植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

果実は自給自食であります

2024年05月26日 | 植物
ワタシがガーデニングに傾倒するようになったのは8年前、長年勤めた金融機関を定年退職した時からであります。

その最初はご先祖さんが残した僅かな土地(草ぼうぼうの薮)十数坪でした。それまで車を1台か2台置かせて駐車料を貰っていたようです。そこに目を付けたワタシが、開墾することにしたのですが、その地盤の悪い事、砂地がベースで石ころやコンクリート片など「ガラ」と言われるものがびっしり埋まって、鍬など全く刃が立ちません。

来る日も来る日も、ツルハシとショベルでその固い土地の端から掘り起こし、篩にかける作業が続きました。少なくとも膝の高さまで掘って土に入れ替える作業です。半分以上がガラで、その分嵩が減り土地が低くなるので、ガラの処分がてら黒土の搬入を業者さんに依頼しました。

そして、黒土と砂の混じった畑が出来上がったのは初めて半年位経った頃でしょうか。そこで何を植えるかは決めておりました。食い意地が張ったワタシですから食べ物、しかも果物好きなので、果樹園にしよう、と思っていました。
それ以来、思いつくものは何でも植えていきました。イチジク・柑橘・りんご・ぶどうなど素人なので、何も考えず兎に角苗を入手しては空いているスペースに植えたのです。

そんな苦労は半分くらい実りました。ワタシの果樹コーナーには今現在、木から直接とって口に入れることができるものが数種類あります。本日はそんな小果樹・果実を紹介いたします。果樹コーナーはこんな感じでびっしりと隙間なく植えております。全部果樹であります。


まずは枇杷、これがカラスの好物で今その対策を考えているところです。

次はジューンベリー この後はいくつかベリー類になります

こちらはゴルフ場の山の中から移植してきたキイチゴです。こんなのを植えている人はあまり見かけません。美味しいんですよ。

こちらは言わずと知れたイチゴ。これだけはプランター栽培です。

果物とはいえませんが「グミ」であります。


現在生長中のブドウ(シャインマスカット)の蕾

プラム

勿論これ以外に、柿・リンゴや柑橘、フェイジョア、アイスクリームバナナなどいろいろあります。夏から秋にかけて成長し熟してくれることを願ってやみません。
残念ながらバナナは、熱帯性なので昨年結実しましたが、熟す前に寒くなり食べられませんでした。温暖化がよほど進まないとまず無理でしょうね。ブドウなどは①雨に当てない ②消毒する ③袋掛けするなどいろいろと手間がかかるので、無農薬を実践し、多忙で体調不良の今年の状況では収穫はあてにならないと諦めております。

上の写真では、枇杷以外は、収量が少ないイチゴや小果実なので、ほぼ100%ワタシのお腹に入ることになります。お金がかからず1円の収入にもなりませんが、食い意地が張って貧乏性のワタシにとっては、なかなかの贅沢なのであります。
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マイガーデンは花盛り

2024年05月10日 | 植物
昨日は気の知れた仲間たちとの親睦ゴルフでした。朝4時半起きは普段と変わらず、起床時間にタイマーが鳴るなどの細工は不要です。
仲間の一人は道一本隔てたお向かいさん、キャディーバッグも自分のかばんも、お向かいさんが勝手に車に積み、車に同乗させてもらうという極めて安直なゴルフ行であります。

お天気はあいにく小雨交じり、スコアはもともとなんのこだわりもなく、簡単に90以上叩いてしまいますが、まぁ気にしても仕方ありません。

それよりも、帰宅してやることがいくつかあってそちらの方が気になって仕方ありませんでした。一つは4千匹以上飼っているメダカの餌やり、一つはヤフオクで「落札」されてこちらから発送待ちになっている、3件の石印材をなんとか郵便局で手続きしたいと願っておりました。それ以外にも頼まれている篆刻制作、日課として欠かさない書道練習、メールチェックなどが待っております。

そんなわけもあって、このブログは休み休みになってしまいます。

今朝は、温暖な湘南地方でありますが、気温10℃、5時前に起きて石油ストーブをつけるほど寒かったのです。小一時間のウオーキングを終えてようやくブログの更新が出来ました。
なんといっても今日の天気の素晴らしさであります。本当に360度見回して一点の雲もありません。まさに「五月晴れ」でありました。富士山の美しい事!


今日は花たちをご紹介します。
ここ数日咲いた「アマリリス」日本の花株にそれぞれ二つの花
八重咲クレマチス
ツルハナナス


これから下はマイ(ローズ)ガーデンのバラたちです

開花直前のイブピアッツァ
アプリコットネクター
多花で群生する「アンネフランク」

最初から種類不明の紅いバラ

ツルバラ「アンジェラ」


お気に入りの斑入り「モダンタイムス」


まだまだたくさん、40種類ほどバラがあります。
またそのうちね
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マイガーデンもバラのシーズン到来

2024年04月27日 | 植物
実質的には「無職・自由業」のワタシであります。
ガーデニングからメダカ飼育、書道・篆刻まで趣味の世界でほとんどお金にならない事を朝から自分が好きなようにやる、でこの8年間を過ごしております。

お金で言えばこのブログは全く無料、メダカは昨年は1年かけて50パック売れ、1万円ちょっとをお店から貰いました。篆刻作品は、自分にとって勉強でもあり、原則実費程度としてお金をくれる人からは1個3千円位頂戴しております。まぁお小遣いにもならない程度の収入ですね(笑)

さて、実質的にワタシの本業は、1円にもならないガーデニングであります。賃貸している店舗の裏手にある、わずかな緑地帯をバラ園と菜園に分けて管理するのがワタシの愉しみであり仕事でもあります。
いよいよメインのバラのシーズンになりました。そこで現在のマイガーデンの花たちをご紹介いたしましょう。
バラ園の正面です

まずはバラ
鉢植えの「芳純」

葉っぱに斑入りの「ヘルシューレン」

世界に冠たる名花「ピース」

優しいピンクのバラ「ニンファ」

オレンジ色の元気な花は「アンネフランク」

有名なメイアンファミリーのバラ「パパメイアン」

純白の花「ヨハネパウロ」ちょっと時期が過ぎた、惜しい!

オレンジ色のバラ、場所が無くてまだ鉢植え「グラハムトーマス」

これらのバラたちに負けじと咲いているのが「クレマチス」

更には「エクスバリーアザレア」炎のような咲き方は見事で美しいですね。
今朝は雨がちでバラたちも濡れておりますが、たまにはこういうのも風情があっていいものです。
今のところバラだけで40本ほど植えております。すでに花蕾がついている株も多いのでおいおい載せていこうと思います。乞うご期待。(笑)
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自前の植物に拘る マイガーデンの花々

2024年04月14日 | 植物
だいぶ前の事ですが「ビッグモーター事件」というのがありました。中古自動車販売の会社が、自分の店舗に面する公道(国道などに添った歩道)の植え込みの街路樹や低木を根元から切り取ったり抜いたりしていた問題です。雑草が生えてくるので「除草剤」を撒きそこに植えてある植物まで枯らしたといったこともあって「器物損壊」で起訴されたとか。

ワタシの管理するコンビニも国道○○○線に面していて植え込みが4か所あります。本来はノータッチであるべきなのでしょうが、木が枯れたり雑草が繁茂するとお店の雰囲気にも関わるし、紙ごみなども溜まっていくので放置できないのです。そこで、犯罪に問われないように考慮しつつ、自然に枯れた場所には「なんてん」やツツジなど4本ほどの低木を買ってきて植樹してあります。

やはり草が生えてくるので手で抜くのです。・・・ビッグモーターは除草剤→除草罪(笑)?

ゴミを拾い草を抜き、景観を考えて木を植えているのですから罪には問われなかろうと思います。実はこのコンビニの周囲の個人宅だけで3軒は、やはり自分の家の前の植え込みに、草花を植えて世話をしています。

↑↑上の2枚の写真は別のお宅の管理中のもので、公共の土地(植え込み)を個人が花壇として使っているのですから、厳密に言えば不法占拠無断使用に問われるかもしれませんね。しかし全国津々浦々、こうした状態の植え込みは無数にあるでしょうから、管理者(道路公団や地方自治体など)も見て見ぬふりになるのでしょう。7

さてようやく待ち遠しかったバラのシーズンが到来します。ワタシのバラ園にも約40種のバラを育てております。だいぶ蕾もつき最初に咲き出したのがヨハネパウロ2世とダブル・デライトです。


それだけでなく、申し合わせたようにあちこちで開花が始まっています。
まず「黒花ロウバイ」
.
普通のロウバイとは全く別種で花の香りもほとんどありません。
一方こちらはうっとりするほどの芳香がある「ニオイガマズミ」、自然と球状になってピンクが混じった美しい花ですね。

こちらはこのブログでも紹介したことがある「グレビレア」世話無しで花期が長い植物です。
言うまでも無いツツジも咲きました。

マイガーデンはさほどすごいものがあるわけでもなく、50坪ほどの狭いエリアであります。自慢できるほどの事もありませんが、このブログ、植物の写真だけは①その時期に撮影した旬の花 ②マイガーデン内にある自前の植物 に拘っております。今日写真にのせた植物以外に「ヤマブキ・ストラビランチス・ガマズミ・コデマリ・アマドコロ等々」十数種類の花が咲いております。

それらはまた近いうちに。
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びっくり 初めて見るパイナップルの花

2024年04月11日 | 植物
ワタシのガーデニングには、「これは無理」という制限を出来るだけつけないこととしてきました。正確には数えていないですが、マイガーデンと屋上、廊下などに千種類ほどの植物を育てています。
屋外で一年中育つものは、地植えか鉢植えで夏も冬も同じ場所にあります。ところが、(よせばいいのに)熱帯性・非耐寒性の植物をどうしても育てたくなって、冬越しだけは廊下や室内にするという手段に出たのです。それだけではなく「観葉植物」多肉植物などになると夏冬関係なく室内で、というものもありますね。

今年の春は例年より気温が低く、雨や曇りの日も多いというのが実感です。つい先日も零度に近い最低気温であったのです。従ってワタシはいまだに長袖の下着やシャツ、そしてセーターやダウンジャケットという真冬並みの洋服が手放せません。従ってそろそろ「冬越し」を終えて表に出したい鉢植えが20個ほどあるのですが、いまだに廊下と物置部屋にあります。

その廊下の越冬植物隊や観葉植物群・多肉植物の中に突然赤紫の花が咲いたのです。


それは大きな筒状の葉をもつ着生植物の仲間であります。直接葉っぱにシリンジしたり葉の袋に溜まるように、じょうろで水やりするのですが、花が咲くのは想定外でした。念のためにとってあった商品タグの表には「パイナップルMIRA」とありました。昨日まで自分がパイナップルの仲間を栽培しているなどと夢にも思っておりませんでした。
↑↑調べて見たら隣にある「ネオゲレリア」(パイナップル科 / ネオレゲリア属)は同じく筒状の丸まった葉をもつので、なんとなく気にいってこれに似たものを買ったのがこのMIRAだったのです。


タグの裏には、なんと食べられる、と書いてあります。但し熟すと生で食べると美味しいとか、とても甘いとかの表現はありません。あくまでジュースやジャムとして食用になるという説明であり、販売されている甘いパイナップルの実を想像してはならないと思います。そもそもパイナップルを収穫したくて育てたものではないので、食べる事にはこだわらない方が賢明でしょう。

今日は朝のうち冷え込みましたが、今日を境に一気に花冷え・春先の冷え込みから初夏並みの暑さに変わるようです。現在冬越し用に室内にある植物の鉢植えたち、これと一緒に屋外(屋上と地上)に運び出す日と思って良さそうです。急ぐことはありません。腰を痛めないようにそろそろと時間をかけて運び出そうと思います。
屋上には、香りのいい花を咲かせるものや果樹を優先にしており「パッションフルーツ」などを運び上げます。このパイナップルは当然屋上であります(笑)

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