さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

シマアジ探し

2020年09月30日 | 野鳥
沼にシマアジが長く滞在してるとのことで、何度か探してみたものの、空振りばかり。
そんなある日、9月14日、やっと2羽のシマアジらしき姿を発見。距離は7~80メートルくらいあるでしょうか?(大きくトリミング)
眉斑が特徴ですが、メスやエクリプスはコガモなどの群れに混じってると見つけるのが大変。(特に遠くにいる時は!)



小さな群れで固まってるのはオナガガモのようです。


左の2羽がシマアジです。


そしてアメリカウズラシギを見に行った16日には、3羽確認できました。     こちらも遠い!! オナガガモと一緒に!!


2羽並んで・・・・


ハシビロガモと一緒です。


駐車場に戻る途中、西側から再び探してみると、今度はコガモの集団に混じってました。後ろの方にいるのが分かりますか?


一番近くまで来てくれた時です。一番先頭にいる子。今までで一番わかりやすいかもしれません。



この沼には、毎年秋になるとシマアジがやって来るようになりましたが、メスが多く、いつも識別に苦労します。
その後、アメリカウズラシギやエリマキシギ・オオハシシギなどが渡来したため、いつの間にか忘れられた存在に・・・・・・今はどこに??


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高齢者運転講習受けて考える事

2020年09月28日 | 日記
今月の大きな出来事?   9月10日(木)、初めて「高齢者運転講習」を受けてきた。

高齢者運転講習の通知が来たのが6月末ごろで、ちょうど新型コロナ第1波が下火になってきたころ!
先に受けた友人から、通知が来たら早めに予約しないと、予約がなかなか取れないと聞いていたが・・・・・
届いた通知ハガキには、受講する自動車教習所と受講日時が明記されていて、「これは助かった!!」
受講予定日は9月初旬、新型コロナも少し下火になってきて安心していたが、7月に入ると新型コロナ第2波が始まる。
幸い9月になって新型コロナも高止まりではあるが、少し落ち着いてきた中、いよいよ受講日。

流石に教習所もコロナ対策は万全で、いたるところに消毒液が置かれ、待合室や受講室の窓も少し開けた状態で換気も万全。
受験者も6人で、密を避けてるようだ。
講習内容は、約30分程度のビデオを中心とした運転講習と視力検査・視野角検査・動体視力検査の測定検査、そして実技。
コロナ対策で、実技検査もだいぶ簡略化されていて、いたって簡単!! あっという間に終わった。

講習の中で、ちょっと嬉しいことが・・・・・
動体視力検査結果が、「30歳台!」と評価されたこと!!  まさか!!
教官曰く・・・・・「何かスポーツやってます??」・・・・・「特に??」
もしかしたら・・・・長年の野鳥写真のおかげ?
確かに、林の中などで野鳥動きを探りながら追いかけたり、飛ぶ鳥をファインダーに取り込んだり・・・・こんな日々の行動が?

結局、午前10時半から始まって、修了証明書などをもらうまで約2時間ほど。受講費用:5100円。
74歳までの高齢者講習では、不適正と判断されることはなさそうだが、75歳以上の講習では、認知症検査が加わり、不適正と判断されることがあるらしい。
年寄りの自覚を促すだけの講習にしては、なんだかむなしいような気がする1日だったが、これを機に考えさせられることもある。

何歳になったら、運転免許証を返上するか?
若いころに比べると、当然すべての運動機能や反射神経が衰えてきてるのが実感としてあるだけに、悩ましいことだ。
家人には、常に「傍に乗っていて、少しでも怖いと思ったらすぐに指摘して!」と言っている。 その時が免許証返上の時かと!!

ちなみに、歳とともに、活動力が鈍ってきてるのも現実だ。現に、車の年間走行距離にも如実に表れてきてる。
現役のころは、ゴルフに行く程度で、年間走行距離は約5000キロほど。(車の維持費など考えると贅沢な持ち物だった。)
退職して現役を退いて以降、一挙に年間12000~13000キロほどに増えた後、ここ数年は約7~8000キロまで落ちてきている。

医者に行っても・・・・・「これは加齢による・・・・・・」なんてことを言われることが多くなった。
歳はとりたくないが、確実に老化は進む! 何をするのも面倒になる! 
これからは、自分の限界を考えながら余生を楽しむしかないのか! 残念ながら、これが現実なのかもしれない。
そんな中、今、話題になっている1998年刊行の五木寛之作「大河の一滴」を読み始めてみた。
コロナ禍で再び話題の本になってるようだが、ありのままに生きることの大切さを改めて考えさせられる。

ちょっと鬱陶しい日記になってしまったので、おまけにヒマワリの写真でも・・・・・





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アメリカウズラシギ長逗留?

2020年09月26日 | 野鳥
前回の続き・・・・沼の周辺を散策して、再びアメリカウズラシギのところに戻って、しばらくすると、やっと動き出します。


しばらくあたりの様子を伺った後、少しずつ、ヨチヨチとこちらに向かってやってきます。近づいてきた姿をよく見ると、地味ですが綺麗な鳥です。



アメリカウズラシギ(アメリカ鶉鷸)
シベリヤ北部や北アメリカ北部で繁殖し、南アメリカ南部やオーストラリアで越冬する体長22~23センチほどの小さなシギの仲間です。
お馴染みのイソシギが全長20センチくらいですから、一回り大きいぐらいでしょうか。
日本には、まれに渡来する旅鳥ですが、シベリアとオーストラリアを行き来するグループが立ち寄るんでしょうね。
日本に立ち寄るのは秋の方が多く、幼鳥が多いようです。見た目はヒバリシギにも似てますが、大きさが違いますね。
ウズラシギとの違いは、前回も書いたように、胸の縦班と腹の白い部分の境がはっきりしてることです。
また、嘴の基部から中央付近にかけて黄色味が強い事が多く、ウズラシギは上嘴基部は暗色の事が多い。(ただし個体差あり)
嘴の長さも、ウズラシギより少し長いようですが、こればかりは比較してみないと分かりにくいですね。


近くまで来たアメリカウズラシギの正面顔を、少し大きくトリミングしてみました。


日本に来るのは秋が多く、幼鳥が多いとのことですが、幼鳥の特徴は、眉班が明確であるのと肩羽の羽縁が白いことから、幼鳥の可能性が高いですね。


背中の模様も綺麗です。


ウズラシギ仲間には、ウズラシギ・アメリカウズラシギ・ヒメウズラシギ・コシジロウズラシギがいます。(コシジロウズラシギは迷鳥?)
体形や羽の色がウズラに似てることから「ウズラシギ」とつけられたようですが、アメリカウズラシギは、アメリカ特産ではないようです。


このアメリカウズラシギ、9月24日時点では、まだ滞在していて、もう10日ほどいることになります。
いつまで居てくれるのでしょうか??

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初見のアメリカウズラシギ

2020年09月24日 | 野鳥
9月15日、いつもお邪魔してるブロガーさんのブログで、??なシギを拝見して、名前を調べてみたのですが、どうもはっきりしません。
翌16日、そのシギを自分の目で確認したくて、さっそく沼に出かけてみました。
その主は、まだ居てくれましたよ。  距離は遠くて50メートル近くあるでしょうか?(写真はすべてトリミング)
お眠りタイムらしくて、一向に動く気配がないため、横から見えるポイントを探して移動します。


横から見えるポイントは少し距離は近くなりますが、相変わらず遠い!!暫くすると、少し動き出してくれました。


横にいるのはイカルチドリか?? 大きさを比較してもそんなに大きくないシギのようです。


足は黄緑色で、嘴が少し下に曲がっていて、ウズラシギのように見えますが、どうも雰囲気が違うように感じます。


胸の縦班とお腹の白い部分の境がはっきりしているので、アメリカウズラシギのようです。(詳細は次回に載せます)もちろん初見の鳥です。
念のため、近くにいた人に確認してみると、やはりアメリカウズラシギらしいとのこと。この沼では初めての登場??


ここからでは、アメリカウズラシギの嘴の色まで確認できませんが、ウズラシギと違って、基部が黄色またはピンクです。(次回の写真で確認)


しばらく待ってみるも、周辺を動くだけで、一向に近くまで来る気配がありません。
その間、・・・・・・・突然やってきたチョウゲンボウが頭上を通過していきます。


アメリカウズラシギが動き出すまで、まだまだ時間がかかりそうなので、沼の東側をのんびり歩きながら散策してみます。
遠くにはクロハラアジサシの飛ぶ姿が確認できますが、なかなか近づいてくれそうにありません。


すると・・・・・目の前に突然セイタカシギがやってきました。 葦が高く生えてるところで、着地地点は見えません。


やっとやってきたセイタカシギ、例年、古代蓮が咲く8月初めにやって来るのに、一月以上遅れての渡来です。
これから徐々に数が増えてくると思われます。

沼の東側を散策した後、再びアメリカウズラシギのところに戻ると、間もなくして動き出しましたよ!! ・・・・・・・・続く!!


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夕暮れの空に飛ぶシラサギ!!

2020年09月22日 | 野鳥
9月11日、9日に引き続き夕刻の沼を訪れてみます。
特に目新しい鳥も見つからないので、夕刻になると近くの田んぼから帰ってくるサギを狙ってみます。
夕暮れの大空を飛ぶサギの姿も格別です。


飛行機の窓から風に?



華麗な舞!!



見下ろすように!


見上げるように!


遠くの雲間に飛ぶ姿も!



夕陽の逆光の中を!!


西の空も幻想的です!


高く飛ぶサギは、ほとんどがチュウサギかダイサギですが、夕刻の空に飛ぶサギ達が綺麗でした。



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