目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

図々しい友人

2018-12-28 | 日記

日が沈むと、途端に空気が冷え切って思わず身震いする寒さです。

こんにちは

今日はね、うちで我が家の朝食をご馳走してほしいという、強ってのお願いで

近所の友人ご夫妻と一緒に食事をしました。

クリスマスイブの日が彼女の誕生日なんです。

時々私が焼いたパンを持っていくのですが、

彼女はいつもそのパンを食べながらこういうのだそうです。

「おいしいわね、terraさんのパン、terraさんはこのパンをどんなおかずで食べているのかしら?

一度一緒に朝食を食べたいわ」


それを聞いて夫のmさんは

誕生日にはその願いを叶えてあげたいと思ったのです。

それで遠慮がちに私に朝食への招待を要望してきたのが先週のことでした。


なかなかタイミングが合わず結局今日がその日となりました。

この件に関しては色々と絡む話がありますので

今日はちょっとそのお話を。。。。

お暇があればお付き合いください。

今は遠くへ引っ越してしまった友人がこう言ったことがありました。

「あの奥さんて図々しいから俺嫌い。」

そのわけを聞いたところ

次のようなお話でした。

彼の友人が偶然mさんと同じ職場で仕事をしています。

職場には年に一度職場の慰安会のような催しに自慢の一品を持ち寄って

皆で食事をする機会があるのだそうです。

その時に友人のエスがカレーを作って持って言ったところ

後日彼女から電話が入り

「あのカレーとっても美味しかったわ、私ねーあのカレーをもう一度食べたいの、ぜひ私たちを招待して

あのカレーをご馳走してくれないかしら』と言ったらしいのです。

それを聞いたエスは

「え?ご馳走してほしい?僕あなたのこと苦手なんですけど」と思ったようです。

もちろんそれは口に出しませんでした。

大人の対応です。

するとそれを聞いた私の友人は

「図々しいよね、俺、そういう図々しい奴嫌い」となったらしいのです。

またある時友人はmさんと会って話をしていると、彼女がやってきて

「わ、あなたがエーチャンだ、私エーチャンのお米食べてみたいって思ってたの、今度招待して、

みんなが美味しいっていうから、」

と図々しく言ったのだそうです。




この話を聞くと、

わが国では自分の気持ちをストレートにぶつけると、

図々しいとジャッジされ、

嫌われる運命にあるのがみて取れますよね。




mさんから招待してほしいと聞いた時、その話を思い出しました。

でも、うちの朝食に興味があるというのでその言葉をストレートに受け取り、

お安い御用ですよと引き受けました。


よくよく聞いてみれば

彼女を思う気持ちから来ているわけで

図々しいというより微笑ましいじゃないですか。


というわけで、

本日十一時に二人でおしゃれをしてやって来ました。

それからご飯の後もおしゃべりが弾み

午後になって二人は満足して帰って行ったのです。

mちゃん誕生日おめでとうね。



よかったよかった。


素直な気持ちをまっすぐに出してしまう彼女だけど、


そういう性格の人なんだし

言葉と行動に違いのある人よりはかえって付き合いやすいんじゃないでしょうか。


食事の最後にコーヒーを進めると

コーヒーってことはなんかデザートがつくの?


というのです。

ほんと図々しいかもしれません。

デザートはないわよ、さっき蜂蜜のパンを食べたでしょ、それがデザートみたいなもんよ。

と答えると、

じゃ、さっき黒豆の甘いのがあるって言ってたからそれを持って来てって、

どこまで正直。


はい、わかりました。


なんでも言ってください。

あるものはある、ないものはないと、

こちらもはっきり物申しますので

どうぞこれからもご遠慮なく。

全く話題に欠かない楽しい友人の一人ですわ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする