さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

武蔵丘陵森林公園の赤ソバの花

2015年10月29日 | 
さて、今回は、前々回の続きで、武蔵丘陵森林公園の赤ソバの花です。

メインはコキアを撮るつもりで行ったのですが、到着してみると・・・・・コキアの横には、赤ソバの花。

少し得したような気分です。

手前が、赤ソバの花で、その向こうはコキアです。



ソバの花と云えば、白色が定番だと思っていたのですが・・・・

赤ソバの事を調べて見ると・・・・・

1987年にヒマラヤの標高3800メートルのところから、赤い花の咲くそばを日本に持ち帰り、信州大学の故氏原暉男名誉教授がタカノ株式会社(宮田村)と共同で開発して真紅の花を作り、高嶺ルビーと名付けたのが最初で、その後、長期にわたり品種改良をかさね、2011年にさらに赤みを増した「高嶺ルビー2011」が誕生したそうです。



前回のコキアの記事の時、コメントで、tidoriさんから「赤ソバの蕎麦は?」のご質問に、色は普通の蕎麦と変わらないと答えたのですが、調べて見ると、「薄いピンク色」だとか。

ここで訂正しておきますね。

来年は、一度、この赤ソバも食してみたいものです。



この日は、マクロレンズを持ってなかったのですが、取り敢えず、こんな形をした花ですよ。



上からも撮ってみました。



この公園の道端には、いろんな花が咲いていますが、次の写真はヤクシソウ(薬師草)

なんだか、身体に良さそうな薬草のような名前ですが、キクの仲間だそうです。

名前の由来は諸説あって不明だとか。



そして、ノコンギク(野紺菊)(花札に書かれてました)

図鑑で調べると、ノコンギクは淡青紫色とのことですが、こんな白い色もあるんですね。



野草園の入り口近くには、ホトトギス(杜鵑草)の花が、まだ残ってました。

花の斑点が、ホトトギスの胸の模様に似てるから、この名前が付いたそうですね。



傍らで、小さな秋も見つけましたよ。



10月31日はハローウィン、公園の入り口を入ったところにも、こんな大きなカボチャのディスプレイが・・・・

もともとは宗教行事だったハローウィンも、日本版ハローウィンとして定着してきたようですね。



最後の写真は、イイギリ(飯桐)の実でしょうか。ヒヨドリの大好物です。




コキアや赤ソバを見た後は、林の中を抜けて、野草園まで行ってみましたが、この頃になると、さすがに歩き疲れたと同時に、お腹も・・・・

時間を見ると、まさにお昼時、そのまま中央レストランまで行って食事です。

簡単なメニューしかないですが、カツカレーとメンチカツカレーを頼みます。(ちなみにどちらも650円)

カツは、揚げたてでアツアツ。レトルト風をイメージしていただけに、ちょっとビックリ!!

季節のいい時は、お弁当がお勧めですけどね。
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ペンタブレットを新調

2015年10月27日 | 機材
今まで使っていたペンタブレットがついに壊れてしまった。

修理に出すほどの代物ではなかったので、この際買い替える事に・・・・・

選んだのは、ワコムのIntuos Pro small PTH-451です。

早速開封して、解説書の指示通りPCにセットして、ドライバーを自動インストールすることにしたのですが・・・・

最初は快適に、ダウンロードが自動的に始まって、「準備OK」の表示が出たのですが、肝心の本体は動作しません。

慌ててデバイスの状態を確認すると、すでにドライバーは組み込まれています。

仕方なくサポートセンターに確認すると・・・・・・「関連のソフトウェアーが自動インストールされなかったようなので、最新版のドライバーをHPからダウンロードして欲しい。」とのこと。

そこで、ワコムのHPから最新ドライバーを再インストール、結局、セット完了まで結構、時間を喰ってしまいました。

以前のものから、少しグレードアップしたので、まだ使い心地は分かりませんが、無線使用が出来るので、楽になりそうです。

(無線使用の電池の充電がUSB経由で、時間がかかるのが気になりますが…)



こんなペンタブレット、何に使うかって??

別にイラストや、アニメなどに使う訳ではなく、写真のレタッチに使う事が多いです。

慣れれば、マウスを使うより、便利な事もあるんですよ。

もちろん孫姫たちが来た時には、絵描きして、遊んでますけどね。(笑)

私にとっては、ボケ防止のための、大人の玩具なのかもしれません。



今回も、あまり彩りに欠けるので、おまけの鳥写真です。(在庫から)

M公園にしばらく滞在していたキビタキ達、まだ居るのか、散歩の途中覗いてみると・・・

鳥撮りさんたちが7~8人が待機してます。

しばらく様子を見てると、ミズキの実を食べてたキビタキ雌が、水飲み場まで降りてきました。



この日は、散歩用の手持ちのミラーレス。さすがに暗い林の中では無理があったようで、ブレ写真の連発。

何とか使える写真は数枚のみ。トホホ!状態です。

キビタキ雄も降りてきてくれましたが、こちらも惨敗。せめて一脚でも持ってくれば良かった。(反省)



キビタキのお嬢さん、シジュウカラに水浴びの順番待ち??



今頃は、このキビタキ達も、南に向かって旅立ってる頃でしょうか。
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武蔵丘陵森林公園のコキア

2015年10月24日 | イベント
10月19日(月)、武蔵丘陵森林公園のコキアが綺麗に色付いてることを聞いて、久しぶりに女房殿と出かけてみました。

お天気も快晴! まさに秋晴れ~!!

現地に着いたのは、午前10時頃、写真を撮るには少し遅い時間なのですが、開園時間が9時30分なので仕方ないですね。

目的の「運動広場」まで、中央口から歩いて20分くらい。

のんびり、森林浴をしながら歩きます。

林の中を抜けて、急に視野が広がると・・・・・・目の前には赤いこんもりした絨毯が広がります。



縦に撮ってみると、まさに赤い川が流れてるように見えます。



コキアは、ホウキギ・ホウキソウ(箒木・箒草)とも呼ばれ、南ヨーロッパが原産で、中国から伝わったものだそうです。



和名で、ホウキギと呼ばれるように、昔は、この茎を乾燥させて、ホウキにしたものだそうですが、定かではありません。

この実は、皆さんご存知の「畑のキャビア」と呼ばれる「とんぶり」なんですって・・・・・・

以前、「とんぶり」をよく食べてた時があったので、これを知ってビックリ!!



コキアの先には「赤ソバの花」も咲いてます。



近くから撮ってみると、まるで、モジャモジャ頭が並んでるようですね。



コキアが見渡せる場所には、こんなお立ち台がありました。

ここに座って写真を撮ると。綺麗なフレームの中で美男美女が・・・・・(笑)



来た時と反対側からの全景です。左奥のピンク色は赤ソバです。



こちらは、中ほどからの風景。





このコキアも、も少しすれば、もっと赤く染まってくるのでしょうね。

一緒に撮った赤ソバの花は、次回載せますね。
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寂しくなった沼

2015年10月20日 | 野鳥
久しぶりにI沼の近くを通りかかると、二人の鳥撮りさんが、カメラを構えていたので、新しいシギでも入ったのかと慌てて車を止めて・・・・

聞くと・・・・「先程までオジロトウネンがすぐ近くにいたが、今はかなり遠い所に移動した!」とのこと。

しからばと・・・・・デジスコを用意してオジロトウネンを探しますが、それらしき姿は、遥か先。(100メートルほどあるかもしれません)

そして、デジスコでかろうじて撮ったのが、この写真(トリミングしてます)



撮った時は、遠くて、はっきり分からなかったのですが、オジロトウネンではなく、長くて下に反った嘴の形状から、ハマシギのようです。

ヒメハマシギのようにも見えますが、嘴がそれより長そうですよね。

ハマシギも、この沼には毎年やってくるのですが、まだ1羽だけのようです。

早く、仲間も来てくれるといいのですが・・・



セイタカシギは、相変わらず居座ってるようで、沼のあちこちに点在していて、6~7羽ぐらいが残ってるようです。



他にめぼしいシギなどは見つからず、帰ろうとすると・・・・

潟の窪みにチドリの姿が・・・・・以前見かけたシロチドリでしょうか?コチドリの若にも似てますね。

胸の部分が見えないので、確定できないのですが、後頸の白い帯の状態からシロチドリとしておきますね。



西日が、眩しいのか、目を細めてる様子が、面白いです。



少しズームアップしてみると……自分では窪みに隠れたつもりのようですが、やはり、こちらが気になるようですね。



なんだか寂しくなってしまったI沼ですが、昨シーズンは、ツルシギやオグロシギ、エリマキシギなどで賑わったのに・・・・・

これから冬に向かって、たくさんの鳥が入ってきてくれることを期待したいですね。



ところで・・・・・・

前回ブログに載せた「アキノウナギツカミ」、皆さんから、よく似たミゾソバやママコノシリヌグイの情報を頂き、改めて調べてみました。

果たして、「アキノウナギツカミ」で良かったのかどうか・・・・・

葉っぱの状況などから、やっぱりアキノウナギツカミだと判断したのですが、紛らわしい植物ですね。

上手く説明されてるサイトを見つけましたので、参考にしていただければ幸いです。

そのサイトは・・・・・・・・・・・・・こちら
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エゾビタキ(蝦夷鶲)など

2015年10月17日 | 野鳥
9月末ごろから、渡りの途中で立ち寄るヒタキの仲間やオオルリなどの夏鳥で賑わいますが、MFのM公園やK公園でもたくさんの鳥撮りさんたちが集まってきます。

今回は、久しぶりに、K自然公園に出かけてみる事にします。

この時期のK公園は本当に久しぶりですが、そろそろアリスイなどが入ってるのではないかと下見を兼ねての散策です。

午前8時頃から、園内を歩き始めますが、アリスイどころか、シジュウカラの声も聞こえず、閑散としてます。

まだ下草が刈られておらず、散歩の人もまばらで、実に静かです。

園内の所々には、こんな小さな花があちこちに咲いてます。



もちろん、名前は分からないのですが、調べて見ると・・・・・アキノウナギツカミ(秋の鰻摑み)

何とも奇妙な名前ですが、タデ科の植物で、水辺や湿地などに映える1年草とか・・・・

名前の由来は、茎に棘があり、「ウナギでも掴めそう」という意味から付けられたそうです。

何処からそんな発想が出てくるのか、不思議ですね。



園内のめぼしいところを周ってみたものの、鳥らしい鳥も見つからず、最後に、キビタキなどが出てるという水辺付近へ行ってみます。

土・日には、たくさん鳥撮りさんたちで賑わったと聞いていたのですが、この日は平日で、5~6人。(時間が経つと増えましたが…)

前日まではオオルリの若も出ていたとのことで、早速スタンバイ。



しかし、この日は前日に比べて、キビタキ雄の出が悪いらしく、皆さん手持無沙汰です。

キビタキ雌は、枝の上で一度見かけただけで、オオルリに至っては姿形も見えません・

唯一、水辺に降りてきてくれたのが、エゾビタキ(蝦夷鶲)です。水鏡に後姿を映してうっとり?

残念ながら、正面の姿は見せてくれませんでしたが、好きな鳥の一つなので、モデルさんになってもらいました。

日本では、旅鳥として、春秋に見る事が出来ますが、秋の方が見る機会が多いようです。

カムチャッカや千島・サハリン・ウスリーなど、北の方面でで繁殖するので、「蝦夷」が付いたとされています。(「野鳥の名前」より)




真上の、樹の枝に現れたのは、キビタキ(黄鶲)のお嬢さん。樹の中には、数羽の雌が飛び回ってますが、結局、下には降りてきてくれませんでした。



1時間ほど待ってみたものの、結局、キビタキ雄はその後も現われず、やむなく撤収。

キビタキやオオルリは、今までたくさん撮ってるので、特に、珍しい鳥でもないのですが、何故か、目の前でその姿を見ると、ウキウキするのは私だけではなさそうですね。



エゾビタキとキビタキ雌だけでは寂しいので、おまけに、A公園で撮ったモズ(百舌鳥)のお嬢さんも載せておきますね。

まさに秋の風物詩のモズ、あちこちで、高鳴きが聞こえます。










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