ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

ウイルソンの革命の続きクラッシュ98をしばらく使ってみた!

2021-04-12 10:05:40 | テニス

 

再加重したクラッシュ98をしばらく使ってみました。

重くして使ってみたのですが、やはりそれでもリベンジ

1.30は少しオーバースペックだったように感じました。

トータル性能などで考えれば1.25mmぐらいのポリが

ちょうど良かったのかもしれません。

 

クラッシュ98をしばらく使ってみて一番感じたのは

ボールを打った時の心地よさでした。

フレームがしなってボールをホールドする感じと打感の

マイルドさで、打っていると五感に訴えてくるというか

他のラケットと比べても快適さをダイレクトに感じました。

そしてそんなにスイングスピードを上げなくてもその

心地よさが得られるというのは特筆すべきメリットかなと。

ただスイングスピードを上げた時に思ったよりボールに

パワーが乗りづらいのはデメリットになってしまうかも

しれません。

 

更に今回張ったガットがボールの飛びの部分で少し

ハードだったせいもあり、余計にスイングと比例して

ボールの伸びが出てこないので意識してパワーが出る

ように少し頑張って打つ必要も。

でも逆にそれが心地良い感触と相まって、一生懸命

叩いて打つ感が強まってより楽しめた気もしました。

 

クラッシュ98は気持ち良く打てる代わりにその代償

として確実にパワーロスもしている部分はあるようで

いつものスイングでボールを打っても相手に案外

しっかりと返されるという現象が度々起こる事に。

でもそれも含めて、より熱くラリーが出来るので

練習用としてこれほど楽しく面白いラケットはない

のではとも感じました。

 

そういう意味で他にはない独自の魅力を感じた今回の

クラッシュ98は稀有なラケットでした。

試しにガットを張替えたりしながらこれからも使って

いこう、、、と思った矢先にトラブル発生。

原因は例の表面塗装のベルベットコーティングです。

気持ち良くラリーをしていた途中で何か違和感を感じ

ラケットを見てみると、、

 

 

いつの間にか付けていたオモリの一部が剥がれ

かけていました。

この日は雨が降っていたわけでもないのに。

非常に感触の良かったクラッシュ98だった

のですが、テープ等での補修が必須な一転して

手のかかるラケットと化してしまいました。