おだにゃら記

地元小田原市中心のゆるゆるフィールドワーク備忘録。
歴史、神社関連、あとはいろいろ。

極上の邸園散歩 秩父宮記念公園 

2024年04月17日 00時10分00秒 | 博物館、イベントなど
御殿場の秩父宮記念公園へ




秩父宮両殿下が1941年(昭和16)から10年間住まわれた別邸。

妃殿下の遺言により御殿場市に遺贈され、
2003年に秩父宮記念公園として公開されました。



御殿場も桜は見頃を過ぎてますが
園内ではまだまだ様々なお花を楽しむことができます。



ヒノキの並木道を通り入園


中門



敷地面積は約18000坪
東京ドームの1.5倍

皇族の別邸としては居住建物が少なく
その代わりに庭園が広大な印象です。




迎えてくれたミツバツツジ


両殿下が手入れをされていた畑

素晴らしい眺め



陶芸を楽しまれた三峰窯









車庫内は欧風農家っぽくリフォームされてて
テーブルで休憩することもできます

ステキすぎる



なんか古墳みたいのあるー



と思ったら防空壕でした

昭和20年、終戦間際ですね。
邸内に3つの防空壕が作られ、内2つが現在公開されています。


中はひんやりすごーく寒いです。
夏の見学がおすすめかも。



殿下用の防空壕



少し離れたところに将校用防空壕

こちらは少し広いです








園内至るところにクリスマスローズ








もみじ園


つばき園


まだ少しだけつばき見られました



茅葺の母屋

もとは深沢にあった享保8年(1723)築の民家。
昭和2年に大蔵大臣井上準之助がこの地に移築、それを宮家が買取ったものです。



登山服姿の殿下の銅像

昭和3年に昭和天皇より贈られました。

山に挑む真面目で好奇心いっぱいな表情がいいですよね。








母屋内部へは裏の記念館から入れます











母屋のまわりには樹齢130年ほどのしだれ桜が3本

満開を過ぎてなお迫力ある美しさでした。








秩父宮殿下逝去後も妃殿下の勢津子様は夏期はこの別邸で過ごされ
晩年まで御殿場を愛し地元の方々と親しく交流されたそうです。



しょっちゅう御殿場に出かけながら今回が初めての訪問。
もう、なんというか想像以上期待以上で

もちろん桜満開の頃が一番いいのでしょうけど
そんなことあまり関係ないほどの魅力に溢れた極上の邸園でした。



このアイコンかわいい




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2 コメント

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Unknown (marina-mama)
2024-04-17 07:52:17
妃殿下の本で御殿場別邸の日々を読んだことがあるのですが、こういう場所なんだ!と初めて知りました。素敵な写真をありがとうございました。
私も行ってみようと思いました🎵
Unknown (piyotorin)
2024-04-17 13:28:38
@marina-mama marina-mamaさん
御殿場の風景を切り取ったようなシンプルで素敵な公園でした。360度どこを見ても美しかったです。
次は紅葉の季節に行こうかと思ってます。

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