桜桃生存日記

桜桃が気ままに書きたいことを書く日記。
日常のこと、趣味のこと、思ったこと、など。

『太陽よりも眩しい星』3巻

2024-04-30 | 本棚

『太陽よりも眩しい星』3巻を読んだ。

1巻から思っているけど、光輝は朔英のこと好きだと思うよ~( *´艸`)

言動や態度からもバレバレだと思うんだけども。

めっちゃ気が利いて優しいし、

ヤキモチ焼いてるし、待ち合わせ場所に来るの早いし、

映画観てる時朔英と目が合うし~(*^∇゚)(゚∇^*)

 

10年片思いしている人と2人きりで映画に行って、

一緒にご飯食べて喋るって夢みたいだよねえヽ(*^^*)ノ

だって、朝8時に待ち合わせて、いつの間にか夜7時ですよ!!

絶対何時間か端折ってるでしょ(≧o≦)ノ 

 

光輝が朔英に告白しないのは、友達関係が壊れたら嫌だから?

朔英は光輝にいつ告白するんだろう。

告白しなくても、いつも一緒にいたら付き合ってるようなものだと思う。

でも私は、両思いかどうか、付き合ってるかどうか、

言葉にしてほしかったし確認したなあ。

ネットで出会った人としか付き合った経験がないもので。

例外として、あの人の場合は、ネットじゃなくてリアルで知り合ったが、

いいムードというか、両思いかもって感じた時もあったけど、

結局あの人は別の人と付き合っていたしなあ(x_x;)

 

それにしても、鮎川君は多分朔英と付き合ってもいいと思ってるでしょ。

朔英は、鮎川君に対して恋愛感情は一切ないけど、

いいお友達と思ってると思う。

でも私は、いいお友達タイプの男性って好きなんだけどなあ。


『甘いのはお好き?』

2024-01-12 | 本棚

レンタルした『甘いのはお好き?』という漫画は、

『恋愛カタログ』でおなじみの永田正実さんの作品。

この方の絵柄は、素朴でホッとする。

ただ、物語の方はなかなかぶっ飛んでますが(笑)。

 

主人公の幸可は穏やかで可愛らしい28歳。

お菓子作りが得意で、SNSにアップしている。

しかし今まで彼氏が出来たことがない。

性格が生真面目で、曲がったことが許せない正義感が強いタイプ。

怒ったら周りが見えなくなるほどで、その性格で度々トラブルを起こしてきた。

あと、男性への免疫がないから、

優しくされるとすっかりその気になるっていうね( *´艸`)

なんか、私と似てる所あるなあ。

 

で、SNSで知り合った温(ツツム)とリアルで会うのだけど・・・。

温(ツツム)は妻子持ちなのだ。

ところが、幸可の親友の環は、温の秘密を先に知ってしまう。

2巻では温から離れようとする幸可に温がまさかの行動に!!w(*゚o゚*)w


『センチメンタル キス』

2024-01-11 | 本棚

レンタルした『センチメンタル キス』の感想。

小森みっこさんの漫画を初めて読みました。

絵柄が丁寧で美しい。こういう綺麗な絵が好き。

ただ、登場人物が皆美男美女(笑)。

現実とかけ離れてるな。

 

そして主人公の佑菜は、高校生じゃないのね!

作中には「ケータイ」って出てくるけど、

イマドキ若い子って「ケータイ」って言うの?

「スマホ」じゃないの?

私は「携帯」って言いますが。

 

妹の菜々がトラブルメイカーみたいでε=(・o・*)

佑菜は振り回されて、相当フラストレーション溜まってるみたい。

日和はやけに大人びた男子高校生。精神年齢も高そう。

佑菜に対し積極的にモーションをかけてくるという。

年下からガンガンくるって・・・。やっぱり漫画って感じだなあ。

ただ、佑菜は鈍感だからなあ(汗)。

 

2巻ではさらに日和の視点で物語は進んでいきます。

何か、少女漫画なのに少年漫画の恋愛ものを読んでいる感じ。

こんなピュアで一途な男子高校生って存在するのかしら(・_・*)ゞ

個人的に佑菜の幼なじみの亜蘭が間に入ってくる展開には

なってほしくないなあ。

あまりにもありがちで。

いや、恋愛漫画ってベタなシチュエーションは歓迎なんだけど、

あんまり邪魔が入ってほしくないんだよなあ(-▽-;

邪魔が入らないと平坦なストーリーで盛り上がらない

っていうのはわかるケド。


図書館で興味を引いた本&風が冷たい

2023-09-23 | 本棚

帰りに図書館に寄り、角田光代のお酒を飲んで対談している本を発見。

『酔って言いたい夜もある』という本。

もうタイトルからして興味を引いたし、

まえがきを読んで角田光代の人間性を知り、私も同じと共感するばかりヾ(・◇・)ノ

 

4人の方と対談しているのだが、私は対談やトーク番組、

ロングインタビューが好き。

エッセイも好きである。

その人の人間性や素顔、生活が垣間見えるからだ。

仕事関係の内容だと、仕事への向き合い方も。

もちろん嘘ばっかり吐く人もいるかもしれない。

自分を作っていたり、飾っている人もいるかもしれない。

でも、文章や言葉選び、話し方、表情などから

少なからず人となりは見えてくる。

 

この本は何ページか読み進めただけで、もっとじっくり読みたいなあと感じた。

古本で探してみようかな。

 

夕方になると、もう青山高原じゃなくても涼しかった。

帰宅して洗濯をした。

窓を開けると、冷たい風。

扇風機の風も冷たい。

あー。秋を感じる(* ̄∇ ̄*)

私の一番好きな季節( *´艸`)

ただ、シャワーから上がったら震えましたが(笑)。

 

夏の終わりにヤモリを発見!ミ(ノ^^)ノ

キッチンの窓に張り付いていた。

会えて嬉しい~♪達者でな(*゚▽゚)ノ


『隣の男はよく食べる』&『この話、続けてもいいですか。』

2023-07-25 | 本棚

『隣の男はよく食べる』を3巻まで読んだ。

正直本宮は好きなタイプではありません(笑)。

よく食べるのはいいけど、自分で料理しないし。

私は程々でもいいから、料理ができる男性が好きなので。

 

本宮は若いのもあるけど、食べるのが好きなだけあって肉食系ね(・∀・)9

痩せの大食いタイプ。

人前でキスして照れる顔がいいね(*^▽^)b

あと、麻紀と体の相性がいいんだろうな~(^-^* )フフ♪

焼き魚は食べられるけどあまり好きではないのと、

片手で下着のフックを外せる所は彼と似ています(爆)。

 

で、上司の篠原さんはやっぱり麻紀を狙ってたか~( *´艸`)

上司に誘われたら、断りづらいよね。

しかも、嫌な上司ではなくて、尊敬する上司だからこそ、

揺れてしまう女心。

 

一個だけ疑問なのが、2巻で本宮が元取引先の女性と逢った時、

手を繋いでるシーンがあって。

でも、本宮からすればそれは浮気に入らないってことだよね。

だから麻紀とケンカしたわけで。

酔ってとかじゃなくて、

しらふで付き合っていない女性と手を繋ぐっていうのは、

本宮からしたら普通の行動なの?

それとも、元カノなのか?

元カノと手を繋ぐのって普通なの?

手を繋いでいたことに関しては、その後漫画で言及がないんだよなあ( ´・ω・`)σ

 

西加奈子のエッセイ『この話、続けてもいいですか。』は面白い。

率直に言って、著者は文才がある。

大阪弁を交えながらも、主に丁寧語の文章で品を感じるし、

文章のノリやテンポ、語彙が好きだ。

西加奈子自身も面白味のある人物なのだろうが、

周りに面白い人々がいるからネタにも困らない。

これは三浦しをんにもいえる。


『君は放課後インソムニア』&漫画欲

2023-06-24 | 本棚

レンタルした『君は放課後インソムニア』の1巻を読んだ。

この漫画のアニメ版の主題歌をaikoが担当するというのがきっかけで

知った漫画でした。

それまでは正直知りませんでした。

アニメは観ていませんが、漫画は読んでみたくてやっと読めました。

主人公の男子高生は不眠症で、同じクラスの女子も不眠症で、

学校の中のとある秘密基地で心を通わせるというストーリー。

不眠症だったら睡眠薬を飲めば、と思うんだけど、

眠れない夜を楽しもう。そんでもって学校の秘密基地で仮眠しよう。

っていうのが学生って感じで面白い。

青春だに。

 

主人公の中見丸太はどこにでもいそうなメガネ男子。

機械に強く、成績もいい。細かい性格。

ヒロインの曲伊咲は、目が丸くて、顔も丸い。

可愛げはあるのだけど、美人じゃないヒロインっていうのが好感持てる。

結構大胆な性格。

ちなみに保健室の先生の唇がすんごいセクシーなの(*゚ー゚*)

 

『少年サンデー』ではなく、

『ビッグコミックスピリッツ』での連載なんですね。

 

 

私の場合は不眠症ではないけれど、夜型生活です。

夜が来るとホッとするし、深夜の静かな時間帯が好き。

だから、この日が長くて夜が短い時季は正直好きではない。

深夜にゆっくり映画を観るのが好きなのに、

今なんて午前4時過ぎたら夜が明けてくるし。

本当嫌ε=(・o・*)

 

これまでレンタルした漫画がどれも面白くて。

今なんて小説とCDくらいしかお金使わないから、

漫画のコミックスを集めよう。

大人買いしたらお金を使い過ぎるから、月に数冊程度にして。

本屋と古本屋に通おう。

 

てりやきバーガーと、たらこおにぎりが食べたい*(o^冖^o)*

たらこは焼いてても生でもどちらも食べたい。


桜井まちこ『17』

2023-04-28 | 本棚

漫画読もうかな~と思って、

段ボールから桜井まちこの『17』全5巻を出してきて読んだ。

この漫画は恋と友情と切なさと涙でできていて、

登場人物の動と静、光と闇が描かれている。

とにかく私は主人公の詩歌(しいか)が好き。

自分の行動で人の心を動かすことができるし。

恵の表情も好きだなあ。恵の言葉で詩歌は心を動かされていた。

 

あと高3っていうと、色々あって(以下漫画の中の話ですよ)。

前付き合っていた人と破局し、新たに恋をする。

というか、実は自分が意識するよりも前に相手に惹かれていた

という、そういう展開ってあるもので。

そして付き合う相手によって、自分自身が変わってしまうんだなあって。

 

恋愛が一気に凝縮された漫画で、好き。

名言も多し。

 

録画をちょっとずつ消していっているので、

録画容量が増えてきた。残り43時間くらい。


今読んでいる小説と好きな映画のジャンル

2022-11-25 | 本棚

今読んでいる小説は、川上弘美の『パスタマシーンの幽霊』。

半分くらい読んだ。

短編小説なのだが、すっごく読みやすい☆

失恋、友情、親戚の女の子の物語などが短く描かれていて、

サラッと読める。

でも、読んでいると切なくなったり、甘酸っぱい気持ちになる。

そしてシュールで、小さく笑えたりする。

先日、川上弘美のエッセイなども買ったので、読むのが楽しみ♪

 

何か情勢的に、ロシアが舞台の映画は、今は観る気がしないのだ。

少し前に『レッドブル』は観たけど。

好きな映画のジャンルは、恋愛もの、コメディ、ヒューマンドラマ。

あと青春もの。

アクションものも観るけど、気が向いたらという感じ。

観る映画の順番は、ジャンルが似たり寄ったりにならないようにしている。

でも、コメディはつい観ちゃう♪青春ものも、よく録画してるので観なきゃって思うし。

恋愛ものはときめきたい時に観る( *´艸`)

ただ、未だに彼のことを思い浮かべて、辛くはあるけど。


小説の無料試し読みに歓喜o(*^▽^*)o

2022-08-30 | 本棚
今日あれだけお腹いっぱい食べたのに、体重が増えるどころか微妙に減っていた。
びっくりw(゚▽゚*)w
食後4時間経っていたからかなあ。
シャワーから上がったら、母親はもう寝ていた。

寝る前に群ようこの『トラブルクッキング』の1話目を読んでみた。
久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い( *´艸`)
2話目も読みたくなったが、飛行機で読むお楽しみにしようかな♪

樹木希林の『一切なりゆき~樹木希林のことば~』を読み始めた。
母親が2冊持っていたので、1冊もらったのだ。
樹木希林は私が物心ついた時から、独特の存在感があって好きな女優。
彼女の言葉は達観しているだけあって重みがあるし、
欲がなくて器が大きく情の深い女性だということがわかる。
どうしたらこういう女性になれるのだろう。憧れる(*゚▽゚*)
まだ第一章だけど、噛み締めながら読んでいる。

ネットで試し読みできるのって漫画だけだと思っていて、
小説も試し読みできたら便利で助かるのだけどなあと、ずっと思っていた。
そしたら、小説も試し読みできるんですね~!∑o(*'o'*)oマジで嬉しい。
以前ブックライブというサイトで漫画を無料試し読みしたことがあったが、
小説も無料試し読みできることを知って、図書館で借りたり購入する前の参考になりそう☆

ちなみに群ようこの『でも女』と『トラブルクッキング』を無料試し読みしたら
(どちらも持っている本なので『でも女』だけサッと流し読みし、
『トラブルクッキング』は目次を見た程度)、
どちらも1話目(1編目)だけ無料試し読みできた。
私は小説の出だしを読んで、個人的に読みやすいか読みにくいか判断するので、
1話目(1編目)だけでも十分判断基準になる。

夜の雨と読書

2022-08-11 | 本棚
夜になって雨が降り始めた。
図書館で借りて来た西加奈子の短編集を読み始めた。
まだ2編目の途中なんだけど、読みやすいし、
クスっと笑える。
何だか文章に温かみがある。
図書館で西加奈子の「i」という小説を出だしの部分だけ読んだが、
設定についていけず、自分には合わないと感じ、本を閉じた。
でも、この短編集はすらすら読めるから、読み終えられそうな気がする。

雨音を聴きながら眠った。

読書のこだわり

2022-08-08 | 本棚
森絵都の短編集の4編目の途中まで読んだ。
この小説はシュールだなあ。

私の読書のこだわりは、
①初めて読む小説家の本は、主に短編集を読む。
著者の文章の癖もわからないまま長編を読んで、
「長いなあこの小説。まだこんなにページ数がある(汗)」
と思っちゃって、読むのを止めた経験があるからだ(;´Д`
短編集だと、著者の文章の癖もわかるし、
短編集を読み終えることができたら、長編でも読めそうな気がするから。

②短編集でも長編でもエッセイでも、300ページ以下の本を好む。
読み慣れた著者の場合は、もっと長めでも読んでみようと思えるが、
初めて読む著者や、短編集を読んでから初めて長編を読む場合は、
300ページ以下の本が個人的には適当な長さだから。
図書館で借りた本はほぼ300ページ以下だと思うし、
買う場合も読み慣れた著者以外の本は300ページ以下を選ぶ。

本の行方

2022-07-27 | 本棚
お昼は、家族3人で仲良く冷や麦を食べた。
冷や麦を茹でたのは私だが、母親がおだててくる(*´・人・*)
ちなみに茹で上がった冷や麦を水で締めたのは母親です。
3日間麺続き。
残った冷や麦を冷蔵庫に保存したので、明日で4日間麺確定。

冷たい風が吹いていたと思ったら、風が止んで日が差して暑くなった。
今日もエアコンをつけた。


群ようこの『トラブルクッキング』という本が見つからないと、
日記に書いたことがある。
面白いから母親に薦めたのだろうか。まさか貸したんだろうか。
記憶が定かではない。
母親にこの本のことを尋ねてみたら、知っていて、
しかも私からもらったと言うではないか!Σ(^∇^;)マジカヨ
え、貸したんじゃなくてあげたの??
5年前に帰省した時だろうか。っていうか、そんな前の出来事なのか。忘れてる。

母親の本棚を探ってみてもいいということで、
『トラブル・クッキング』を探してみたが、なかった(´・_・`)
母親は、「じゃあ売ったんじゃないかなあ。読んでないけど」と衝撃&仰天発言Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
あげた記憶はないし、もしあげたとしても読んでから売ってほしかったな。
読んでないのに売ってしまうとは・・・(ノ_-;)

ダンボール箱の中の本も母親は探してくれたが、
『トラブル・クッキング』は見つからなかった(>_<。)
ほんまに売ったんかい。もっと売っていい本あるだろうよ(笑)。
なんで『トラブル・クッキング』を売ったんだ・・・。
また読みたいと思うほど、面白いエッセイなのに(>_<。)

母親の持っている本は(紙の)ブックカバー付きが多いので、
ブックカバーをもらうことにした。


ちなみに、今読んでいる山崎ナオコーラの小説は読みやすいです。
淡々と物語は進んで行くんだけど、サラっと現代社会の問題点にも触れている。
そしてやっぱり小説だけあって、ありふれた日常が舞台でも、現実離れしてる部分もあり、
共感できたり共感できなかったり。
でも、初めて山崎ナオコーラの本を読んでみて、入りやすいテーマで
読みやすくてよかったと思いました。
あと少しで読み終わります。

さまよえる蒼い弾丸

2022-01-26 | 本棚
by B’z

今日は晴れて気温が高かったらしいのだが、
なんせ風が強くって、体感的にはあったかくなかった(-▽-;
1階にいると寒いので、灯油代節約のため、午後5時まで2階で過ごした。

起きた時から胸がモヤモヤ。生理前特有の症状。
イライラしがちな時期なので、無理せずにできることをした。
階段の掃除をして、あとは単純作業。
アンケートサイトのポイントの11月~12月分の計算など。

TCK女王盃(Jpn3)は、6-11、11-12のワイドを買っていたけど、
⑪リネンファッションが直線で力尽き、外れ(´・_・`)
⑥レーヌブランシュがひたすら可愛かったからいいか(〃❛ᴗ❛〃)
父クロフネ似。


三浦しをんの書評集『本屋さんで待ちあわせ』を読み終わった。
毎日ゆっくりとしたペースでじっくり読んでいたので、
読み終わるのに時間がかかった。
私が読んでいたのは文庫版なのだが、
文庫版にこれだけ作者が追記しているのも初めて。
明らかに文庫版の方がお得である☆

書評集に紹介されている書籍の中から興味を持った書籍を
いつか読んでみたいと思う。
ただ文体が自分の肌に合うのか、
自分にとって読みやすいのかわからないので、
まずその書籍を手に取ってみて、最初の数ページ目を通してから、
買うかどうか判断しようと思う。

私にとって知らない本や映画が多すぎる。
これらの世界にどっぷり浸かりたいなあOo。。( ̄¬ ̄*)
そのために、頑張ってやることを終わらせよう。
やること多くて、時間があっても足りない。

♥diarynote時代に相互だけ読めた秘話(/∀\*)
晴れて気温が高い日ほど、風が強くて寒く感じるのよね。
そんなことない?こっちの地域だけかなあ。

自分の知らない本の世界

2021-11-24 | 本棚
今読んでいるのは三浦しをんの書評本。
トイレか、車の助手席で読むくらいなので、
ほんまに日々ちょこちょこしか進まないんですが。
書評本を読んで思うのが、自分の知らない本、自分の知らない著者って
本当に多いんだなあって事。
当たり前だけど、思い知らされる。

中でも自分が興味を持って、手に取ってみて、文章に目を通して、
気に入る作品って凄い出合いなんだなあと。
肌に合うか合わないかって、触れてみないとわからないもの。

でも、この三浦しをんって作家は、どんなジャンルの本や漫画も読むから
尊敬する。
私ももっと人のエッセイを読もう。興味を持った本を読もう。
で、読んだけど肌に合わなかった本は手放そう。

ところで、以前日記に書いた、行方不明の本がまだ見つからないんですよねえ。
群ようこの「トラブルクッキング」、読みたいし買い直そうかなあ(*´д`)=3

♥diarynote時代に相互だけ読めた秘話(/∀\*)
自分が生きている限りどれほどの作品に触れられるのだろう。
と思いながらも、夢占いに時間を割いちゃってる現実。

加藤千恵『点をつなぐ』

2021-09-16 | 本棚


主人公のみのりは北海道出身の28歳。
東京のコンビニチェーンでスイーツの商品開発を担当している。
地元の友達が結婚・出産したりしている中で、
仕事一筋のみのりは周りと比べて内心焦ったり、
これからの人生について考えを巡らせたりと
葛藤ばかり。新商品の開発にも頭を痛めている。

恋愛に関しては、社会人1年目の頃の苦い失恋が心残りで、
長年恋人はいない。
そんな中、高校時代の同級生の立川や、
取引先のメーカー開発者の藍田さんといった、
2人の男性との関係も気になるところ。

作者の加藤千恵の小説は本当に読みやすいので、
これまで何冊も買って読んでいます。
彼女は私と同じ北海道出身で、この作品の主人公も北海道出身。
北海道の描写に関してや、周りと比べて焦る点については、
わかるわかる、と共感しながら読みました。
そしてコンビニスイーツの商品開発の苦悩や裏側も知ることができて、
読み応えがありました。
あと、ページ数が200ページ未満なのも読みやすかった。
巻末には作家の村田沙耶香との対談が掲載されています。


作品の主人公のみのりは、人に素直に甘えられず、
不器用な女性なんだと思います。
仕事以外では積極的ではなく、自分がどうしたいのか、
例えば男性とどう付き合っていきたいのかが、意思が見えてこない。
人任せだったり、流れに任せているところがある。
そして後悔してるの繰り返し。

この作品でもポイントになっていて、個人的にもひどいなあと感じたのは、
みのりが新卒1年目でコンビニ店舗の店長業務を任され、
激務で心身共に余裕がなく、大学時代から付き合っていた彼氏と
別れ話をするシーン。
この時のみのりの心境を要約すると、
”別れ話よりも、部屋に帰って眠りたかった。それほど疲れていた”って。
仕事でいっぱいいっぱいで疲れてるのはわかるけど、
彼氏に対しての態度が冷たいしひどすぎる(-_-;)

約束をキャンセルしたり連絡しなかったのもみのりなわけで、
それが積み重なって彼氏も別れを考えたのだ。
彼氏からすれば、”別れを先延ばしにしていたのはどっちやねん”っていう。
会いに行ったら会いに行ったで、言い訳なしに彼氏とちゃんと向き合って、
誠実な態度をとってほしいって思った。
彼氏はただみのりを責めたいわけでなく、みのりの労働環境のことや、
みのりの体調に関して心配して話したりしているのに。
それに対して全部言い返しては、
「知らない仕事に口出すのも、どうかと思うけど」(本書の103Pより抜粋)
と吐き捨てるみのり。
もう彼氏に同情してまうわ!!ヾ(≧□≦*)ノ

彼氏も新卒で社会人として働いていて、
それでもみのりと会おうとしてたりしてたわけで。
きっとちゃんとみのりと話がしたかったんだよね。
「別れるなら別れるということで構わない」のは、彼氏の方だったのだ。

私が働いていた頃、休みの日も仕事のことや職場のことが頭から離れなかった。
みのりは切り替えが下手だったんだろうな。昔も今も変わらず。


”自分で選びとってきた道”というのがこの作品のテーマなんでしょうけど、
仕事以外での生き方や恋愛に関しては、ちゃんと自分の意思を示して
点つなぎしていってほしいなと思いました。
もし続編が出たら読んでみたいな。

♥diarynote時代に相互だけ読めた秘話(/∀\*)
この小説は6月に読みました。
お仕事小説を読むのは避けてきたのだけど、
スイーツは大好きで身近な食品だし、スイーツ開発担当という設定は
話に入りやすかったです。
リアリティがあって、働く独身女性のドキュメンタリーのような内容でした。

でもやっぱり曖昧な態度や、仕事の疲れを言い訳にして、
恋人と別れ際までちゃんと向き合わない姿は好きになれなかった。
主人公はきっと考え過ぎちゃって行動できないのだと思う。
真面目すぎるんだよね。
自分をごまかしてその場をやり過ごしてる。
主人公の仕事を理解してくれる男性じゃないと
恋愛に発展するのは難しいんだろうなとも思います。

続編が出るかはわからないけど、
続編が出るとしたら楽しみな含みを残した終わり方だったので、
首を長くして待ち望んでいよう。