さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

アカゲラ(赤啄木鳥)のこと

2024年03月25日 | 見学

冬鳥も徐々に少なくなってきて、鳥撮りポイントも限られ、鳥写真の在庫も少なくなってきました。

そこで、今回は、林に頻繁に出没するアカゲラ(赤啄木鳥)のことを少し調べて書いてみます。

3月14日も、特にめぼしい鳥もいなくて、A公園内をのんびり散策してると、連日姿を見せてくれたのはアカゲラでした。

古木の高い所で、朽ちかけた枝を一生懸命突っついてます。

木くずを飛ばしながら・・・・さすがに「森の大工さん」といわれるだけことはありそうです。

暫し休憩??

日本ではアカゲラは留鳥として知られ、公園の林などで見かける人気者。鳴き声も「キョッ、キョッ」と、大きな声で鳴くのですぐに分かります。

繁殖期にはよくドラミングをすることでも有名ですが、このドラミング、1秒間に約20回ほどだとか・・・・結構早いですね。

脳震盪でも起こさないかと心配になりますが、以前何度か紹介した通り、キツツキの仲間は脳を守るために特殊な構造をしているので心配は無用。

繁殖期は5~7月ごろで、一夫一妻で繁殖します。成鳥は一度営巣した場所に定住すること多く、生涯、同じ番のままが多いようです。

まれに離婚はあるそうですが、人間社会と同じですね。巣は、古巣を利用することは少なく、毎年、新しい巣穴を掘って営巣する方が多いとか!

面白いのは、アカゲラが巣穴を掘る木は、辺材(幹の外側部分)が硬く、芯材(幹の中心部分)が腐朽などで柔らかくなっている木が多いことです。

その木が巣穴を掘るのに適しているかどうかを判断するために、試掘穴をたくさん掘ることがあるようです。

また、キツツキの仲間の足指は「X」の形になっていて、第4趾(後趾)と尾羽を器用に使いながら垂直の幹を移動することが出来ます。

日向ぼっこ??太い枝に座り込んで動かなくなってしまいました。

撮影位置を変えてみると・・・・・寛いでる様子がよく分かります。

しばらく寛いだ後・・・・さらに高い枝に移動して、そのまま飛び去ってしまいました。見つけてから飛び立つまで10分ほど。

これからもしばらくはこんなアカゲラに遭遇することが多くなりそうです。

 

 

 

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遅ればせながら・・ヒレンジャク

2024年03月10日 | 見学

Kの森にレンジャクがやって来てからしばらく経った2月26日、まだ居てくれることを期待しながら出かけてみました。

今年もレンジャクたちは、園内を周遊してるようなので、まずはヤドリギポイント数か所を散策。

そのうち、メインのポイントにやって来たのは3羽のヒレンジャク(緋連雀)です。

なかなか良いところに止まってくれません。

こんな恰好でも、パタパタしながら器用に餌を食べてます。

近くの枝には常連さんのアカゲラ(赤啄木鳥)です。雄は久しぶり?  このところアカゲラの姿をよく見かけます。

この森にはキレンジャクもいるようなのですが、この日午前中に姿を見せたのは、ヒレンジャク3羽だけ。

ヤドリギの実もまだまだ残ってるので、まだしばらくは滞在しそうな雰囲気でした。

 

 

 

 

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鴻巣びっくりひな祭り2024

2024年03月04日 | 見学

昨日3月3日は女の子の健やかな成長と健康を願う「ひな祭り」。

我が家は男の子二人なので、ひな祭りには縁がなかったのですが、孫姫が3人、健やかな成長を願うばかりです。

「ひな祭り」に関連して、鴻巣で「鴻巣びっくりひな祭り」が行われていたので、2月28日、久しぶりに電車で出かけてみました。

「大宮駅」から高崎線快速で約20分強の「鴻巣駅」に隣接する「エルミこうのすショッピングモール」がメイン会場です。

駅前広場には、人形の街らしいモニュメントが・・・・

鴻巣市の「人形製作」は約400年の歴史があるといわれ、鴻巣の貴重な地場産業として現在に伝えられています。

ひな祭りは、五節句のひとつ「上巳(じょうし)の節句」で、季節の節目に邪気払いをする行事とひいな遊びとが結びついて広がったとか・・

ステージに360体、ピラミッド雛段に1550体、その他の場所に114体、合わせて2024体の人形が飾られてます。

 

「鴻巣びっくりひな祭り」は過去19回開催され、ひな壇は31段、高さ7mで、「ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇」として認定されてます。

以前は、確か鴻巣市役所がメイン会場だったと思ったのですが、最近はこの「エルミこうのすショッピングモール」になったようです。

 

次の写真は、我が家の可愛いひな人形。女房殿のささやかな楽しみのようで、毎年この時期になると飾ってます。

今回載せる予定だった沼の野鳥の続きは次回載せますね。

 

 

 

 

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2か月ぶりの沼の様子(オオハシシギ)

2024年03月01日 | 見学

2月24日、昨年末以来ご無沙汰していたI沼に久しぶりに出かけてみました。ほぼ2か月ぶりでしょうか。

北側の駐車場に車を止めて、東縁を南の方向へのんびり散策するも、なんだか寂しい沼の様子。

今年も年を越したオオハシシギが2羽、いつもお気に入りの南東の岸辺にカルガモたちとお食事中?最近は人慣れしてきたのか、近い!!

オオハシシギ(大嘴鴫)、2019年にこの沼にやってきた頃は、鳥撮りさん達で大賑わいだったのですが・・・・

その後、毎年やって来て今や人気も廃れ気味?この日も小生一人だけ!!ちょっと可哀そうな気もしますが、まだまだ存在感ありますよ。

シギの仲間の嘴はこんな風に先端が開いて、先端部分は小さな餌を探すセンサーの役目も果たしてるようです。

2羽並んでくれました。カップル??

飛び立つか???  伸びをしただけです。

オオハシシギの採餌中の様子を動画で撮ってみました。近くの木の幹にカメラを押し付けながら撮ったので少々ブレてますが・・・・

このまま、夏羽に変わり始めるまで居てくれるといいのですが・・・・・

・・・・・続く!! 次回はオオハシシギ以外の鳥たちです。

 

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ロウバイ(蝋梅)

2024年01月31日 | 見学

1月22日、朝からポカポカ陽気で、腰痛のリハビリを兼ねて大宮第2公園のロウバイを見に行ってみました。

まだ満足に歩くことはできなかったのですが、駐車場のすぐそばの梅林の一画に咲くロウバイなので、何とかなりそうです。

ロウバイの樹は、花が咲いてない時は目立たなくて、あまり印象に残らないのですが・・・いつもどのように撮って良いのか??毎回悩む花のひとつです。

久し振りにファインダーを覗いてみるも・・・・手が震える~!!(笑)

ロウバイ(蝋梅)は中国の原産で、日本へ渡来したのは17世紀初めの江戸時代ごろとか。

花の質感が蝋でコーティングしたようだから「蝋梅」という名前が付けられたと言われていますね。まさに蝋の塊って感じです。

 

梅の花も咲き始めてました。ひときわ目立ったのは「大盃」と花札に書かれた紅梅でした。

 

白梅も咲き始めて、枝にはメジロの姿も・・・・さすがに100ミリマクロのレンズでは少しトリミングしてもこの程度。見えますか?

恒例の「ウメジロー」については翌23日に改めて撮ってきたので、次回載せますね。

 

 

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