やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

熊野古道その2 おいしいお酒の飲み方と、パワースポットめぐり

2018-05-07 10:17:46 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

2018年5月2日の夜22:30に車で東京を出発して、
強い風雨の大渋滞の東名高速道をノロノロ(時速20キロなどで)走り、
和歌山県新宮についたのは3日のお昼過ぎ

お天気は回復し、せこっちと倉ジイがわたしたちを
待っていてくれて、まずは
鰻屋さんに連れてってくれた。

すてきな雰囲気でしょう。老舗の。


何が素敵だったかって、
この人生を楽しみ味わっていらっしゃる豊かな心のジェントルマンが
いかにこの熊野を愛し、いいものにこだわりを持ち、
いいお店と馴染み深く、
惜しみなく、子供を含む私たちをおもてなしくださったこと。


ここから

わたしたちは、お二人に本当に甘え、
昼食・豪華な夕食、と丸二日間ごちそうになり、あちこち
案内してもらったの。入場料とか初穂料とか、乗船代とか
すべて出していただき、彼の別荘に泊めていただいた

今、わたしの使命は、
私が知った熊野の魅力を、微力ながらお伝えすること
外国のお友達には、写真を見てもらうだけでも楽しいかと…

これほど、ひとつの場所(紀伊半島)に、神の力を感じる場所って
歴史を感じる場所って、あるのだろうか。美しい深い山々と、海。川。それらが
近いからなのかな?そして囲まれているからなのかな。凝縮されているような。
鮮やかで、濃くて、深い。

一日目にまわったのは、熊野速玉大社、神倉神社、熊野那智大社、青岸渡寺。

熊野三山はもちろん、それ以外のパワースポットをたくさん
教えてもらった。
そもそも、パワースポットがブームとか言われるけど、
その場所では本当に「いい気の流れ」みたいなのを感じるから不思議。
そして、神社とはだいたいそういう選ばれた場所に建っているものらしいの。




熊野速玉大社で、御朱印帳を始めた。

素敵だったのは神倉神社。権現山の100mの断崖絶壁の上に建てられている。


この急な階段、この場所で毎年二月にお燈まつりというのが行われるらしいの。
2000人もの男たちが白装束でたいまつをもって、この石の狭い急な階段を
競って下るの。1400年もつづく伝統のお祭りってすごいよね。もちろん、
せこっちと倉じいも出てて、倉じいは階段から落ちて救急車で運ばれたこともあるって言ってた。
激しいよね。




大きな石、大木などはパワー感じる、ここもパワースポットのひとつ。
たしかに他とは違う空気が流れている。


熊野川河口、新宮の町と海を一望






まつりのとき、男たちはここでたいまつを持ち、
先頭を争って、たいまつを持ったままた激しく小突きあうそうなの。その日は女人禁制。





たいまつの男たちは走って下り、
女性たちは下の橋の向こう側で並んで待っている。
両脇にたくさんの女性たちが、男性たちを受け入れるのは、
男と女の営みの象徴のよう、なるほど、と思う。

つづいては、熊野三山のもうひとつ、那智大社と青岸渡寺への坂を歩く。



杉の大木と石畳で素晴らしい。







大木からもパワーをもらう。





そして、こうしたパワースポットで二人も楽しそう。















字を読んでいるわけでなはいの。


カタツムリを見つけたの。




杉の大木の胎内くぐり


胎内くぐりの前になんでも願いを書いていいよ、と言われ・・・


二人が書いたこと。


しかも二人とも。笑


こんなんでいいんだって大人たちは笑う。





黒飴ソフト










自然の中に残る建築物、伝統、そうした古代の人々の作り上げてきた
息吹を感じる。古代から蓄積されてきている何かがあるから、
スピリチュアル(パワー)なのかなあ。なんだろ、この清浄な空気。

ひととおり、案内していただき、せこっちの別荘へ。
山の中にあり、途中にはシカが道を横切ったりして
子供たちも喜んだ。


お二人は、おいしいお料理とお酒を用意してくれるんだけど、

まずはビールにはビールのおつまみから始まり、
その次はワインとワインに合う食べ物、
そして次に日本酒にあう食べ物・・・としっかり組み合わせ順のコースになっていた
それはとても大切なのだそう。
わたしも納得。そして、楽しい会話。
最高!

さざえやあわびもいただた。




くじらのベーコン、腸と唇。




せこっちの手品。笑




倉ジイは飲まれないので、倉ジイの運転で
お二人は帰って行かれた・・・・
明日は八時半に迎えに来るねって・・・

なんか、すごいじゃろ?
マネできない・・


こんな別荘ほしい、いいな~って、子供たちもぴょんぴょん跳ねていた。



翌日にはわたしが「ここ日本一好きかも」という場所に
出会った・・・