当たれば大粒で美味しい葡萄になるのではないかと思っています。
これを「低確率栽培」と名付けました。別名下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる農法、です。

そのせいか、既に緑から薄い黄色を帯びて甘く食べごろになっているものから、小粒で固いままの房までまちまちであります。今の時点でどうやら確かなことは、昨年同様欲張りすぎて房を残しすぎたせいで、大粒にはなりそうもない、ということです。20数個ある袋掛けの房を触ると、袋が膨らんでずっしり重いものも数個ありますが、それを除くと粒数も大きさも期待外れのものが多いようです。

本来ブドウを、大粒でつやつやの粒にするためには、冬の肥料、開花時期のジベレリン処理とホルモン剤処理、病害虫の排除による健康な葉の確保に、適度な温度と日照が大事です。果実の成長期に梅雨の長雨で日照不足・気温低下という悪条件があり、屋根のない当ぶどう棚は黒糖病にもかなりやられました。これに加え、一つのツルに1房位に減らし、一房当たりの粒も20個内外に調節して、栄養を集中させる必要があるのですが、「低確率栽培」ゆえ一杯袋掛けして残しましたから仕方ありませんね。

これが6月11日(袋掛け前)


更に、果粒の肥大期にも小ヅルが伸び、若葉が付くのですが、これは栄養を持って行かれるので、剪定する必要があるようです。ワタシのブドウのように、コガネムシに食われ、黒糖病で葉が落ちることを考慮すると新梢を大事にせざるを得ないのです。



そんなこんなで、かなり精力を注いだブドウ栽培も間もなく微妙な結果にて終了いたします。9月上旬から順次熟してそうなものを収穫いたしましょう。

これは、果粒肥育および甘さのチェック用にしている房(こんなものが10以上あります)早い話、つまみ食い用ですね




いいでしょうよ  どうせ売り物にするわけもなし・・・と、ややふて腐れております




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世界の植物と、人類の為にワタシは頑張る

2019年08月29日 | 植物
先日偶然TVをつけたら、「オーレリアンの庭」という番組をやっていました。写真家で滋賀県大津市の里山で昆虫をメインにしたフォトエッセイを出している今森光彦さんの暮らしの紹介です。
自然の中で、ご夫婦で農業と園芸をやりながら、昆虫をはぐくむ環境を作るという活動ですね。
こういう番組を見ると、田舎暮らしやスローライフに憧れる人たちが増えるのでしょう。自然に回帰し、植物や動物と共生して行くのは決して悪いことではないでしょう。今森さんのように、虫(蝶)好きが高じて、生活や収入の糧と趣味が混然一体となるというのは一つの理想であります。こういう、生き方がすべての人に受け入れられるとも限りませんし、望んでも家族・健康・経済事情が許さないというのが現実、とても贅沢で恵まれている生き方とも言えますね。

ワタシも、幾度となく人里離れた山間で、清流があるようなところに住み、少しの野菜や果樹を植え、動物を飼い、草花を存分に植える、ということを考えないわけではありません。その気になれば、さほど困難ではありません。

ですが、今管理している畑、果樹、バラほかの植物群を捨ておくわけには参りません。若干の会社の作業・経理もあるし、カミさんを一人にして遠いところには行けません。住んでいるところ、賃貸物件がある以上は、身軽になれないのですな。

それでも、ここにいても出来ることがあります。
それは、わずかな土地でも緑豊かな環境を保つこと。
人一人が必要な酸素は、どのくらいの緑が必要か、その前提によって諸説あるようですが、光合成による植物が供給する酸素量から計算して、樹木だと20本ほど、森林面積換算で135㎡、とか、水田だと40㎡必要とか、らしいです。ワタシが管理する園芸に活用できる面積はせいぜい200㎡でありますから、雑草も含めて目いっぱい植物を育てたとしてもせいぜい二人分くらいでしょうか。

今や、ブラジルの森林火災が年数万件あるそうです。火災だけでなく失われる森林面積は世界で2000年から2010 年までの10年間に年間1,300万ヘクタールのペースだそうです。酸素の供給の7,8割は海洋植物だそうですから、目先慌てる必要はないのですが。

もう一つは、昆虫です。前述の今森さんは蝶々大好きのまま大人になって里山生活を続けているのですが、ワタシは虫が好きません(笑)

しかしながら、植物の花の授粉を助ける虫たち、とりわけミツバチの減少には少なからず懸念を抱いております。風媒花よりも虫媒花のほうが圧倒的に多く、世界でこれらの虫がいなくなったら、ほとんどの植物たちは、子孫を残す術を奪われます。植物が無くなれば、人類は食糧危機を迎え絶滅の危機に直面します。
これは、いかん、世界の植物を救わねば

というより、今育てている果樹の授粉率を高めたい、と秘かに考えているのです。

近所の知り合いのオジサンに、養蜂を持ちかけられております。3万円で2千匹のミツバチを買うのだそうです。当地平塚で、ほとんど見かけなくなったミツバチを、ワタシの手で蘇らせる!!!
ミツバチを仕込む来春まで、まだ間があるので、熟慮しております
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韓流ドラマはなかなかに興味深い

2019年08月28日 | 植物
およそ、10年ほど前、知人に勧められてNHKBSで放送していた韓流歴史ドラマを見るようになりました。
それまで、韓流といえば「冬のソナタ」ワタシは、パチンコでしかその話は知れないので、テレビで見た記憶はありません。しかし、これがきっかけで日本の奥様方が韓流ブームに乗っかったようですね。

ワタシが見始めたのは「イ・サン」という韓国王朝ものの1年にわたる連続ドラマです。
監督は、この手のドラマの第一人者「イビョンフン」です。彼は、起用する主要な役者をある程度固定しています。山田洋次監督なんかと同じですが、恐らく気心が知れているとお互いに都合がいいんでしょうな。「ホジュン」「チャングムの誓い」あたりで有名になり、イ・サンでその名声や地位を確固たるものにしました。以降「トンイ」「馬医」など次々に同様の王朝もののドラマを作成しています。

見始めるとなかなかやめられない連続ドラマでありますが、よく観察すると「イビョンフン」監督作品は共通項が多く、偉大なるマンネリ「寅さん」シリーズはじめとした山田作品を連想します。

第一は、前述のように好みの役者を使い続けるということでしょうか。
それで、内容は必ず王様とその跡取り(セジャ)が主人公(または主要な役柄)となります。王様が必ずしもヒーローにあらず、時として悪玉ということもあるのが興味深いですね。

筋立ては、王室と重鎮たちの権力闘争、世継ぎ問題を軸に派閥争いがあります。明確な身分制度(両班・平民・)があり政は王家と両班に限定されます。両班は猛烈な派閥意識と一族の繁栄優先で凝り固まった特権階級で、平民はあくまで搾取される一方、張り紙により市民感情や世論誘導がなされます。重臣の頭は右議政という行政のトップで、必ず朝廷側との権力争いを行い、時は王様のキングメーカーともなります。ストーリーは、いかにもご都合主義で先の展開がバレバレでありますな。

大義や道義・真実などは全く軽視され、掟・ルール破りはへっちゃら、自身と身内の栄達のために、陰謀と暗殺、捏造・虚偽があたりまえのように繰り返されます。利益と権勢だけが行動原理になるのですが、やることなすこと見え見えで浅知恵なので、すぐ露見しますな。
恐らく、長年にわたる隷属的な朝鮮の文化や歴史、その人々の思考パターンをそのままドラマに反映していると見るのが正解でしょう。

さて、こうしたワンパターンなお話は、現在に当てはめると極めて分かりやすい図式になります。

北の将軍様の国は、王様たる金一族とその周辺の閨閥、軍部、重臣による支配で、上からの恐怖政治と「粛清・独裁」という」言葉しか浮かばず、既存の韓流ドラマのパターンとはかなり異なりますね。とはいえ、チャンソンテクの失脚や金正男殺害などは、まさにシナリオに当てはまります。

一方韓国は、そのパターン通りであります。文ジェインは、まさに朝鮮民族や韓国社会の象徴とみるべきでしょう。彼一人が特別な利己主義・自己保身・日和見主義であるのではなく、かの国の政治意識や民衆が根底に有する性分そのものを具現しているような気がします。やられたらやり返す、駄々をこねて自己主張ばかり繰り返す子供のような所業が、国家としての低い政治理念や国民思想、教育の未熟さを物語ります。

韓流ドラマでは、この手の人物は決まって最後には白い装束を着させられて拷問を受け、町をさらし者にされて石を投げられて流刑の挙句、毒を飲ませられるか、さもなくば首を刎ねられるのですが。
南の朝鮮は今は王様がいませんから、どうなるのでしょうか

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横浜にカジノが来る?

2019年08月27日 | 植物
ようやく、一連のイベントが無事に終わりました。
イベントと言っても、来客があり飲み会、とかゴルフとかですが、日時が決まっていること、複数の相手があるというのはなかなかに気苦労があります。
若いころは、楽しいことがあると心待ちにしていたものですが、年のせいか、楽しいことでも、どこか責任やら失敗が無いようにとか考えて、少しのストレスになったりしますな。

今の心境は、一日何事もなく、穏やかに暮らしたい、であります。一日の終わりに布団に横たわる前、「あー、今日も一日なんとか無事に過ごすことが出来た。いい日であった。」と思えることです。誰でも、大きなトラブルや体の不調等を抱えていると夜中に眠れなくなったりします。それが深刻で長く続くと「うつ」を発症したりします。

また、カジノ誘致の話。
横浜市が、「IRカジノ法」の誘致活動を活発に行っています。
地元の有力者であり、古くからの港湾荷役業の会社を経営する藤木会長が、当初旗振り役だったのに、今になって反対派の親玉になっています。菅官房長官のおひざ元で、巨額の金と利権が発生する大事業でありますから、誘致したがるのは行政も政治家も同じ。林市長も、昔は消極姿勢だったのに、宗旨替えしたみたいです。

藤木さんは、言わずと知れた港湾荷役の顔役、早い話が昔はやくざさんの専売みたいな業界です。文太や勝新太郎などの昔のやくざ映画から、仁義なき戦いなどでも、舞台になるのが港湾であり・ギャンブル場ですね。今は知りませんが、口入稼業と言えばやくざ、港湾業と暴力団との関係は切っても切れませんわね。そのお方ががカジノ誘致に反対するというのだから不思議な印象を受けます。陰で利権を巡る暗闘があるのかも、さもなければ、自分たちの縄張りに全国、海外からアヤしげな反社勢力が流入すると困るのかもしれません。

いずれにしてもきな臭い話。行政が賭場を開くことの功罪は、言わずもがなです。目先の事業収入や、雇用効果等に目がくらんで、都市が持つ有形無形のバリューが大きく損なわれるのです。犯罪が増え、博打に引き寄せられる様々な人種に占領され、国際都市の名が、カジノタウンに変貌します。

ギャンブル依存症で、家庭が荒れ、多額の多重債務者を産みます。儲かるのは質屋や高利貸しばかり。
以前このブログに書きましたが、小倉、川崎、錦糸町、取手、大宮、船橋などの街の名前を聞いて、「あー、憧れの町やー」と思う人はほとんどいないでしょう。人が住みたいと思うかどうかは、長い目でみるとえらい違いになります。沖縄を除くと、公営ギャンブルと場外売り場が無いのは、全国で長野県だけ。長野県は、教育県として名高い、自然・文化歴史の調和した場所が多いところであります。

因みに、沖縄県にギャンブル場が無いのは、長らくアメリカ領だったというのがもっともらしい理由です。実際は、他県からのギャンブラーが来ないこと、県民所得が低く公営競技としてはうまみが少ないことがあるでしょう。

神奈川県は、既に3つ競輪場・競馬場が一つあります。場外売り場もたくさんあり平和島競艇場にも近接しています。これ以上博打を奨励する必要はありませんよ。住みたい街のトップ3から陥落する日も近くなるでしょうね。
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