植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

細部にこそ真実が隠されている 矮小化するのは許せない!

2023年12月12日 | 時事
昨年の同じ時期に書いたブログです。自分でこんなことを書いた記憶はありませんが、なかなか興味深い(ワタシにとっては上々の)記事ですのでお暇な方はどうぞ

「自民党安倍派のパーティ券キックバック問題」、これを不記載という事務ミスにして、せいぜい、「時効」が成立する年数まで遡って修正申告してお終い、にならないことを願うばかりです。やってるのは、今名前の挙がっている人たちだけですか?他の派閥のパーティーは規定通りにきちんと記載されていて、まさか裏金に流れていませんよね。安倍元総理が死んだことをいいことに、安倍派のみの問題に矮小化して自民党は生き残ろうと画策しているように思えますが、違いますか?

テレビの報道も、そんな流れに乗っているように見えて「体質は変わらない」と感じますね。「企業(経団連)・政治家(自民党)・役人(財務省)がタッグを組んで動かしている」日本が、結果として国策が歪められ公金が私物化され、大多数の国民が苦しんでいることになっていることをもっとはっきりと指摘し、警察や特捜部・国税庁なども本来の機能と強制力を発揮し、不正を正していく姿勢を見せて欲しいと思います。パンツを盗んだことがニュースになるような陳腐な報道は本当にやめて欲しいものです。

なんでも、テレビに出てくるような「識者・インフルエンサー・学者・ジャーナリスト」などの何割かは、自民党から裏金を貰って、政府自民党が不利にならないような発言を依頼されるようです。ホリエモンこと・・・氏は、証券取引法違反などで前科があり、年中怪しげな事をやっています。東大文学部中退程度の学歴を鼻にかけ、今もネットで繁くテキトーなことを載せていますが、もともと自民党に縁が深い人です。

今度の裏金問題も、「東京地検が必死に重箱の隅を突いている感じはするよね」と、いかにも些末な事件のような印象をアピールしています。ワタシは元銀行員なのでお金の感覚だけは鋭く、金額の大小だけで事の重大さを諮るのが危険なことは幾度も経験しています。問題は細部に宿る、重箱の隅にこそ本質が隠されていると信じるものです。

実際にわずかな金額ではありませんよ。月額100万円の文書交通費を支給されている国会議員にとって、年額1千万円程度のキックバックははした金かもしれませんが。過去5年だけではないのですよ、何十年も続いている悪習(犯罪行為)なのです。一年で1千万円としたら、30年で3億円ですよ。それが非課税で懐に入れてきた議員が何十人もいるかもしれないのに「重箱の隅」とみなす方の頭がどうかしていますよね。

脱税・公文書偽造・政治資金規正法違反・政治資金収支報告書の不記載・財物の横領・贈収賄など、疑わしい対象となる罪状は山ほどあるのに、関係者から話を聞く、だけにとどまっているのはいかにも怠慢で、ある意味忖度と言われても仕方ありませんよね。

ワタシら庶民でも、毎年ちゃんと固定資産税など税金は納めていますし、会社と個人ともに所得・収入だって隠しだてなどしておりません。今年貰った14千円のメダカの販売代金だけは無申告ですが、容器代と水道代・餌代を考えたら赤字です。篆刻(ハンコ)を何人かの方に彫って差し上げていますが、たまにお菓子や切手などの品物のお返しを頂いております。これとて送料と印材の値段に比べたら損になっております。

今度ばかりは深い闇の中に隠したまま終わらせてはならないと思います。
消費税の減税(廃止)・非正規雇用も原則廃止・万国博などという一昔前の遺物を招致して利権に群がる輩を排除する、等々国民が感じている問題点・改善点をちゃんと主張できる政治家を応援しましょうよ。

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