今日は、紀伊田辺でした。武蔵坊弁慶の生誕の地です！駅前では「弁慶」さんの銅像が我々を迎えてくれました。本日は、朝大阪を出発し現地で公演、終演後大阪へ帰ると云うスケジュールでしたので、紀伊田辺の街は、会館と駅の行き帰りのタクシーの中から見ただけでした。梅干しの美味しい店が有ると聞いていたので、是非とも買って帰りたかったのですが、残念ながら…。次の機会にしましょう！
上村吉弥より
上村吉弥より
「道行」物と云えば、新口村の梅川忠兵衛の黒の対の衣装ですよね！忠兵衛は流水に梅の絵、梅川も同じく、流水に忠兵衛よりはいくらか梅の絵が大きく、沢山描かれています。裾の付けの部分は、男はあさぎ色、女はとき色になっています。このペアルックは雪景色に良く映えますよね。大昔は、この場面は雨だったそうで、八世仁左衛門が雪の場面に変えたそうです。理由は、雨より雪の方が色気が有るし、風情も有るとの事ですが、成る程そうですよね！梅川は裾引きだし、二人共素足なのですから！何と素晴らしい発想なのでしょうか！又、十一世仁左衛門は、地がすり（地舞台の上に敷く鼠色の布）、板ぎれ（板の絵を描いた布で、舞台一面に敷いたり、縁側などに敷く）などを考案したそうです。まだまだ他にも色々と有るらしいですよ！
上村吉弥より
上村吉弥より
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