モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

久々に男鹿真山(2023年4月23日)

2023年05月04日 | 男鹿半島4月

4月20日の男鹿毛無山(こちら)の次は、日を置いて同じ男鹿の真山に登った。
何故この山に登ったのか。
23日は昼近くから自身が参加しているグループのイベントが真山神社近くで開催される。
折角行くのだから、真山に登ろうと思い、
真山神社にはイベント開始時間より三時間ほど早く7時頃に到着した。

このお山、山頂へは毛無山から縦走して何度も行ってるが、
真山神社から登ったことはまだ一度しかなかった(最初はこちら)。

なまはげ大橋から見た男鹿三山。真山は右側のピーク。



登山口は真山神社参道ともろ重なっていた。




石段を登る。この木彫りの船は何だろう。

 



この杉並木の道、
鎌倉幕府三代将軍実朝公が暗殺された鶴岡八幡宮の参道シーンを勝手に想像。

木のかげになまはげが隠れていそうでちょっと怖かった。

神社参道が終わると登山道になり、最初に目に入った花は地味なエンレイソウだった。




これは咲き終わったフクジュソウ。

 

                                         
(右上)トリカブトとオシダの芽出し。



これはルイヨウボタンの芽出しとユキザサの蕾。

 



ご覧の通り、このお山、花はさっぱりだった。

中腹で見かけた花たちを列挙する。

キブシ



ナガハシスミレ



ミチノクエンゴサク
 

                                          
(右上)キクバオウレン(実)


ミヤマカタバミ


これは生育中のミヤマカラマツ。
奥羽山系では高山植物なのに男鹿や出羽丘陵では低山にも現れる。

 


この真っ白スミレは何だろう。

詳しい御方から、テリハタチツボスミレの白花品種ではないかとのアドバイス。




山頂に到着。

真山山頂近くの神社兼展望台
 
                                                                                                                                   
(右上)山頂付近にいっぱい生えていたタチカメバソウ



真山は男鹿三山では唯一山頂まで行ける山(本山と毛無山は自衛隊のレーダー基地なので立ち入り不可)。

また片側(東側)だけだが、展望も好い。
しかし今日は晴れてるのに度重なる黄砂の影響か、遠くは見えなかった。

山頂からの秋田湾の眺め。



山頂からの寒風山の眺め。視程が好ければ、森吉山も見える。



山頂近くにいっぱい生えていた草だが、これはタチカメバソウだった。

この植物、ムラサキ科のキュウリグサの仲間。
五月以降はご覧のように奇麗な白花を咲かせるが、実は下山後、意外な形でまた遭遇した。

参考までにタチカメバソウの花。昨年5月7日、七座山で撮ったもの。



下山後、真山神社近くであるイベントがあり、最後に男鹿の山菜料理がふるまわれた。
その中にとても歯触りの良い和え物があったが、それがこのタチカメバソウだった。
この植物を山菜として食べたのは生まれて初めて。それ以前に食べられるものとは今まで知らなかった。


以上。


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