イヴェント、作品展、日傘展、私仕事、、、いろんなことが重なり
1分も無駄にできない生活が続く中
ふと、山本氏の机の上にある昆虫が気になる、、、
「ワカバ蜘蛛」って言うんだ、、、
あっという間に居なくなってる、、
山本氏のブログ
http://blog.goo.ne.jp/jizai-grkty
季節の移り変わりを、生活の中に、身にまとうものに、
取り込んで楽しむ日本人の持つ美学
”今度の帯留めは、玉蟲がいいわね
そして、蝉”
と、着物に遊び心満載のＴさんの注文
いつも粋で艶やかな着物姿のＴさんにピッタリ！
仕上がったばかりの
この忙しい中での作業とは思えない、
見事な山本氏作の帯留め
国分寺のＥＴこと、山本氏が作る作品のファンは多い
”アシダカグモって知ってる？”と聞かれたけれど
”何？その蜘蛛って？”
”ゴキブリハンター、このアシダカグモが息かけるとゴキブリが死ぬの”
”ふ～ん、じゃあゴキブリが出たらアシダカグモ放せばいいんだ”と、、思って聞いていたら
いつの間にか出来上がっていた、このアシダカグモ
体長は27ミリ脚幅は１３センチの大きさ、材質は真鍮
その根強いファンのお陰で、、、
日本の季節の移り変わりを
着物姿で艶やかに、粋に、表現されるＴさん
そのＴさんが、5月の着物にと、依頼された、
”鯉のぼりの帯留め”
わずか48ミリの中に
風に泳ぐ鯉のぼりの動きを表現するのは
かなり至難の業！
流石！山本氏！
見事な仕上がり！
どうやら、昨年から依頼されていた、
「お雛さまの帯留め」が、出来上がったようです
”関東と関西では、左右の立ち位置が違うって知ってた？”と
山本氏から聞かれてもう２週間、、
何とも優しいお顔の
男雛(おびな)、姫の方が女雛(めびな)
いつも着物姿が艶やかな美しい女性が依頼主
さて？、、、
いろんなことが重なって雑用に振り回されている間に
コツコツと、制作し続ける山本氏！
こんな優しい顔立ちの素敵な羽子板の帯留め
出来上がっていました！
材質は木です。羽子板のサイズは縦５２ミリ横２０ミリ
山本氏作の、このカブトムシを観られて
”なあに，これ、エッ、素敵！ステキ！”と、大興奮のNさん
”今回のカブトムシが今まで作ったなかで一番よくできてる、、”と
その陰で、こっそり、言う山本氏
足先が動くこのカブトムシ
前作のカブトムシ
進化し続けていたのですね、カブトムシも！
いつも”すごい”としか、言いようがないのですが、、、、
何やら熱心に、この山本氏作のアメンボーを見られる男性
”あの～”と、声をかけると
”いやあ～、魅かれますね、、、とても品のいいアメンボーですね”と、
”久しぶりに国分寺に帰ってきたんですよ
いいですねえ、国分寺は、品がいい、人の品がいい
ガサガサしてなくて落ち着きますよ”と、おっしゃる
”ところで、この店って、ガラクタヤさんですよね、昔よく来てたんですよ
この辺、すっかり変わってしまったけれど、
感性というか、なんか魅かれるのって、変わってないですよね”ど
”やっぱり、ここの方が作られたんですよね！”
こんなに絶賛していただいて、、、
カマキリやトンボ、アメンボーに、タガメ、、
山本氏作の、いろんな昆虫が並ぶケース
”カブトムシは作らないの？”
と、必ず聞かれる
その人気のカブトムシ、仕上がったようです
真鍮板をコンコン、、、長い時間をかけて丁寧に丁寧に、、、
何と根気のいる仕事！
”いいわ、いいわ、ねえ、いいでしょ”と、依頼主のDさん
”渋い、真鍮色のカマキリの子供が欲しいの”と
かなり前に依頼されたようですが、、、
コツコツ、コツコツ、丹念に真鍮板をたたいては、、、
山本氏が愛情込めて仕上げた、わずか、23ミリの小さな小さなカマキリ
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