十勝の活性化を考える会

     
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北海道はどういうところ?

2021-06-18 05:00:00 | 投稿

北海道の面積は日本の約22%、人口で約4%、GDPで3.5%(2018年度)である。北海道の基幹産業は農業と観光業のウェイトが他県よりも大きくなっているが、一人当たりの生産性を見ると全国平均よりも低い。

ただ、これには豊かな自然や四季の美しさを考慮していないので、何とも言えない。生産力が同じであれば、自然が一杯あった方が良く、ニセコなどにインバウンドがくる理由は、パウダースノーのスキーができ、雪をたたえた「羊蹄山」が見えるからだろう。羊蹄山は日本百名山の一つで、その姿が富士山に似ていることから別名“蝦夷富士”とも呼ばれている。

北海道経済は、コロナ禍でインバウンドが減って大変な状況であるが、いつまでもコロナ禍が収束しないわけではなく、東京五輪までには道民は 、本当の“おもてなしを準備すれば良いのである。 先日の東京五輪マラソンテスト大会をテレビで見ていて思ったが、北の都“札幌”は綺麗なまちで、道民は自粛要請どおり自宅で応援してワンチームにまとまっていたようである。外国人をおもてなしするためには、日本がひとつにならなければならないと思っている。

ところで、8月に開催予定の東京五輪であるが、開催するか否かは政府が決めることであり分からない。ただ、10月までに行われる予定の国政選挙は大切なので、是非とも一票を投じてもらいたい。五輪が開催されるかどうかは6月中には決まると思われるが、開催が決まれば平和の祭典に向けて、日本は一つになってほしい。 2年前、ワールドカップラグビーが日本で開かれたが、日本はワンチームになっていたような記憶がある。それが、外国人選手に対する“おもてなし”というものである。

北海道銀行の予想では、コロナ禍で2020年度のGDPがマイナス7.3%、2021年度もマイナス2.9%で、2年連続に厳しい見通しになっている。 新型コロナウイルスに詳しい知人の大学教授によれば、インド株やイギリス株の変異株があるが、アメリカやヨーロッパの感染拡大はすでにピークを越えて、あとはインドやブラジルなどのピークアウトだそうである。

ところで、テレビを見ていたら、イスラエルとパレスチナの戦争が映し出されていた。「人間同士が殺し合う戦争と新型コロナウイルスの戦争のどちらを取るか」とあえて言われれば、後者を取るだろう。戦争の映像を見ていて思ったのだが、人間は本当に愚かな動物である。

「十勝の活性化を考える会」会員T

 

注) 羊蹄山

羊蹄山は、北海道後志地方南部(胆振国北西部)にある、標高1,898m成層火山である。

支笏洞爺国立公園に属し、山頂は倶知安町喜茂別町京極町真狩村ニセコ町の境をなしている。ほぼ完全な円錐形であり、富士山によく似たその整った姿から、蝦夷富士とも称され、各地にある郷土富士の一つとなっている。

アイヌの人々はマッカリヌプリもしくはマチネシリ(雌山)と呼び、南東にある尻別岳 (1,107m) をピンネシリ(雄山)と呼んだ。なお尻別岳は後方羊蹄山に対して一部のファンの間では前方羊蹄山と呼ぶことがある。

(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)